車で15分のところにあるペンキ屋さんに行く。数百種類の色サンプルが置いてある。好きな色を見つけたら、その場で色分析をして数種類のペンキを混ぜて作ってくれる。
ブルーでもグレーがかったのはどれですか、と店員さんに頼んでお薦めの色のサンプルを出してもらい買って帰る。このサンプルは1クウォート(946cc)で5㌦。壁に塗ってみる。青い!思い描いていた色と違う。
お店に戻る。もっとグレーがかったのがいいんですけど、とまたサンプルを買って来る。塗る。まだブルーがキツい。
お店に戻る。赤ちゃんの部屋みたいなんですけど。今度はブルーが少し入ったグレーをください。塗る。ま、こんなもんか。
ということで4往復。サンプルを4缶買った。結局は左下のブルーがかったグレーに落ち着いた。
お店に戻る。やっと決まりました、と今度はサンプルではなく1ガロン缶を2つ買う。レジで打ち出された金額は1缶につき38㌦。え?1ガロンは4クウォートだから、サンプル4缶分。つまり5㌦x4缶=20㌦か、それよりも安くなるのでは?
でももう色を混ぜて作ってもらったあとなので文句は言えない。サンプルというのはお店の好意で安く分けてくれるものなので安いのだそうだ。仕方ない。
3日間嬉々として塗る。念願のブルーグレーの部屋の完成間近。でも寝室は天井が高いので背が足りない。
それに一旦ローラーにペンキをつけたら捨てるしかない、もったいないから時間がある時に一気に終えよう、と考える。もうすぐ日本に行くことだし、帰ってからの方が落ち着いてできるかもしれない。
と思っているうちに半年が過ぎた。う〜ん。
実はこの色 気に入らないんです |