3月23日に日本からアメリカに帰国し、今日で2週間半。
今回の日本行きは、自分の年齢を考えて生活をシンプルにするための手続きをするのが目的だった。
国立社会保障・人口問題研究所の推計では、日本の65歳以上の高齢者単独世帯は2040年、つまり18年後には全高齢者世帯の4割を占めるようになるそうだ(同じ年、高齢者の総人口に対する割合は35.3%になる予測)。
日本にいる時特別高齢者が多い国だと感じなかったのは、池袋、丸の内、三条烏丸で過ごす時間が殆どだったからだろう。
が、そろそろ自分が何もできなくなった時のことを考えて、できることはしておく時がきていると感じる。
アルツハイマーの父を世話したので、人間は何でもできる状態から、何もできなくなるまでは意外と速い、とわかっていたし、私がアルツハイマーにかかる可能性は高い。
そして、自分が元気なうちにあとに残す家族に迷惑をかけないように、今のうちにできる手続きはしておくことにした。
まず、日本で借りていたガラケー(電話のためにだけ契約していた)を返却。
返却する前に写真を全てパソコンに移したり、電話番号を保存したり、という作業の他、今回は京都で開設していた銀行口座を一つだけ残し、あとは全て解約する、という目的があった。
だが、この口座解約手続きにかなりのエネルギーを使い、消耗してしまった。
なにしろ、残高0円の外貨預金などもあったので、朝9時に行って長い手続きのあと、「あっ!外貨預金も持ってらっしゃるのですね。(残高0であっても)10時半に今日の為替レートが発表されてから、もう一度出直してください。」と言われ、出直したり。
銀行では毎回気分が悪くなるのはなぜだろう。
待っている間に具合が悪くなり、これが日本では一番辛い時間だった。
とにかく、行けるうちに日本に行き、老後のことを計画せねば。
実は先週我が家の家計を改めて見直す機会があり、かなり失望したのだ。
いやあ〜、知らんかったぁ〜。
年金生活になる前に、リサーチをしておかないといけない。
老後のことだ。
日本で生活をすることができるかどうか、の可能性を詰めていきたい。
そのためには、今住んでいる家を売れば首都圏にマンションを買うことができるのかどうか、も知りたい。
40年前、六本木でバイトしていた時、出勤途中のカフェで、先輩fさんが男性とお茶していたんです。
返信削除f先輩は、慶大出の秀才で、長身で、とってもかわいくって、大型バイクを乗りこなし、めっちゃかっこよかったんです。
会社で、先輩に、「彼氏ですか~?」、「沢木幸太郎さんよ~、ファンレター書いたら、お返事を下さったの♪」
そのときは、なぁんだ~、彼氏じゃないんだ~、、、と思っていた私でしたが、、、
それからン十年後、深夜特急を読んで、完全にやられてしまった私は、、、改めて、彼の心を動かした、f先輩のファンレターを読んでみたかったとつくづくと思いました、、、
きぬえさん、
削除なんと!沢木サマがファンレターを読んで心を動かされたなんて、f先輩はとても文才のある素敵なファンレターを書かれたのでしょうね。
さぞかし長身同士絵になるお茶の風景だっただろうなあ〜
深夜特急、すばらしいですよね。私も学生時代読んでやられました。その後最終章が出版されるまで何年待ったことか・・・
それから何冊かの本を経て、数年前に「凍」を読んで再びやられてしまいました。
それにしても、沢木サマがまだ三茶に住んでらっしゃるかどうかも知らないけど、なんか行ってみたかったのです。
田園都市線という名前からのイメージと少し違って、意外と下町っぽい雰囲気のところで、住みやすそうな場所なんですね。