2015年12月15日火曜日

顔を見せてもいい人

このブログがピタッと止まってしまったのは、先週お会いしたブロガーさんの話で色々と考えてしまったからだ。

彼女は以前ワードを使って日記を書いていたそうだ。ところが、その後ブログを書くようになった。ブログには顔を出したくないから、全部ボカシを入れている。するとあとになって自分の書いたブログを見ても、その時の家族の表情などを見ることができない。これが寂しい。

う〜ん。納得してしまった。それは常々私の考えていたことと同じだからだ。だから、それを聞いた日から自分だけがアクセスできるブログを始めた。それはブログではなく日記ということになるのだが、サイトが存在する限り後々自分で振り返ることができる。そちらを作ることで忙しくなってしまった。

だが、このブログもお正月に日本に帰国したら再開する予定だ。ブログを始めて良かったと思うのが、何人もの新しい友人ができたこと。これからも共感してくださる方と、また新しい出会いがあるかもしれない。特に親の介護の問題などを話すことができる方と知り合えたのが本当に嬉しい。

だから来年もよろしくお願いします。

とりあえず顔にボカシのいらない人(人ではないが)の動画(たった3秒の)を。アプは散歩に行く際、玄関で何かふわふわしたものを見つけてくわえると決して離さない。だから、姉はアプが納得するまで遊んだあと、やっと散歩に行ける。



スリッパを離さないアプの動画が見られない方はこちらの写真を。

どちらにしても顔にボカシはいりませんね

2015年12月7日月曜日

家具

久々にくつろげる週末だ。3週間後に日本に発つが、来週末は夫の会社のクリスマスパーティがサンフランシスコであるし、再来週末は我が家でクリスマスパーティをする。日本に行くのも気が重いが、クリスマスパーティが続くのも気が重い。

ただ、少し明るい気分になる材料もある。家の模様替えを思い立ったのだ。今回の披露宴は我が家のリビングルームであったが、26人が座れるのかどうかが一番心配だった。が、26人は実にパーフェクトな人数だった。これより多いと狭くて身動きが大変だったろうし、少ないと寂しい披露宴だったと思う。

結婚式と披露宴の翌朝


ケータリング業者が契約しているレンタル業者が
家具を引き上げてくれた

アメリカの家の基準では決して大きくないリビングにそれだけの人数を招待できるというのも新しい発見だったが、もう一つの発見は自分が田舎家風のインテリアを心地よいと感じたことだ。

次男が新居のために買った棚に
田舎家風雑貨を並べてみた

次男の希望で田舎家風をテーマに飾り付けをしたのだが、思いのほか気に入って、これからこういうインテリアを追求したくなって来た。となると今手持ちの家具は合わない。もう古いことだし売ることにした。そして大きなファームハウステーブルだけを置くのはどうだろう。

思えば我が家の家具はその時その時思いつきで買っていたので、
こうしてちぐはぐな物の集合になってしまっていた
つまり、上の写真のソファとダイニングセット、そしてこの白い椅子を売って披露宴の時のように、テーブルとベンチだけを置くのだ。

買って家に持って帰った途端に後悔し始めた椅子

リビングルームは現在この状態。この全てのものをなくして、ピアノとテーブルだけにしてシンプルな田舎家にする。なんだか元気が出てきた。


とにかく一刻も早くキッチンに置いてあるグランドピアノをリビングに戻したいのだが、また4人で1センチずつ慎重に移動しないといけない。大変な作業なのだ。


しかしこいつらは結婚式が終わっても
相変わらず動かん

2015年12月4日金曜日

アプとの再会

昨日の朝姉が帰国した。父を1週間訪問しないことも初めてだが、アプを1週間預けるのも初めてだった。


最初の4日間は保育園に預けた。これがアプの表情の変遷。初日はやはり不安そうな表情だが、2日目3日目と表情の硬さが取れて来ているのがわかる。(写真は保育園のブログからお借りしました。)

初日はなんとなく浮かない表情





3日目にして笑顔が出る

4日目は走り回ってオモチャで遊んでいる

そして4日目にはいつもアプのトレーニングをしてくれるトレーナーさんが、アプを保育園に迎えに行き自宅で預かってくれた。保育園が姉の家から遠いため、帰国して迎えに行くのが無理だからだ。

