2023年1月21日土曜日

老後はどこ?議論再燃 43 妄想老後生活 @ 京都神宮丸太町(御所東)

京都には、それはそれは由緒正しい和菓子屋さんがたくさんある。


一粒千円以上の梅干しだって、台座に置かれてショーケースの中で燦然と輝くのである。

知る人ぞ知る「おうすの里」の高級梅干し


祇園には老舗がたくさんあるが、私が行くことは、ない。


今日はThe City Bakery錦小路で午後遅くのカフェタイムにしよう、と実家に住む姉と四条河原町にある高島屋で待ち合わせた。


私が住むマンションは、御所まで徒歩5分、御所東と呼ばれる地域にあり、高島屋までは徒歩20分。


京阪神宮丸太町駅まで徒歩5分、地下鉄東西線京都市役所前駅まで8分、烏丸線丸太町駅までは徒歩14分である。


2LDK、55㎡、築23年の物件は2023年に4280万円で買った。


300万円値下げされたところです、と知り合いの不動産業者の方から連絡があり、内覧後決めたのだ。


LDKは13帖、5帖と6帖の寝室があり、南向き。


歩いて3分のところにはフレスコがあり、普段の買い物はここですませる。



さて、姉と待ち合わせた高島屋から錦小路に歩き、The City Bakeryの中庭で軽食とコーヒーを楽しむ。

The City Bakery錦小路の店内から裏庭にある「蔵」を見る


飲食のできる蔵から中庭を見たところ

中庭で軽食(寒かった!!)


お腹いっぱいになったところで、寺町京極まで歩き四条通の交差点を渡り、藤井大丸で買い物。

錦小路通り


藤井大丸地下の魚介類が新鮮で美味しいので、両親が生きていた頃はここのお寿司もよく買って帰ったものだ。


夕食用のお刺身を買ったあと高島屋で姉と別れ、祇園に向かう前ちょっと木屋町通りを散歩。


夜こんな道を一人でブラブラできる日本に住む幸せを感じながら、お腹をすかせて夕食とデザートを楽しむことができるよう、早足で歩く。

木屋町通りは狭くて、火災の際消防車が入れないのが問題

が、もっと狭いのは店と店の間の路地
両手を拡げれば両手で左右のお店が触れるほど
お店の人たちはこの路地を多用するようだ


三条通りまで歩いたあと、鴨川沿いを南に下がり祇園に向かう。

隅田川のような雄大な川ではないが、京都らしい川なのかも


南座の前の交差点で左折し、八坂神社方面に向かう。

南座


が、私が目指すのは鍵善良房の和菓子ではなく、大和大路通にある壹錢洋食(しらたき入りのお好み焼きが美味しい)のすぐそばにあるお店、丹波屋である。



ここのおはぎを父がよく買ってきてくれたものだが、私が好きなのはこれと桜餅。


おはぎは、昔祖母が作ってくれたものを思い出させる素朴な味。


お店の外には10人以上の人が辛抱強く待っている。



小さな店内で働くのは二人の女性だが、このお年で1秒も休む間もなく本当に働き者のおばあちゃんたちだなあ、といつも思っていた。


ふと気がついた。


今や私の方が年上なのね

20 件のコメント:

  1. お薄の里の梅干しが1個1000円ですか(^^;)梅干しはあまり好きではないのですが「つぶれ梅」は時々買います。京都もマンション高いですね...しかし不思議なのはマンションって価値あるのかな?
    土地付き一戸建ての方が価値があると個人的には思うのですが...
    日本の場合これからドンドン人口が減っていく訳で不動産価格も頭打ちどころか値下がり傾向にあると思います。住宅ローンの金利も上がり変えるのは「一握りの勝ち組」だけですよね...

    苦労して30年ローンとかでマンションを買ったとしても維持管理費や老朽化してメンテや取り壊しとなる場合に住民の合意がないと進められない等、不自由この上ないと思うのですがね...

    まぁ〜日本の場合、戸建もマンションも「負動産」である事は間違いないです。

    最近外国人に人気な旅行先は限界集落の「日本の田舎」みたいですよ!

