さて、コロナ感染対策規制が緩和されたカリフォルニア。
緩和された途端出歩きたくて仕方ない。
ピーツ、Nordstrom eBar(デパートの前にある小さなコーヒースタンド)、スタバなどなど友人を誘って行くと、マスクをつけていない人はほぼいない。ピーツやスタバも「店内ではマスク着用」と貼り紙があり、座席数もコロナ以前より少ない。
Trader Joe'sでも、店員さんはもちろん客も全員マスク着用。
緩和はされたが、コロナ前に戻ってはいないのだ。
金曜日の正午に行ったモールはクリスマス前か!と言いたいほどの人混みで、午後2時半にモールを出る時、多くの車が駐車スペースを探してグルグル廻っている。高速道路も渋滞が始まっていた。
緩和されて初めての金曜日。人々はこの日を待っていたのだろう。
さすがにこの人混みを見ると、また変異株などでコロナ感染拡大が始まるではないだろうか、と不安になる。
日本にもまた行きたいが、入国後14日間の隔離規制がなくなるまで待ちたい。
現在のアメリカから日本への入国制限に関しては、この旅行代理店の情報が詳しい。
カリフォルニアはそろそろ職場復帰をし始める人が増えたから、高速道路の渋滞も始まった。独立記念日である7月4日の連休が終わったあと復帰せよ、などと勤務日程が職場から知らされる人も多い。
ハイブリッドと呼ばれる形式、つまり週3日は職場/2日はテレワーク、といったパンデミック以前とは違うテレワークを交えた勤務形態での復帰が多い。
私の家族で言えば、夫(アメリカ企業)ーまだはっきり知らされていない、長男(日本企業)ー同じくまだ決まっていない、長男義母(日本企業)ー現在ハイブリッドだが7月6日からは完全職場復帰、次男(アメリカIT企業)ー現在完全テレワーク、9月以降ハイブリッド、次男妻(アメリカIT企業)ー今年いっぱい完全テレワーク、来年からもほぼテレワーク、という復帰形態になりそうだ。
去年リストラされるかも、もう辞めるかも、と言っていた夫(過去30年ほぼ毎年言っている)もそろそろ職場に行く日が増えてきた。そうなるとどうしても車は2台必要となるので、長男が使っていない車を借りてきた。
が、いつまでも借りているわけにもいかない。
以前リースしていて、私が一番運転しやすいと感じていたボルボS60をまたリースしよう、ということになりディーラーに行った。
そして、その途端高齢の客にぶつけられた。
車が増えると頭痛の種も増えるが、アメリカで車がない生活は無人自動車が市場に行き渡るまでは無理だ。
保険会社、修理店、レンタカー店との連絡、などなど本当に車の事故は後始末が面倒だが、自分もいつ事故るかわからないので、その辺はお互い様と我慢するべきなのだろう。
が、結局そろそろガソリンを使う車はやめる方向にして、電気自動車で環境汚染を少しでも食い止めようと考え直す。そして、月額とガソリン代を考えると結局お得なテスラをリースすることに決めた。
息子たちは二人共3年以上テスラを運転していて、その運転しやすさを強調していた。そして私にも、一旦テスラを運転し始めたらもう他の車には戻れないよ、と力説する。
が、彼らは私がもうおばあさんであり、新しいことを習得することが難しくなっているのだということが理解できないらしい。リースの契約をしてしまったものの、不安だ。
7月末の納品までに脳トレを急いでするか。いや、脳トレでどうにかなるような脳ではない。
私は自分の鞘の中で子供をこうやって⬇育て、身も頭ももうボロボロなんである。
今から新しいことを習得するなんて無理だ。ラジオはボタンを押してチャンネル変えたい。やっとキーレスエントリーの車に慣れたのに、近寄っただけで勝手にドアハンドルがニョキニョキ出てくるような車は無理だ。
そんなものに、慣れるには年を取り過ぎている。
ほら、このトウモロコシだって、子供部分を取ったあと一列なくなっているのが見えるではないか。