11月に何も食べられなくなり、痩せ細ってもう死が目前に迫っているように見えた父。ラストチャンスと言われていたのに、また死の淵から帰還して来たようだ。2015年の元旦を元気に迎えることができた。
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毎晩お饅頭を食べる父 |
それでも初めて自宅でお正月を過ごすことができなかった。だからホームでのお正月イベントに姉と一緒に参加した。父はおせち料理を完食。白みそ仕立てのお雑煮も食べることができた。なんとビールまで1口飲んで幸せそうだ。
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父のおせち |
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姉と私のおせち(1000円) |
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白みそ仕立てのお雑煮は柚子が入っていておいしい |
年賀状を見て古い友人たちを思い出すこともできた。アルツハイマーの症状は徐々に進行しているが、それでも会話ができるし、思い出話もまだまだできる。明日は年賀状の返事を父と一緒に作るつもりだ。もしかしたら父も一言何かを書くこともできるかもしれない。1年前の父の状態から考えると、アルツハイマーは思ったほど進行していない。それに今年の方が父はずっと穏やかだ。
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年賀状を見る父 |
午後からは雪が降りとても寒い元旦になったが、とにもかくにも静かなお正月だった。来年の今日はどんな日になるのだろう。やはり何も予想がつかない。
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10㌢以上積もった雪 |
いや、一つだけは予想できる。
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今年もアホなアプに癒されること |