    返信削除
    返信
    1. danmamaさん、
      おうすの里は、京都城陽市につぶれ梅として安く買うことができるお店があるんですよ。本当に美味しいです。壹錢洋食のお好み焼きも久しぶりに食べたい。

      実家は築32年で冬はめちゃくちゃ寒い!なので、姉にとっては住みにくいんですよ。北海道の家のように暖かくないので、京都だとマンションがいいかなあ、と思います。しかも一軒家は売るとしたら更地にして売らないといけない。姉ももう70歳で、もうその気力はないと思います。
      本当に今後負動産価格はどうなるのでしょうね。東京はまだまだ上がっているようですが。

      日本の田舎は外国人に人気があるんですか。そういえば、四国とか外国人が結構好きで、お遍路さんも人気だと聞いたことがあります。限界集落という言葉は初めて聞きました。おもしろいですね。外国人って畑作って自給自足で暮らすのが好きそうですよ。

      削除
    2. みきみぃさん、私、良い事考えたのです。京都の家を外国人向けのAirb &bにされてはいかがですか?そしてサンノゼのお宅では日本人の留学生や体験留学生を受け入れる(私が体験したい)そうすれば、みきみぃさんは日本語を話せるし、ある程度お金も稼げると思うのです。
      そして京都とサンノゼを行き来して暮らすって良くないですか?所謂これからは「滞在型旅行」が流行ってくると思うのです。その土地で暮らす様に旅をするって元気なシニアには理想なのではないでしょうか?私も、この家を生かすとしたらそうしたいかも...

      削除
    3. danmamaさん、
      色々なアイデアありがとうございます^^
      京都の家は元々ニュージーランド人が建てた家で、外国人の好きそうな家ですから、民泊にすることをよく考えたりしました。でも、姉が管理するには手に余る、という感じですよね。一人暮らしの70代女性には荷が重いかも?
      danmamaさんは色々な国から留学生を受け入れてらした、とブログで読んで、すごいな〜と感心していました。こちらで留学生とか住んでもらうのは、結構問題があるとよく耳にします。日本人で留学して来る子は、私の若い時も含めて責任感とかが、外国から日本に来る留学生よりも薄い子が多いのです。な〜んて文句ばかりで、何も試してみないガッツのない私です^^;
      はい、お互いに元気なシニアでいましょうね。まずは、danmamaさんのように、お料理をちゃんとして健康でいないとね。

      削除
    4. みきみぃさんへ。
      確かに一人暮らしのお姉さまだと心配がありますよね...本当はマッチングアプリでファミリーのみの受け入れとか有ると良いですよね。
      私は外務省の企画で発展途上国の優秀な学生を3泊4日の短期でという旨でボランティア登録しています。
      確か1泊あたり食事代として一人3000円を貰っていますが殆どあちこち連れ歩いて散財しています。お土産とか持ってくる子が殆どなのでこちらからもお持たせしますし「国際交流」として楽しんでいますから金銭目的ではないので全然OKなのです。
      これが長期となったらそうはいきませんが...

      タイの子を3回、インドの子(中国人)を1回受け入れましたが楽しかったです。今でもメールのやり取りをしています。確かに長期で預かるのは大変かも知れませんが...
      老夫婦二人暮らしには良い刺激になるし又やりたいです。
      別れの時なんて「涙、涙」でした。厳しい環境の国はなおさらでインドの子はアメリカンスクールに通う裕福な家庭の子で今はバンガロールの大学で環境を学んでいます。
      本人はサマースクールで北大に来たがっていましたがコロナ禍で来られませんでした。

      削除
    5. danmamaさん、
      外務省の企画ですと、試験もあり志のある学生で日本での生活への心構えが違うでしょうね。私が初めてアメリカに来た頃は、同じ英語学習プログラムで来た子たちが100人近くいました。その中で英語を学びたい、という気持ちで暮らしていた生徒はほんの一握り。大学や大学院で勉強しようと、志を持って留学して来た日本人は全く違ったでしょうね。
      同じようなプログラムでアメリカに来ても、今の世代の若者たちはもっともっと真剣に取り組むような気がします。とはいえ、今の日本では外国に留学したいという若者も減ったということですが。
      確かに短期留学の学生をボランティアとして預かるのは、達成感もありそうなプロジェクトですね。長期となるとなかなか厳しいものがありそうです。
      インド人と中国人の子供たちは、高校や大学のクラスでも真剣に日本語に取り組んでいました。若い子たちに接するのは本当に脳が活性化しますね。

      削除
  2. 来年定年退職する夫と共に、田舎にUターンするほぼ現実味を帯びてきた妄想老後生活を更新中の毎日ですが、一番のネックは住まいです。
    一戸建て、分譲マンション、賃貸、はたまたサ高住…。

    一戸建ては老体に管理がしんどい、でも自分がいなくなったら子供が処分すれば良い。土地も国庫返納と言う手がある。
    それに対してマンションは管理が簡単だけど、自分が生きているうちに売却転居は難しいし、死んだ後は子供に管理責任が引き継がれ、たとえ相続放棄したとしても、老朽化する一方の管理責任、管理費請求から子供は逃れられない。万が一、子供に引き継いで住んでもらえても、必ずやって来るであろう老朽化の大規模修繕や建て替えのリスクを背負わせるにはしのびない(泣)

