思い切って物を捨てないと片付かない。
古いiPhoneも捨てようかなと思ったが、もう2年ぐらいすればヒロのおもちゃになるか、と思ってとっておくことにした。
黄色いiPhoneホームボタンのシールも貼って準備万端。
ふと何が保存されているか見たくなった。
充電してファイルを次々と開けてみる。
2011年から数年の出来事がいっぱい詰まっている。
もう忘れていた息子たちの写真、日本からのメール、テキストメッセージ、などなど懐かしく見入ってしまった。
そこには父の名前ばかりが並んでいる。
スクロールしてもスクロールしても全てが父だ。
父の電話番号が表示される。
電話のマーク📞とともに。
スクリーンを穴があくほど見つめた。
胸の中の鼓動が聞こえる。
この番号をクリックしたらどうなるのだろう。
父はまず言うだろう。
『ちょっと待って。補聴器を調節する間、ちょっと待って。』
そして聞くだろう。
ひ孫はどうしているか。
それから言うだろう。
『あのxxx(次男の名前)が父親になるとはのう。』
もしかして私が日本に帰っていた頃なのだろうか。
断捨離すすんでいますね。思い出の家具を手放していくことは、思い切らないとなかなかできないことだと思います。わたしも、今では箪笥のこやしを保存するための家具は、中身を整理して手放していこうかと思います。スマホがあると、やはり想像以上にびっしりと、その時その時の思い出がたくさん詰まっていますね。思いだしては、その当時の思い出が蘇り、後悔もされるお気持ちすっごくわかります。わたしも、もし過去に戻れるものならば、具体的に何かしなくても、側にいるだけでも良かったのだろうと思います。MIKIMIEさんは、ご両親のために何度も何度も遠距離介護をされているのですから、ご立派だと思います。本当、親に旅立たれると、こんなにも寂しくなるとはわかりませんでした。涙~
返信削除ケイさん、
削除家具は半分ぐらいの量に減らしたいのですが、ダイニングテーブルがなくなったらまた新たに買いたくなりました。これは困りますね〜。でもリビングルームが空っぽだとなんだかつまらないですね。
身体がなかなか思うように動かなくなった時のために、お互いに少しずつ整理しましょうね〜。
そうなんですよね。具体的に何かしてあげなくてもいいんです。そばにいてあげるだけで親は嬉しいんですよね。
でも、それが毎日のこととなると難しい。今だから懐かしく思い出して後悔してしまうんですが、当時はもういっぱいっぱいでした。
母の方が人間的にはずっとずっと尊敬できる人だったのに、懐かしいという気持ちはは父に対する方が圧倒的に強いです。
親に対する気持ちって、あ〜あというため息と、切ないという気持ちがくっついてセットになっているんですね。
ケイさんも今は本当に寂しい気持ちでいっぱいですね。本当に親との別れは通らないといけないつらい道ですよね。