そろそろサンノゼに帰る日が近づいて来た。
マリーが4日前、ラスベガスでのバケーション後帰宅した時のフライトは、5時間遅延した。
さてさて、私が帰る日はどんな様子なんだろうか。
コロラドにいる間、孫ズは私の部屋の私のベッド脇に薄いマットレスを敷いて寝る。
モールに行く途中見える山々も冠雪した
毎晩私は、そのマットレスで孫ズ二人に囲まれ、24ページのクラシック物語を両横にいる彼らに読む。
三銃士、トム・ソーヤーの冒険、ガリバー旅行記、などなど。
その後、灯りを消して彼らは眠りにつく。
二人とも私の腕に自分の手を絡ませて、黙って聞いている。
思い出した。
この光景は昔あった。
二人の男の子たちが私の両脇で黙って物語を聴いている。
私は毎晩彼らに、「今晩読みたい本を選びなさい」と二人に1冊ずつ選ばせる。
その2冊が長い長い物語だと、心の中でため息をついたものだ。
が、それが短いものだとあっという間に終わる。
子どもたちはなんとなく腑に落ちないような表情だが、大人しく寝る。
あの毎晩の「オハナシ」の日々はいつ終わったのだろう。
突然終わった「日」があったはずだ。
その日はなんとも言えず、嬉しいような寂しいような気持ちになったに違いない。
子供たちが、大人になり始めた日だったのだろうと思う。
孫ズも、8歳の方はそろそろ一人で寝ると言い始めそうな様子。
昨夜も、自分の部屋で寝るか、私のベッドの隣に敷いているマットレスで寝るか逡巡していた。
うるさい孫ズでも、「もう本は読んでくれなくてもいい」と言い、私の部屋で寝なくなったら?
私は空の巣症候群を味わうのだろうか。
「一人で寝るね」と君が言ったから、
11月1日は空ダ記念日とか?(古ッ‼️)

