ラストチャンスと言われていたのに、また死の淵から帰還して来たようだ。
それでも初めて自宅でお正月を過ごすことができなかった。
だからホームでのお正月イベントに姉と一緒に参加した。
父はおせち料理を完食。
白みそ仕立てのお雑煮も食べることができた。
年賀状を見て古い友人たちを思い出すこともできた。
アルツハイマーの症状は徐々に進行しているが、それでも会話ができるし、思い出話もまだまだできる。
明日は年賀状の返事を父と一緒に作るつもりだ。
もしかしたら父も一言何かを書くこともできるかもしれない。
1年前の父の状態から考えると、アルツハイマーは思ったほど進行していない。
午後からは雪が降りとても寒い元旦になったが、とにもかくにも静かなお正月だった。
来年の今日はどんな日になるのだろう。