    じゃ賃貸は、となると、そもそも60歳以上になると事故物件になるリスクから貸してくれなくなる。取り壊しのために転居を迫られても行くところがない…

    サ高住!?若くから入居すると、年上の老人に囲まれて鬱になる人が多いとか。
    私はいったいどこに住めば良いのでしょう…
    趙狭アパート30年の転勤族。妄想で終わるのは悲し過ぎる〜

    返信削除
    返信
    1. へろさん、
      来年リタイヤのご予定ですか。では、本当にカウントダウンが始まりましたね。
      一戸建て、賃貸、サ高住の比較、すごく興味深く読ませていただきました。
      詳しく説明いただいてありがとうございます!
      現在姉が住んでいる実家は、崖地にコンクリートの箱のような部屋があり、その上に家の半分が乗っかっているような形です。そこに2階部分も半分乗っかっていて、今後災害が多いと想定すると、果たしてこの家は持ちこたえるのだろうか、それよりも崖の下に家が落ちて人に被害を与えてしまうのではないか、などなど不安材料が結構あるんですよ。そして、姉は高齢になりつつあるので、私も気になっています。

      賃貸も難しいようですね。確かに孤独死を恐れる家主さんの気持ちもわかりますし。マンションもへろさんの詳しい説明で、う〜ん、大規模修繕や建て替えリスクか、と納得しました。

      サ高住も、いくつになったら入るか、ということですん。ごもっとも。60代70代はまだまだ若い。健康年齢で入居すると鬱になるというのもわかります。本当に現実的にどこに住むか、しかも私のように外国から日本に行き住居を見つけるとなると、もっともっと困難が多いでしょう。転勤を重ねられたのですね。お互いに満足できる終の棲家を探しましょうね〜

      削除
    2. 私が一番避けたいのは、今さら手に入れる不動産で、子供が苦労する事なのです。お金さえあれば更地にできて、土地も処分できる一戸建てとは違い、分譲は個人では更地にできず、住民の世代、経済状態、居住年数がまちまちなので、空き部屋が増えると管理費が痩せ細り、修繕も出来ない、エレベーターも止まる最悪な歯抜けゴーストマンションで売りたくても売れなくなります。立て替えるにも住民の4/5の賛成が必要で、立替が決まると、嫌でも追い出され、建て替え完了まで賃貸を探さなければいけないのです。今、日本中で問題になっている老朽化した、そしてするであろうマンション問題。築50年以内に必ずやって来るこの問題を離れて住む子供に相続させるわけにはいかず、踏み出せません。

      削除
    3. へろさん、
      聞けば聞くほど、マンションを買うのは躊躇しますね。子供に負動産を相続させるのだけは避けたいです。
      私も日本でマンションを買うことは考えていなかったのですが、では賃貸できるかと言えばそうもいかず、で結局日本では住めるところってない?と悲観したり。
      ということは、結局は高齢者用の見守りのあるマンションしかないのでしょうかね。でも、こういうところもやっぱり保証人は必要だし、そんな人もいないし、となると私が日本で住めるところってあるのかなあ、と思います。サ高住だと高齢者が住めるところとしての選択肢に入るのかもしれませんが、へろさんがおっしゃる通り60代で入居するのは早い。日本でのリタイヤが現実味を帯びているへろさんは、待ってられませんよね。私もそうです。最近何をしていても、老後はどこで暮らすのか、ということばかりが頭に浮かびます。

      削除
  3. 妄想生活京都編大好きです^0^
    御所東というところも便利なんですね。徒歩圏に高島屋があって鴨川沿いを散歩できるなんて素敵ですね。地下鉄・阪急・京阪と全てそろっていて商店街街もたくさんあってめちゃくちゃ便利!住んでみたいな。
    四条の丹波屋はいつも混んでますね。八坂神社へ行くときに通るんですが、甘醤油のいい匂いがするのでついつい足が止まります。みたらし団子みたいに串にささったおもちが大好きなんです。私の地元駅前にも丹波屋があるんですが、四条の丹波屋のほうがぜーったいに美味しい!!雰囲気もあるのかな?
    来週日本へ発つんですよ。今回も老母の世話と実家の片付けで終わるだろうけど、母がデイサービスへ行ってるあいだに京都まで足を伸ばすつもりです。2月の京都は寒いでしょうかね。でも楽しみです:D

