2019年8月12日月曜日

Temper Tantrum (癇癪)3/5 託児所からのアドバイス

ヒロの癇癪は日に日にひどくなり、一日に50回ひっくり返って泣く日もあった。次男は耳栓を買った。

大丈夫なのだろうか。こんなに感情を爆発させる子に育ちつつあるヒロは、託児所や今後学校で問題児になるのではなかろうか。

なった。

7月10日、前の会社をリストラされたあと2ヶ月の休暇を取って家にいたマリーが、8日から役員補佐としての仕事を再開した3日目のことだった。ヒロはその2ヶ月の間も以前の託児所に1ヶ月間、新しい託児所に1ヶ月通っていた。

1ヶ月前から通い始めた託児所にヒロを迎えに行った次男に、先生の一人が言う。

「今日ヒロは2度ひっくり返って泣き叫びました。自分の意思が通らず癇癪を起こしたのです。約15分間泣き続けました。1ヶ月前からここに来るようになり、やっとヒロが託児所のスタッフに慣れてきたといういい兆候でもあるのですが、この状態が続くのはあまりよくありません。

「タイムアウトではなく、次の方法をとってみてください。

彼はもう大人が話していることを理解しています。だから、癇癪を起こし始めたらヒロの目を見ながら穏やかにこう言ってください。『泣くのは構わないよ。でも、泣き終えたらお父さんかお母さんのところに来なさい。待ってるから。』

「そしてヒロが泣き終えるまでひたすら待ってください。抱き上げたりはしない。何が問題なの?と聞いたりもしない。とにかく待ってください。」(ヒロは長い時で25分泣き続けたこともある。)

「この方法を採用して言われた通り親のところに来るようになったら、抱きしめて言ってください。『あなたが食べ物を投げたのはいけないことよ、あんなことはしちゃいけないよね?』と。ヒロが理解してうなずくまで話してください。」


その晩次男は癇癪を起こす子供についてリサーチした。子供の癇癪には心配ないものと、いわゆるノーマルとは言えない憂慮すべきものがある。ヒロの癇癪は全てアブノーマル、憂慮すべきもの、というカテゴリーに当てはまる。

もしかしたら託児所を対処させられることもあるわけ?と家族で話して不安になった。

次男やマリーからの報告に心を痛めながらも、日本での食欲に翳りは全くない毎日
羽田空港でちらし寿司と小鉢セット1600円


次男は長い間、ヒロの育児を何もかも自分がやろうとしてきた。ほぼ毎日夜中のミルク(日中搾乳したもの)、早朝から出勤までと帰宅から就寝までの育児を担当した。そして溺愛するヒロのしたいようにさせてきた。これからはヒロに対しもっと毅然とした態度を取る。それは家族全員がそうするように徹底しよう。マリーも自分がどういう風なところを直さないといけないか、ということを理解し、これから努力するようにしたいと考え始めた。

が、どんな時もヒロの言いなりになる人、約一人(夫)

4 件のコメント:

  1. 託児所の先生のアドバイスで良い方向に向くといいですね。
    でも、ヒロくんはみきみぃさんのご主人に避難所を見つけるかもしれない(?)
    上の写真で思ったのですが、みきみぃさんご夫婦が隅っこで、ヒロ君がど真ん中。
    小さいお子さんのいる家庭とお付き合いがないのでよくわかりませんが、こんな感じなんでしょうか。

    返信削除
    返信
    1. Michikoさん、
      ありがとうございます。子育てからはもう長いこと離れているので、もういろんなことを忘れてしまいました。
      やんちゃな子のしつけの仕方もよくわからないです。
      同居というのは何もかも見えてしまうのがつらいですね。

      写真では一番左からマリー、マリー母、夫、ヒロ、次男と写っています。
      この日はマリー母(とても太っていて体調不良)、In N Outのダブルダブル(チーズ2枚とミートが2枚)のハンバーガーを6個とフレンチフライを6個持っての訪問の日でした^^;

      削除
  2. あ、ごめんなさい。ちょっと雰囲気違うなあ、ふくよかだな~(写真の角度で?)と思ったのですが、
    マリー母さんがいらしていたとは思わずに、失礼しました。
    ハンバーガー6個って、ヒロ君も1個分?

    返信削除
    返信
    1. Michikoさん、
      あはは、無問題ですよ!
      マリー母は太ったり痩せたりを繰り返して、洋服はサイズ10ぐらいから18ぐらいまで揃っているそうです。
      でも、今はめまいがひどくて2週間寝込んでいたということで、食生活改善のアドバイスをしましたが、この私がするか?という感じですね。
      ヒロはハンバーガー子供サイズを買ってきてくれていましたが、初めて食べたフレンチフライに夢中になっていました。
      う〜む、アメリカで太らずにいるのって至難の技ですね。

      削除