日本行きに関しては暗雲が垂れ込んで来た。
ジャックさんは週6日どころか、週7日来てくださる時もある。
今週からマスターバスルームの解体が始まったのだが、23年前に建ったこの家は、使ってある材料も鋳鉄(Cast Iron)やセラミックが多く何もかもが重い。
バスタブとタブ周りのタイルだけで、重量は優に500キロ以上だったろう、ということ。
なので、バスタブも壊す必要もあり、解体作業には時間がかかった。
マスターバスルームは入って左側がバスタブ、正面に幅2㍍ちょっとの洗面台、右側がシャワー、そしてトイレがある。
大まかなリフォーム後のデザインは、バスタブはfreestanding tubと言われる、床に直接タブを置くスタイル。
洗面台は182㌢幅のもの、現在medicine cabinetと呼ばれる奥行きの浅い棚(写真右上の茶色いキャビネット)を取り払う、という計画。
私の計画ではサンクスギビングまでに、マスターバスルームの大まかなデザインと、バスタブなどが決まっているので、あとはもうジャックさんにお任せ、というものだった。
が、ジャックさんの職人気質はいい加減な作業を許さない(のだろう)。
丁寧な仕事には、タイルの置き方にも私の好みを反映させよう、とものすごく細かいチェックが含まれる。
これでは、あとは夫にお任せ〜と日本に行けそうにない。
しかも、マスターバスルームの解体が始まった月曜日、タイル屋さんに行って帰宅したら、なんとマスターベッドルームのプライバシーを保つための本格的な壁まで作ってあった。
工事の埃もかなり防いでくれるこの壁は、ジャックさんが全て正確に計測して作ってくださったらしい。
寝室は殆どの物を布でカバーしているが、それでも工事の埃は凄まじい。
だから、この細かい気遣いには本当に感激。
そこまでしてくださるジャックさんに、わたしゃ日本に行くで、あとはお願い〜なんて言えるはずもない。
赤い線がジャックさん手作りのプライバシーウォール
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