    返信削除
    返信
    1. akikoさん、
      京都編を楽しんでくださってありがとうございます!大阪の本町で3ヶ月働いたことがあるのですが、大阪は全然わからないんですよ。京都は小さい街ですが、学生の街なので色々と住みやすいところは多いと思います。
      御所東というのはあまり聞かないのですが、御所東小学校があるので、一応地域としては御所東という呼び方なんですね。
      丹波屋ご存知でしたか〜。高級なお菓子でもなく、本当に昔からあったお祭りの時に食べる団子、という感じで懐かしい味です。みたらし団子はあの香りにそそられますね。
      来週から日本ですか。寒い季節にお母さまのお世話は大変ですね。うちも父はデイサービスに通っていたのですが、肺炎にかかり入院したことで認知症が進行し、自宅での生活が無理になりました。実家の片付けでは、車で10回以上ごみ焼却施設に不用品を持って行き、それでも全然片付かず最終的には15万円払って業者に来てもらいました。1000ドルちょっとと思うと、アメリカでは考えられないサービスです。
      2月の京都はもう長い間行ってませんが、寒いですよ〜☃風邪に気をつけて楽しんで来てくださいね。

      削除
  4. 皆さん、老後はどこ問題は深刻ですよね...寿命(健康寿命を含めて)いつまで自立して暮らせるかがネックですよね...日本の田舎の限界集落で暮らす一人暮らしの老人が海外からの一人旅の女の子を受け入れて、その後一緒に暮らしているというドキュメントを見た事があります。
    家族の形もそれぞれだなぁ〜と思ったものです。

    「へろさん」のコメントを見て転勤族が腰を落ち着ける場所はやっぱり故郷なのかな?と思いました。地方だとすれば「市営住宅」の選択肢も有りと思います。民間より安い賃貸料で借りられます。生活費も都会よりは安いですし...とにかく日本はこれから重税が課せられてくるのは間違いなしです。物を持つリスク回避が一番間違いないかも知れません。
    田舎は楽しみがないけど時々「旅行」に行って気晴らしすると良いです。

    返信削除
    返信
    1. danmamaさん、
      健康寿命が75歳なんて聞くと、本当に焦ります。いつまでも自立して暮らしたいけど、自分の食生活を考えると、いつまでも健康ではいられないかも。
      限界集落で暮らす老人と、海外からの女の子との生活って不思議ですね。でもありうるなあ、とも思います。結局普通というのは誰の基準なのか、誰が決めたのか、普通じゃないとダメなのか、ということですよね。外国人はそういうことにこだわらないような気がします。

      今後重税が課せられて、若者たちは働くのもイヤになり、日本の将来のことを考える政治家も出てこず、なんて悲観してしまいますね。そういえば、姉が昨日生協でぶりのアラを買ったら、前回380円だったのが680円になっていたとのこと。田舎でも海のそばで新鮮な魚がただのような値段で手に入るところ、まだ日本にはありそう。

      削除
  5. そうそう、みきみぃさん京都の観光シーズンには日本に帰りお姉さまと二人でAirB &Bをなさってオフシーズンはサンノゼで日本からのシニア層の短期留学を受け入れるってどうですか?
    私が第1号に手を挙げます!!

    返信削除
    返信
    1. danmamaさん、
      Airbnbって私も規制が始まる前は、東京でよく使いました。でも、夏は暑く冬は寒い京都の実家を宿泊所にするには、水道光熱費が高すぎますから、採算取れないでしょうね。
      シニア層の短期留学ですか。私は料理が嫌いだから、danmamaさんお料理担当してください^^

      削除
    2. OK! スーツケースに食材いっぱい詰めて行きます!(^-^)空港の送り迎えだけしてくだされば
      日常生活だけで十分!(スーパーとかに出かけるだけ)

      削除
    3. danmamaさん、
      ハハハ、こちらではスーパーにも車ナシでは行けませんよ〜^^

      削除
    4. みきみぃさん、京都が大雪で大変な事になっています(^^;)お姉様、大丈夫でしょうか?
      心配ですね...こちら日中でもマイナス二桁で「冬眠モード」です。

      削除
    5. danmamaさん、
      お気遣いありがとうございます。日本全国大変な寒さのようですね。
      京都では明け方マイナス4度だったようです。
      今朝起きた時10㌢の積雪、玄関のレールに溜まった雪が凍って扉が開かなかったとか。
      そちらは勿論そんなもんじゃない、ですね。マイナス16度は想像できない寒さです☃
      春になるまでゆっくりしてください^^

      削除