2013年2月19日火曜日

シリコンバレーについて

今日のお天気は曇り。



温度も下がって最高気温が12℃。



湿度が低いので体感温度は日本ほど低くないが、それでも出かけるのに躊躇してしまう。



今朝の新聞の一面にはシリコンバレーの住宅価格高騰に関しての記事が出ていた。






























シリコンバレーは北はサンマテオからサンノゼまでの地域をさす。



サンマテオはサンフランシスコから30㌔南にある街。



サンノゼはサンフランシスコから南に80㌔。



シリコンバレーにはアップル、facebook、Yahoo、HP、グーグル、eBayなどのFortune 100にリストされる企業が立ち並ぶ。



平均所得額は86000㌦。今日の円相場では年収800万円ぐらいに換算される。



ただアメリカの所得税は高いので手取りは600万円ぐらいになる。



私的意見ではあるけれど、アメリカの物価を考慮した場合、日本での700万円ぐらいの価値ぐらいはありそうにも思える。



その中で住宅事情はかなり厳しい。



この数年でシリコンバレーの住宅価格は高騰してしまい、平均収入では住宅購入が困難になっている。



現金を手にした人たちが競り合って、中古の家やコンドー(日本でのマンションに相当する)の価格はどんどんつり上がって行く。




新聞記事にはシリコンバレー地域の分譲コンドーの過去2年間における価格高騰と、市場に出たあと何日で売れるかという表も出ている。



コンドーは需要に比べて供給が少なく、購入希望の人たちは抽選に当たるまであちこちの分譲物件に足を運ぶ。




下の表によると過去2年で価格は20%上がったところもあり、市場に出た日から売れるまでの期間は1年前に比べて2分の1の日数になった、とある。



地域的にはこの表にあるSan Mateo CountyとSanta Clara Countyがシリコンバレーの中にふくまれると言える。



今の若い世代の人たちはいずれカリフォルニアを出て行くしかないのか。子を持つ親としては悲観的になるばかり。

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