またちょっと不安そう

LINEで送ってくれるアプの顔を見ては、姉と心配する。トレーナーさん宅2日目の写真は心配になるような写真だった。食事も全部食べなかったけど、お散歩を楽しんだあと早くから寝てはります、というメッセージがついている。

食欲もないから具合が悪いようにも見える

それでは飛行機に乗っている間じゅう心配だ。空港に向かう直前に様子を聞いてみたら、その日のアプの写真が送られてきた。
やっと慣れたようで笑顔

アプの元気な写真を見た姉は涙ぐんで『アプちゃ〜ん。』と言いながらiPadの写真を撫でている。飛行機は1時間遅れたが、姉は無事夕方5時前に関空着。

今朝監視カメラをチェックしたら、
姉はメガネをかけたままアプとソファで寝ていた

アプは久しぶりにお母ちゃんに会えてさぞ嬉しかったことだろう。それとももしかして保育園の方が楽しかったのだろうか。目が覚めた姉はアプをベットに入れて、自分もベットに行ったようだが、寝る前のアプの写真を送ってきた。

ムッとしてない?

どうもアプの顔つきが悪くなっている、と姉が笑う。

確かに

2015年12月3日木曜日

SNSトラブル

結婚式がやっと終わってホッとする間もなく、翌日サンフランシスコで写真第2弾を撮った。



家族だけが集まって撮る写真だが、まあ、面倒なこと。



姉がたまにはサンフランシスコを満喫したい、ということでそのままユニオンスクエアに泊まることになった。

待ち合わせ場所のフェリービルに歩いて来る二人
結婚式の日はフェアモントホテルに宿泊した



写真撮影後マリーの家族と集まって夕食を食べている時に、次男とマリーの顔が凍りつくできごとが起きた。



親戚の中で唯一招待された近所に住む夫の姉Fが、結婚式の写真を許可なくfacebookで公開してしまったのだ。



次男とマリーは、結婚式の写真はプロに任せるので、式の最中撮るのは控えてください、と頼んでいた。


それにも関わらず、Fは他の招待客に隠れてビデオや写真を撮った。

右が義姉F
とても明るい性格だが想像力に欠けるようだ


バージンロードを歩くマリーの写真などを含め、Fによりfacebookに載せられたビデオや写真を見たマリーの目には涙が浮かんでいた。




その場では我慢したが、次男たちと別れてホテルの部屋でベットに横になった途端、怒りがフツフツと湧き上がってきてどうにも収まらなくなってしまった。



すぐFにテキストメッセージを送った。



式の最中写真を撮らないでくれ(式のあとはOK)、結婚式の写真は後日皆に送ります、だから自分たちのリクエストを尊重してほしい、と次男たちに頼まれたにもかかわらず、ただ一人あなたはそれを無視して隠し撮りをした。



そして、その写真をあろうことかfacebookに投稿した。



そのことに関してすぐ電話で話したい、と書いた。



が、Fは私の電話に出ず代わりに次男にすぐ電話をして言った。



『私は美しいイベントを親戚や友人たちとシェアするためにfacebookにアップした。



そのことであなたのお母さんが怒っているけど、あなたには私の気持ちは理解できるよね。



あなたのためにしたんだから。』と。

サンフランシスコでの写真撮影は追加料金1時間毎$250
わざわざまた皆ドレスアップしたわけだ



次男からF、夫、そして私にメッセージが来た。



『お母さんの気持ちはわかるけど、マリーも自分もこの件についてもう忘れてしまいたい。


このことで自分たちの結婚式の思い出を台無しにしたくない。



だから、もうFがしたことを責めないでほしい。』ということだった。



『了解。本当に全てがすばらしい結婚式だったね。』と返信したあと、一晩中眠れなかった。

日曜日の夜のバーゲン料金で泊まったWestin St. Francis Union Squareの
30階から見る景色はすばらしかったが、怒りのため楽しむことができなかった



このFのしたことへの私の怒りは、もしかしたら過剰反応なのかもしれない。



さらっと流すことのできる人は流せるのだろう。



それでも3人の友人に話すと、やはり私と同じリアクションだった。



だからこそ友人として話が合うのだろう。



SNSの投稿は本当に気をつけないと、人間関係を損なう原因にもなる。



私も以前facebookのアカウントを持ち、アプや京都のお寺の写真を載せたものだが、 サイバーストーカーの話をマリーから聞いてやめてしまった。



だからここにアプちゃんの写真載せるね〜