2013年3月3日日曜日

ペンキ塗り

寝室の壁は今までベージュだった。14年前この家に引っ越した時塗った色だが、スモーキーブルーグレーというか、グレーがかかったブルーに塗り替えたいとずっと思っていた。よし、始めよう。

車で15分のところにあるペンキ屋さんに行く。数百種類の色サンプルが置いてある。好きな色を見つけたら、その場で色分析をして数種類のペンキを混ぜて作ってくれる。


ブルーでもグレーがかったのはどれですか、と店員さんに頼んでお薦めの色のサンプルを出してもらい買って帰る。このサンプルは1クウォート(946cc)で5㌦。壁に塗ってみる。青い!思い描いていた色と違う。

お店に戻る。もっとグレーがかったのがいいんですけど、とまたサンプルを買って来る。塗る。まだブルーがキツい。


お店に戻る。まだブルーが濃いので、もう少しグレーが勝っている色ありませんか、と新しいのを出してもらう。塗る。赤ちゃんの保育室の色だ。

お店に戻る。赤ちゃんの部屋みたいなんですけど。今度はブルーが少し入ったグレーをください。塗る。ま、こんなもんか。

ということで4往復。サンプルを4缶買った。結局は左下のブルーがかったグレーに落ち着いた。

お店に戻る。やっと決まりました、と今度はサンプルではなく1ガロン缶を2つ買う。レジで打ち出された金額は1缶につき38㌦。え?1ガロンは4クウォートだから、サンプル4缶分。つまり5㌦x4缶=20㌦か、それよりも安くなるのでは?


しかし38㌦。大きな缶にサンプル8缶分、つまり倍額払ったわけだ。普通お徳用と言って、大きいものは小さいものより割安になりません?

でももう色を混ぜて作ってもらったあとなので文句は言えない。サンプルというのはお店の好意で安く分けてくれるものなので安いのだそうだ。仕方ない。

3日間嬉々として塗る。念願のブルーグレーの部屋の完成間近。でも寝室は天井が高いので背が足りない。



ステップを買って来る。それでも少し低い。梯子を持って来たがちょっと怖い。梯子の上でふらついて足を踏み外し、窓を破って裏庭まで落下する自分の姿を思い浮かべてしまう。

それに一旦ローラーにペンキをつけたら捨てるしかない、もったいないから時間がある時に一気に終えよう、と考える。もうすぐ日本に行くことだし、帰ってからの方が落ち着いてできるかもしれない。

と思っているうちに半年が過ぎた。う〜ん。

実はこの色
気に入らないんです