米国入国1日前のコロナ検査義務は、6月12日午前0時付(米国時間)で撤廃されることになった。
これは大きな進歩。
が、日本入国前72時間以内に受けないといけないコロナ検査は、まだ撤廃されておらず、今回は受けること自体が大変だった。
72時間前が土曜日だったので、結果がタイムリーに出ることを約束してくれ、なおかつ土日に検査をしてくれるを検査機関を見つけることが大変だったのだ。
火曜日に出発してはいけない、と学んだ。
土日は検査をしていないクリニックが多く、そこら中に仮設営してある検査テントで受ける検査はRapid Antigen Test(迅速抗原テスト)なので、日本入国のために必要な陰性証明を取ることができない(はず)。
頭の中は、NAATとかRT-PCRの違いはなんじゃろか、と混乱したり、検査後に陰性証明書を発行してくれるのか、そもそも土日に検査は受けられるのか、と電話、クリニックに直接行き尋ねる、を繰り返した。
が、ここはアメリカ。
受付の人の「大丈夫、明日には結果が出るから」は必ずしも信用できない。
行って尋ねるたびに違う答えが返ってくる。
結局検査を受けることができたのは、出発前日の月曜日。
それまではヤキモキハラハラした。
同じ頃長男がコロナ感染した。
5月下旬に国内出張のため、上司(日本から来た日本人)と飛行機に乗った。
この上司と最後に接触があったのが月曜日(上司は機内でマスクなし、長男マスクあり)。
出張から帰った4日後の木曜日、上司コロナ陽性判明。
最終的に陰性結果が出たのは、実に10日後の月曜日。
それまで彼はサキやMよさんと住む家の中で、隔離生活をした(サキとMよさんは現時点でも発症していない)。
その同じ月曜日、6月7日の朝9時に私はRT-PCR検査を受け、30分後に陰性結果が出る。
クリニックからの証明書だけで、日本の検疫はパスするかもしれないが、これ以上それを待つ時間もないので、Mountain Viewのこばやしクリニックにpdfで送ると、折返し日本政府の求める証明書が送られてきた。
それをMySOSにアップロードする。
バタバタとコロナ検査一色の1週間だったが、やっとこれで日本に入国できることになった。
サンフランシスコ空港は3月よりもずっと活気がある。
よし!やっと日本に行ける。
が、日本時間8日午前7時に食べた機内食のあと、動けなくなった。
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