アメリカの年金は日本の年金制度とは違い、社会福祉的なものではない。
公的年金ではあるが任意加入制度はなく、一定額以上の収入がある被用者と自営業者が強制加入の対象となる。
この所得額に応じてsocial securityを税金として払い、年金受給者として資格ができるのが62歳から(生まれた年により違う)。
さて、ほとんどのアメリカのシニアの収入は少ない。
65歳以上のシニアの年収の中央値は、2010年の統計によれば$25,757。
一番多いのは年収$15,000から$19,999のグループで、全体の12.5%を占める。
2010年のsocial securityの中央値は$15,701。
ほとんどの65歳以上の所得のうち半分以上はsocial securityから。
49%のシニアが預金などからの利子を受け取っている。
が、その額は少ない。
2010年の統計では$1,260(年)。
会社からの退職年金を受け取る退職者は27%。
公務員年金や軍人年金を受け取る退職者は15%。
プライベートの会社の年金の中央値は$8,844。
公務員年金中央値は$20,000。
2010年の時点で、26%の65歳以上のシニアはまだ働いている。
2010年の時点で、26%の65歳以上のシニアはまだ働いている。
年収の中央値は$28,000。(62歳から64歳のシニアの年収中央値は$45,000。
55歳から61歳までは$54,000。)