大統領選の狂乱の中にいるのがイヤで、期日前投票をしておいて投票日は日本で過ごすようにしている。
今年も10月から11月は日本で過ごす。
帰って来たら、11月28日のサンクスギビングをサンノゼで、クリスマスをコロラドで過ごし、お正月はサンノゼで、と計画している。
数えてみると、今年はちょうど20回飛行機に乗ることになる。
サンノゼにいる間は、長男義母さんであるMよさんが、我が家に週末3泊し初孫に会いに行ったり、となんだか忙しい。
長男夫婦のアパートは1LDKなので、ゲストが泊まるスペースがないからだ。
アパートのそばにあるベーカリーに長男と行ってみた。
パン4つと小さなケーキ(1人分)を2個買って、チップ込みで$45(6700円❗️)。
フランスから輸入された小麦粉で作られたパンとケーキというのが売り物だが、多くの日本のベーカリーの味には勝てないと感じた。
夜、40年来の友人Mが久しぶりに作ってみたというフルーツケーキを持ってきてくれ、その日はケーキ三昧になった。
このフルーツケーキに入っているドライフルーツは、私がMに16年前にあげたものだ。
当時アリゾナに引っ越した料理の達人である友人Hが、4つの大きなジャーに長年漬け込んでいたフルーツをくれた。
でも、私にはケーキを作るという技術がなかったので、友人Mにそのまま譲った。
Mは持て余して、4つのうち2つを二人の友人に譲った。
その二人が最近になって、このフルーツを使ってケーキを作ったのをMにくれた。
美味しさに驚嘆したMも、フルーツケーキを作るようになった、というややこしい経緯である。
もしかしたら30年漬け込まれていたかもしれないフルーツからの、芳しい香り。
いや、もしかしたら40年以上漬け込まれていたかもしれない。