2013年7月22日月曜日

ビアンコ・ロマノ

この前マツコから見積もりが出た時点で、ほぼ気持ちはホームセンターの方に傾いていた。なにしろキッチンの改装は高い。高いと言っても日本に比べれば安いそうだ。


そういえば、京都の父の家はNさんという人から買ったが、Nさんは家全体がフローリングなのが寒くていやなので、1階LDK、洗面所、そして廊下を全てコルク床にしたら300万円かかった、と言っていた。フローリングの上にコルクを張ったのだ。フローリングにしておいてくれたら良かったのに・・・

こちらで同じ工事をするといくらかかるか調べてみた。なんと工事費込みで3570㌦だ。これがベストのコルクを使った場合。一番ベーシックなのを使うと2000㌦。つまり高くても36万円ということになる。日本の10分の1か。

何もかもが日本では10倍の値段とは考えられないが、日本で改装をするのはかなり高いのかもしれない。勿論アメリカでも地域によってコストは違う。シリコンバレーは他の地域に比べると、お給料も多い分物価も高い。家の材料も高い。

とにかく決断するのが怖いので、何も進んで行かない。ただ一つだけ決めたことがある。カウンターの御影石はビアンコ・ロマノという石に決めた。御影石もものすごい種類の中から決めるのは至難の業だが、これだけは一つに絞ることができて良かった。



とはいえ、今度は実際の一枚板を見てどれにするか決めるのはもっとむずかしいだろう。天然石だから個々の石はこんなに違うのだ。







なんとまあ美しいではないか。頬ずりしたいぐらいだ。