2024年10月16日水曜日

フルーツケーキ

大統領選の狂乱の中にいるのがイヤで、期日前投票をしておいて投票日は日本で過ごすようにしている。


今年も10月から11月は日本で過ごす。

先週まで猛暑だったが、4日前から突然秋になった


帰って来たら、11月28日のサンクスギビングをサンノゼで、クリスマスをコロラドで過ごし、お正月はサンノゼで、と計画している。


数えてみると、今年はちょうど20回飛行機に乗ることになる。



サンノゼにいる間は、長男義母さんであるMよさんが、我が家に週末3泊し初孫に会いに行ったり、となんだか忙しい。

 

長男夫婦のアパートは1LDKなので、ゲストが泊まるスペースがないからだ。


アパートのそばにあるベーカリーに長男と行ってみた。


パン4つと小さなケーキ(1人分)を2個買って、チップ込みで$45(6700円❗️)。



値段が見えるかな?

買ったのはこの小さなケーキ


フランスから輸入された小麦粉で作られたパンとケーキというのが売り物だが、多くの日本のベーカリーの味には勝てないと感じた。


夜、40年来の友人Mが久しぶりに作ってみたというフルーツケーキを持ってきてくれ、その日はケーキ三昧になった。


このフルーツケーキに入っているドライフルーツは、私がMに16年前にあげたものだ。


当時アリゾナに引っ越した料理の達人である友人Hが、4つの大きなジャーに長年漬け込んでいたフルーツをくれた。


でも、私にはケーキを作るという技術がなかったので、友人Mにそのまま譲った。


Mは持て余して、4つのうち2つを二人の友人に譲った。


その二人が最近になって、このフルーツを使ってケーキを作ったのをMにくれた。


美味しさに驚嘆したMも、フルーツケーキを作るようになった、というややこしい経緯である。


もしかしたら30年漬け込まれていたかもしれないフルーツからの、芳しい香り。


いや、もしかしたら40年以上漬け込まれていたかもしれない。


このケーキを食べるには、少しばかりの勇気が必要だった

2024年10月6日日曜日

長男の育児

Mよさんは、離婚後一人で仕事をしながらサキを育てた。


今で言うワーママである。


サキはMよさんが37歳になる直前、帝王切開で生まれた。


サキは36週で生まれたにもかかわらずものすごく健康な子で、病気一つしなかった。


なので、Mよさんはサキを保育所に預けて安心して仕事をすることができた。



孫#1と#2は自然分娩だったが、#3は帝王切開で生まれた。


ギリギリまで逆子が治らなかったからだ。


39週になる直前で生まれたにもかかわらず、2700㌘ある赤ちゃんだったのだが、これは長男が生まれた時と同じ体重である。


自然分娩だと翌日には家に帰されるのだが、帝王切開の場合病院に3泊する。


サキは帝王切開術による傷の痛みは初めから今までないそうだが、背中が痛いそうだ。


これは帝王切開のあとよくあることらしい。


とにかく術後動けないサキを世話しながら、現時点では長男ができる限りの育児と、家事を引き受けている。



彼らのアパートにはエアコンがついていない。


去年の夏は涼しかったので、エアコンなしで何も問題はなかった。


元々カリフォルニアは湿度も低く、以前はエアコンのない家が殆どだった。


今年は違う。


今年は酷暑、残暑が続く秋である。


連日35度を超える今、赤ちゃんがエアコンのない部屋にはいられない。


長男が注文していたエアコンは、赤ちゃんが帰宅する前日に届く予定だった。


が、前々日になって、アメリカにはよくある知らせが送られてきた。


配達遅延、もしかしたら〜だけど?1週間後くらいに届くかも〜」


だそうだ。


急遽夫が数々の店を廻ったが、どこも売り切れ。



なので、私が40年来の友人Mに連絡した。


Mは「一家に一台」と私がかねてより呼ぶ、何でも解決してくれる友人だ。


すぐ返事が来た。


パロアルトに住む弟が、もう使わないポータブルエアコンを持っている。


それを$200で売ってもいい、と言っている(新品だと$650)。

現在超貴重品のエアコン


明日の朝(退院日)引き取りに行ける?とMが聞く。


もちろん❗️


ということで、長男たちが退院してくる数時間前にインストールした。


その中で、長男は仕事を6週間休み、育児に勤しんでいる。


哺乳瓶も極小


元々料理は趣味なのでよく夕食も作っていたが、中年太りした長男に身体を使う赤ちゃんの世話はいいことだ。


孫#3は生後体重が減ったので、新生児用オムツが大きすぎる。


下の写真は4000㌘で生まれた孫#1だが、孫#3はその半分ぐらいのサイズに見える。


孫#1は、最初からなんだかオヤジっぽかった


現在孫#3は、急遽買ってきた未熟児用の洋服、未熟児用オムツを使っている。


こんなサイズのものがあるとは知らなかった


「長男がオムツを替える図」に興味があり、ついて行く。


長男が丁寧に替えているのを見ながら、心の底でしみじみ思った。


介護脱毛すれば良かった・・・

2024年10月3日木曜日

アメリカ出産事情

 孫#3が生まれた。



巨大なChildren's Hospitalである


#3は女児である。

6ポンド、つまり2700㌘


息子2人、孫2人男ばかりの家に初めて来た女子。



妊婦は夫と共に出産後も赤ちゃんと同じ部屋にずっと泊まり、妊婦の夫はソファを夜ベッドに変える。


個室には洗面所、それからトイレとシャワー室がついている。


食事はルームサービスをメニューからスマホで注文できる。

結構美味しいということ
写真はこのサイトからお借りしました


オムツも、ものすごい量が支給される。


アメリカでの出産は、このようにセレブ並みの扱いを受ける。


そりゃそうだ。


病院は何から何まで、患者の保険会社に請求するのだから。



孫3人は、皆違う街で生まれた。


孫#1はサンフランシスコで。


孫#2はサンノゼで。


孫#3はパロアルト(カリフォルニア)で。


そう、孫#3の両親は
30代後半の長男夫婦なんである