やはり今シリコンバレーでの求人はかなり増えたらしい。
サンフランシスコとサンノゼの中間にある会社で、再来週から働くことになった。
絶対にサンフランシスコでしか仕事したくない、と言い続けていた次男がなぜシリコンバレーに帰ってくるのか。
実はマリーがサンノゼでインターン(見習い)として仕事をすることになったのだ。
大学を卒業しても仕事の経験がないと、就職するのはなかなかむずかしい。
だから、大学在学中に生徒たちはインターンとして、自分の進みたい分野での仕事の経験を積んでおく。
以前は無給だったが、最近は景気が良くなったのでいくらか支払われることが多い。
マリーはデジタルマーケティングの会社に面接に行き、ものすごく気に入られた。
グラフィックデザインの分野で、化粧品のパッケージをデザインしたり、ウェブをデザインする。
マリーの得意分野だ。
Verbena Chocolatというチョコレートのパッケージは、去年マリーがデザインしたものだが、サンフランシスコのフェリービルのお店などで、売られている。
マリーがこれから勤めるのは小さな会社だが、だからこそいろんな経験が積めるし、仕事の内容はマリーがいずれしてみたいと思っていたものだ。
その上お給料までもらえる。
このチャンスを逃すのはあまりにも惜しい。
だから、サンノゼは遠いがこの仕事を受けることにした。
今のアパートはサンフランシスコのダウンタウンにある。
そこから通うのはあまりにも大変だ。
だから、マリーはサンノゼに引っ越す、つまり我が家から通うのが一番いいという結論になった。
となると、次男もサンノゼに帰るしかない。
コンドーの完成の11月までは、二人は我が家から職場に通う。
昨日は仕事を始めるまでのバケーションを楽しむ二人と、マリー母とでサンタナローとValley Fair というモールに行き楽しい時間を過ごした。