カリフォルニアにいる間はよく働いた。
代講をしていない時は、息子夫婦の子守りを手伝い、疲れが極限状態になっていた(いつもながら大げさ)。
友人に会うと『なんだか疲れてるね〜。』と言われるほど顔に出ていた。
今は美味しいものを食べてゆっくりしたい。
クリスマスイブに帰国した途端、その午後はクリスマスパーティを開き、1月からはまた子守りを手伝う。
マリーが産休を終え仕事に復帰する。
その前に1週間は家で仕事をするのだが、その間の子守りは全面的に私に降りかかってくる。
家で仕事なんて赤ん坊がいてできるもんじゃない。
授乳以外は全て私がすることになりそうだ。
1週間の家での仕事期間が終わったら、次は次男が4月までの育休第二部(第一部はヒロが産まれた後6週間取った)に突入する。
これは完全にお休みなので次男が子守りをすることになり、私は時々手伝ってあげるぐらいで大丈夫だろう。
ヒロは『いないいないバー」に声をあげて笑うようになり、毎日Google Photoの共有アルバムに写真が10枚平均追加されていく。
ヒロを見つめる次男の眼差しに涙する。
が、このヒロの写真を見て、アッと目を見張った。
みなさま、このヒロの写真で何かお気づきの点がありますか?
次男に指摘すると、そうかあ、昨夜泣き叫んで寝付かせるのが大変だったのはそれが理由なのかぁ、という返事だった。
そういえば長男も次男も3ヶ月で歯が生え始めたのだった。
早くなくてもいいことが早い、というところは遺伝しているらしい。
冷蔵庫に入れて冷やしたタオルを噛ませるように提案したあと、少し暗い気分になる。
あ〜、カリフォルニアに帰ったら、泣き叫ぶヒロに対処しようとする次男たちをノンストップで手伝ってしまうのだろうな。
それが私なのだ。
見ると手助けしないではいられない。
だから、両親の介護でも自分の首を締めてしまったのだ。
手を抜くということができない。
これは父の気質を受け継いでいる。
父は何かをしたあと『自分のしたことの何が悪かったのか。』とクヨクヨ悩む人だった。
そのことを日々何かを反省している、と言葉に置き換えて自慢する父がいやだった。
なのにそんな父に私は似ている。
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