2013年11月22日金曜日

レインコート

日本に行く前の忙しい日。7時半に出勤する長男にしばしの別れを告げる。長男は今日から友人の家に行くそうで、日曜日の夜帰宅するのですれ違いになる。その後12月2日からニューメキシコに出張だそうで、帰って来るのは12月11日。

まずB型肝炎の3回目の予防接種をしに行く。お医者さんのオフィスは家から34㌔の所にある。ついでにLipid Testという血液検査もしてもらうことにする。これは1年に1度のコレステロール値などの検査だ。

が、その前にロスガトスの農家に寄ってフルーツを買うことにする。飛行機の中に持ち込み食べるためのものだ。今朝は柿があった。大3個で1㌦、中が4個で1㌦、小が8個で1㌦。今朝は9時なのにもう大サイズは売り切れ。

10年以上この農家にフルーツを買いに通っている
中サイズを買って車に乗ろうとすると鹿が何頭か歩いているのが見える。最後尾を歩いていた鹿は大きな角がある。奈良の春日大社で10月中旬に鹿の角切り行事があった、とテレビで見たなあと思い出す。野生の鹿には角切りは必要ないのだろうか。

ロスガトスの農家は広大な敷地
大きな鹿が5、6頭

医者のオフィスでは予防接種と血液検査のはしご。まずは主治医のオフィス、そしてその後ラボに行く。全てはコンピューターで管理されているから、身分証明書を見せればどんな検査が必要か引き出してもらえる。
待合室

しかし、今朝は先週買った白いセーターを初めて着たのだが、間違いだったか。予防接種と血液検査のはしごなんて。

病院廊下
 そして、日本スーパー。いつも日本に発つ前は数日分の夕食を作って行く。だが、今回は2週間で帰ると思うので気が楽だ。お寿司を買って今晩の夕食にすることにした。究極の手抜きである。

検査のために朝食抜きだったので、ピーツに寄ってチョコレートとチェリーの入ったバナナブレッドを食べる。そうだった、このバナナブレッドを姉に買って帰ってあげたい。土曜日にはこれとベーグルを買いに行かないと。

大きなピーツだが
いつも大繁盛
その後スタンフォードに行ってセーターを返品し、なじみの店員さんシオンと話す。シオンはエチオピア系アメリカ人だそうで、日本人との共通点がかなりあることを知る。

アメリカ人は子供が18歳になったら家を出て自分で生活しなさい、という家庭が多い。その代わり子供は年老いた親を老人ホームに入れてその後は知らん顔が普通。だが、エチオピア人は違うというような話。老人ホームに通って親をずっと見るということだった。そういえば、以前よく話していた中国人の友人も同じことを言っていた。彼女も老人ホームにいる母親の元によく通っていた。

とにもかくにも、日曜日にこちらを出る準備は着々と進んでいる。日本はこれから雨や雪が降る季節。アプのお散歩にレインコートは必要なんだろうか。明日ペットショップに行ってみようか。ペットだって冬は寒いんだろうか。雨の中を散歩するのはつらいんだろうか。それとも洋服を着るのなんて、ペットにとっては迷惑以外のなにものでもないのか。

迷惑みたいですね