2021年11月18日木曜日

ジャックさんの仕事

日本行きに関しては暗雲が垂れ込んで来た。


ジャックさんは週6日どころか、週7日来てくださる時もある。

しかも、2週連続で柿を持って!


今週からマスターバスルームの解体が始まったのだが、23年前に建ったこの家は、使ってある材料も鋳鉄(Cast Iron)やセラミックが多く何もかもが重い。


解体前


ジャックさんはこのタブを家に持ち帰り裏庭でお風呂・・・と
思ったそうだが、重すぎて断念したということ


バスタブとタブ周りのタイルだけで、重量は優に500キロ以上だったろう、ということ。


なので、バスタブも壊す必要もあり、解体作業には時間がかかった。

マスターバスルームは入って左側がバスタブ、正面に幅2㍍ちょっとの洗面台、右側がシャワー、そしてトイレがある。


大まかなリフォーム後のデザインは、バスタブはfreestanding tubと言われる、床に直接タブを置くスタイル。


洗面台は182㌢幅のもの、現在medicine cabinetと呼ばれる奥行きの浅い棚(写真右上の茶色いキャビネット)を取り払う、という計画。



私の計画ではサンクスギビングまでに、マスターバスルームの大まかなデザインと、バスタブなどが決まっているので、あとはもうジャックさんにお任せ、というものだった。


が、ジャックさんの職人気質はいい加減な作業を許さない(のだろう)。


丁寧な仕事には、タイルの置き方にも私の好みを反映させよう、とものすごく細かいチェックが含まれる。


これでは、あとは夫にお任せ〜と日本に行けそうにない。


これは一階のバスルームの床タイル


しかも、マスターバスルームの解体が始まった月曜日、タイル屋さんに行って帰宅したら、なんとマスターベッドルームのプライバシーを保つための本格的な壁まで作ってあった。


工事の埃もかなり防いでくれるこの壁は、ジャックさんが全て正確に計測して作ってくださったらしい。


寝室は殆どの物を布でカバーしているが、それでも工事の埃は凄まじい。


ダイソンの空気清浄機は、8時からの工事で
30分後には空気が汚れていることを表す



だから、この細かい気遣いには本当に感激。



そこまでしてくださるジャックさんに、わたしゃ日本に行くで、あとはお願い〜なんて言えるはずもない。



赤い線がジャックさん手作りのプライバシーウォール


リフォーム中物置になっているマスターベッドルームから
見たプライバシーウォール



さすがジャックさん・・・



ドアにはロックまでついとる!

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