2020年4月11日土曜日

ロックダウンで変わったもの

ベイエリアがロックダウンされて3週間半になる。時々カフェに行きたくなるが、それでもそんなに不便を感じない。そもそも日本のように、ちょっと電車に乗れば神社仏閣や美術館やおいしいレストランがある、という地域ではない。

これは12月に訪れた上賀茂神社
こうしてバス、電車で簡単に楽しめる観光地がこの辺りにはあまりない
(サンフランシスコは別として)

外出はあまりしないが、毎日歩きに行くようにはしている。スーパーには時々行くが、友人たちに比べると私にはコロナに対する危機感があまりない。

サンノゼにある日本食品スーパー、マルカイの行列(2メートル間隔で並ぶ)
他にもミツワ、ニジヤとあるがどこも朝一番から行列ができる

一度コロナに感染したのだから抗体もできているし、などとついつい思ってしまう。今は抗体検査を受けて、プラズマ(血しょう)のドナーになるのもいいなと思っている。

米国立アレルギー・感染症研究所所長、ドクター・ファウチによると自分に抗体があるかどうかを検査し、確認できれば今後感染源にならないという免疫獲得証明書(Immunity Card)を携行することを政府が検討しているということだ。抗体のある人は職場にも復帰できる。こういう人が増えればロックダウンも少しずつ解除できる。(免疫がどのくらいの期間持続するかはまだわかっていない。)

私の症状の主なものは今まで経験したことのないようなひどい咳(空咳から始まった)、倦怠感、かすかな頭痛、嗅覚を無くしたこと(すっぱさや苦味などはわかったので、味覚は失っていないかもしれない)。症状が出始めたのは2月。熱がなかったせいか食欲はずっとあった。

とにかく世界は全く変わってしまった。失業者も増え、私の夫もリストラされる可能性が高くなってきた。無事マンションも売れたことだし、経済が盛り返すまでは必要なもの以外は買い控えしよう、という気持ちになっている。

ダウ株価暴落中に契約終了、
バイヤーが株価うなぎ上りの製薬会社の社員だったことが幸いした

ロックダウンはこうして、辛い状況を引き起こしているわけでもなく、私たちは普段とあまり変わらなく淡々と生活している。

激変したのはエンゲル係数と体重

2 件のコメント:

  1. 無事コンドが売れてよかったですね。
    その後体調はいかがですか?
    一枚目の写真は日本だったのですね。やはり風景の色がきれい。
    自然と季節を楽しむのは古来からの習慣だったのかもしれません。
    私も無駄使いをやめようと心がけていますが、ついあれこれポチっと買ってます。
    元気でいれば何でもできる!(これはテセウスの船というドラマのセリフです。)

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    1. ありがとうございます!
      体調はいいのですが、なんだか疲れやすいのは年齢のせいなのか、コロナ後遺症なのか。
      コンドはかなり値切られましたから、希望価格よりはかなり安く売れましたが、毎月大赤字で大変でしたので、売れてホッとしました。
      赤の鳥居は日本だからきれいに見えるような気がします。アメリカに置いても見栄えしないかも。
      家にいるとポチッが危険ですよね〜。
      そうです、元気でいればなんでもできる!本当にお互いに健康でいましょうね。

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