2015年3月25日水曜日

リフォームその後

京都の家のリフォームがほぼ終わり、今は仕上げの段階だ。



ジャッキアップ工事がすんで、家の傾きが直ったのはいいが、今度はふすまや窓ガラスを調整する必要があった。



1階にあるお風呂、洗面所、トイレはタイルをはがさないといけなかったので、全て新しい器具を入れ換えた。



お風呂は今までの風呂桶がホーローだったので、6つに割って運び出す必要があり、たっぷり一日かかったそうだ。



簡単に運び出せると思っていたのが、何しろ鉄を割るようなものでとんだ計算違いだったそうだ。



以前の古いお風呂は天井が高く出窓が大きくて、施工した工務店はオシャレと思ったのかもしれないが、中途半端なデザインで寒かった。

以前のお風呂


ユニットバスを入れてからは、暖かくて便利になったし白くて気持ちがいい。



アクセント壁にデニム柄を選んで良かった


ただ、少しでも節約するために古いタイルを残したので、その部分はやはり新しい洗面台やトイレと合わない。



それに大きな声では言えないが、建築士のIさんはあまりセンスが良くないのではないか。



Iさん提案のデザインはことごとく却下。



それでも深く考えずに頼んだものは、がっかりする出来上がりになってしまった。

タイルの両横は真っ白のクロスで、タイルが目立っていた


まず玄関を入って正面の壁にタイルを貼ることをIさんが姉に提案。



姉は深く考えずに貼ってもらったらしい。



ところがタイルと両横のクロスの白い壁という出来上がりに不満で、今日タイル横の壁のクロスを白から珪藻土色に張り替えてもらった。



それでもタイル自体この壁に必要なデザインなのか、とはなはだ疑問。

洗面所では古いタイルを残した

洗面所の木の棚だが、白いものにしてください、と姉は頼んだらしい。



ところがIさんは木目をいかすものにした方がいい、と主張して姉のリクエストを却下。



できあがりは安っぽい棚になってしまった。



これは今日Iさんに白く塗り直してもらうように頼んだ。



またタイルは以前のオレンジ色のものを残したので、上から塗装してもらえないか、と聞いてみたが無理だということ。



アメリカのテレビ番組でよく吹き付け塗装をしているのを見るが、日本では無理なのだろうか。



リビングルームの壁はクロスを張り替えてもらったのだが、天井との境部分が凹んでいる。



その部分に紐を埋め込んでもらったのだが、紐の華美さにびっくりして中止してもらった。



ところが、それ以外の方法となると横木しかないそうで、それは高くつくということ。



結局、最終的には華美な紐になってしまった。

天井と壁の境が凹んでいる

凹みに埋め込んだ紐は光沢があって目立つ

しかし妥協した


次は和室の工事だ。



ジャッキアップで和室の珪藻土がひび割れて、あちこち落ちてしまった。



これを新しく塗り替えないといけない。



つけたばかりの新しいエアコンもはずして、また付け直すという工事が必要だそうだ。


エアコンは縁側部分についている 

この雪見障子も貼り直してもらった(3万円)

珪藻土があちこち落ちてしまった


珪藻土の修理はいくらかかるか見積もりを待つことになった。



ふすまも新たに入れ直さないといけない。



また外壁を塗り直す必要がある。



足場を組むだけで30万円。



それでもかなり安くてしてくれるということで、塗装自体は54万円。



合計84万円。



今日はついでにこの前つけたお風呂の給湯器リモコンを直してもらった。



壁に水平についていなかったのだ。



だから、水平に直してもらったが、その修理だけで1時間以上かかる。



水平器で何度もチェックしてやっとまっすぐになった。



これはキッチンの横の壁で、一番よく目に入る位置にあったのだが、気になって仕方なかったものだ。


不思議なもので、水平じゃないとめまいがするんですね