でも認知症の域にはまだ入っていないらしい。
実際に私が気がついたのは2010年2月だった。
私が日本に母の介護のために帰国していた時、父の探し物の頻度が異常だと気がついた。
コンスタントに探し物をしている。
以前からいつもどこに置いたかなあ、と何かを探していたが、この時は尋常ではない頻度だと気がついた。
東京音頭を歌いながら踊る2016年1月の父 最期まで会話はできた 意味の通じないことを一人話すこともあったが |
姉は特に何も気がつかなかったということだったが、やはり数ヶ月ぶりに父に会った私にはわかった。
その後初めて物忘れ外来に行ったのが3ヶ月後の5月。
アルツハイマーが始まっていた。
悲壮な気分になった。
母が要介護5で24時間のケアが必要なのに、どうやって認知症の父を介護するのか。
などと思い出しながら写真の整理をしている。
ところが2ヶ月前の11月に日本の実家で写したこの写真は一体何の意味があるのかわからない。
私の部屋で撮った写真なのだが、何なのだろう。
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