2015年1月26日月曜日

ジャッキアップ工事が始まる

あっという間に1ヶ月が過ぎて、今朝日本から帰国した。



今回の日本の状況をまとめてみる。



父は総合的には穏やかで、14日の森先生の診察でもしっかり先生の質問に受け答えができた。



11月に比べると雲泥の差だ。



11月は痩せ細り、声も余り出なかった。



父の身長は163㌢(多分今は縮んでいる)だが、体重は48㌔台から一気に減り、11月は41㌔まで落ちた。



現在は43㌔を少し超えている。

声を出して新聞を読む父

わいわい広場では終始穏やか
まさかの好々爺風

それでも、ちょっとしたきっかけで混乱が起きる。



昨日は久しぶりにホームから逃げ出そうとしたらしい。



一時は寝たきりだったのが、今は夜中に起きて一人でトイレに行こうとして転倒する。



それを防ぐために歩行器を購入したが、父は歩行の補助をするものとして認識できない。



使うには理学療法士やスタッフの補助が必要だ。

この右側にある歩行器を購入した
レンタルしたかったのだが、
ホームにいる場合レンタルは介護保険がきかない



家ではジャッキアップ工事が始まった。



家の裏半分が10㌢沈下していて、この状態で住むと健康にも影響があるらしい。



ジャッキアップ工事は280万円。



工事によってお風呂、トイレ、洗面所などの壁に影響が出るので、壁のタイルをはつり全て新しくリフォームすることが必要になった。



リフォームの見積もりは忘れてしまったが、これは大工さんが格安で請け負ってくれる。



確か200万円はかからないはず。

家の両側と裏に足場を組んだ
これはこの前修理してもらった地下室外部

車のタイヤ交換の時使うジャッキのような物を使う
一旦家が浮上すると、鉄板で補強しコンクリートで固める


工事は水曜日に始まり、金曜日にはこの状態
沈下部分が上がり、つかが浮いている状態だ

お風呂の壁に隙間ができた状態

お風呂の外壁
かなりの修理が必要

この古いお風呂を解体し、新しいユニットバスを入れる

INUXの展示場に行ってデザインを決める
この左壁にあるデニムという色のアクセント壁をつける

洗面台は濃い木の色のドア

トイレットペーパーホルダーさえ決めないといけない

決まった壁、風呂桶、タイルなどの模型を合わせて見てみる

この写真のような高いトイレはかっこいい
でも、一番安いスタンダードにした



その他にも全ての工事を統括して監督してくれている建築士への日当、ジャッキアップ工事の影響で壁を新たに作りクロスを貼る費用、ドアや窓の調節の費用などはまだわからない。



なにしろ壁や床を開けてみないと、何が必要なのかわからないのだ。



全ての工事が終わるのは1ヶ月後ぐらいだ。



その間お風呂が使えない。



トイレは2階のは使えるが、1階は修理する間使えない。



姉は毎日ジムに行きお風呂に入る。



お正月過ぎぐらいに工事が始まるかもしれない、と予定していたのだが、結局帰国寸前までずれ込んでしまった。



父のことも工事のこともアプのことも、京都に心を残しながら新幹線で東京に移動し、成田から帰って来た。

京都駅では置屋のおかみさん、芸妓さん、舞妓さんが新幹線のホームに上がっていた
何故か舞妓さんとエスカレーターは合わない