2018年9月30日日曜日

クリスマスストッキング1年後

毎日夕方6時半になると近所を歩くようにしている。ステップ運動はたったの1度で挫折(翌朝ふくらはぎが痛かったのが原因)したが、歩きはまあまあ続いている。

4000歩ほどの歩きだが、このところ毎日のように七面鳥の群れに遭遇する。

ちょっと怖い

七面鳥だけではなく今日は鹿が4頭木の実を食べていた。冬眠するわけではないだろうに、この時期になると鹿にもよく遭遇する。



奈良公園の人間を追っかけてくる鹿を思い出し、少し怖くなるが決して近寄っては来ない。




そしてこの鹿や七面鳥の群れを見ると年末が近づいてきたのだなあと思う。

そして思い出した。

クリスマスストッキング!

一応作業台は再開したけど

去年のクリスマスに間に合わせるつもりでせっせと刺繍したストッキング。結局間に合わなくて、今年も今になってまた始めた。やはり春夏にクリスマスストッキングの刺繍をしようというモチベーションは湧いてこず、9月末になってやっとまた始めようという気持ちになったのだ。

去年の暮れ時点で、完成に近いと思ったのはとんだ間違いだった。よく見るとまだ半分もすんでいない。今年のクリスマスに間に合うかどうかさえ定かではない。

この時点で完成度50%

ところが姑の方は、まずひ孫ヒロのアップリケストッキングを完成させ送ってきた。10月末に始めてクリスマス前に完成させたのだからすごい。ビーズの数だけでもめまいがしそうな細かさだ。

ヒロのストッキング

そして、その1ヶ月後にはマリーのストッキングも送られてきた。

マリーのは写真を撮り忘れたがこんな感じ


それだけでは終わらないのが姑のすごいところだ。

なんと3月にはサキのストッキングも来た。

サキのストッキング

完敗だ。

コロラドに住む夫の兄夫婦の家に同居する姑。2ベッドルームとバスルームのスイートが彼女の部屋だ。そのうちの1部屋はソーイングルーム、つまり裁縫部屋になっている。

その部屋を敬意を込めてこう呼ばせてもらおう。

85歳のスウェットショップ

2018年9月29日土曜日

賞味期限

みなさん、食品の賞味期限、忠実に守っていらっしゃいますか?

数ヶ月ぶりにE子さん、H子さん、Y子さんと会う。E子さんのお宅での会話。

E子さんが用意してくださったLos AltosのベーカリーSaturaのケーキ

いろんな情報が行き交う。特にアメリカで40年看護師さんとして活躍されたE子さんの話には皆耳を傾ける。なにしろE子さん、アメリカの病院、税金、年金、介護施設、コーヒー豆、キッチングッズ、などなどあらゆる分野で博識だ。E子さんの話には皆が耳を傾ける。

そのE子さんのオススメの湿布だが、日本で手に入れてアメリカに常備しておけば本当に役立つということ。処方箋が必要らしいがどうにか日本で手に入れたいね、と残りの3人が手に取って見る。Y子さんが、「あら、この湿布、使用期限が過ぎていますよ。」と指摘する。



しかしE子さんによると、使用期限がちょっとやそっと過ぎても大丈夫、日本のような湿度の高い国の期限設定であって、カリフォルニアでの期限はもっと長いはずということ。

安心した。

我が家には賞味期限を過ぎた食品が山のようにある。日本に行くと爆買いするドレッシングやソース類、乾物類などの賞味期限が来るのはめちゃくちゃ早い。




ふと気がつくと賞味期限を1年や2年は優に超えてる。これもカリフォルニアの気候では大丈夫ということなのだろうか。

このごまドレは美味しいが少し高いので、安いお店を探して歩いて買ったもの
日本食研のステーキソースも美味しいのに・・・

いや、いくらなんでもさすがにあかんだろう。

が、捨てられるか?

お金を払って(消費税まで!)日本からはるばる持ってきた食品類。



もったいない。いくらなんでも封を開けていない食品は捨てられない。

オニザキのいりごま2016年3月、唐辛子2015年期限切れ

でも、これ将来食べることってある?

多分ないだろう。でも、やっぱり捨てられない。もう食べられる可能性は皆無、という確信ができるまでは捨てられない(現時点でも充分確信できると思うけど・・・)

散々迷った末、また次の機会に考えることにして、食品庫に戻した。

2020年ぐらいに再度見直すことにしよう

2018年9月28日金曜日

秋の日本

日本から帰国してはや2ヶ月。愛読書を読んでいると、ゐざさ屋やたん熊のお弁当が食べたくて仕方なくなった。

愛読書

7月、帰りの関空特急はるかで食べたゐざさ屋のお弁当


友人2人とカリフォルニア・ピザキッチンでランチを食べたが、しょっぱいのなんの。半分も食べられなかった。

ランチ・スペシャルは飲み物なしでチップ込み$15

ジャン・フランソワのパンが食べたい。食べたいとなるとどうしても食べたい。すぐ食べたい。パンの量は減らさないといけないのだが、一日パン2個ぐらいならいいのではなかろうか。

日比谷ミッドタウンに日参したのはジャン・フランソワのパンが食べたかったから

日本でなら歩くだろうし、生活習慣病改善のためにはやはり行くべきではなかろうか。こちらでも洗練された街角はあるが、たかだが数百メートルのことだ。

サンタナ・ロー
 私に必要なのは丸の内仲通だ。

東京最終日、仲通はミストがまかれていた

7月、私に幸福感をもたらしてくれたものリスト。







蛸ライス

そうだ。日本に行こう。

とはいえ、帰って来たばかりの日本に今すぐ行くのはやはりヒンシュクものだろう。

「11月なら一緒に行こうかな」と夫が言う。

えっ!!

まあ、夫もしばらく行ってないし、仕事やめたい病が復活しているし・・・バケーションは必要だろう。仕方ない。夫にも幸福感は必要だ。一緒に行って蛸ライスでも食べさせるか。

が、前回夫と日本を歩くのはとても恥ずかしかった。Costcoで買ったヨレヨレだぶだぶのジーンズ、だらっと上に出した古びて色あせたオレンジ色のポロシャツ、白くなった(元)ブラウンのハイキングシューズ。一目で『日本人ではない』と思われるいでたち。

とにかくまずフライトを予約しなければ、と毎日ユナイテッドとANAのサイトをチェックする。

そして夜中に突然出た!

予算を大幅に下回るチケット。

サンフランシスコー羽田往復のフライトが$595
ユナイテッドもANAも同額だった

よっしゃあ〜!!


やるで〜
夫のトータルメイクオーバー

2018年9月27日木曜日

友人たちの言葉

腎盂炎は治ったがどうも腎臓のある辺りに違和感がある。3年前の血液検査結果をオンラインで調べてみるとクレアチニン値が0.71。つまり腎臓機能は60%ちょっとまで低下しているということがわかった。

なのに医者からは何も言われていなかった。危険域に入るまでは何も注意はされないのだろうか。

いや、言われていたのだ。生活習慣を改善しなさい、と。腎臓機能は生活習慣病で低下する。なのに、甘くみていた。もうパンも一日に1度まで。甘いものもやめる。運動は一日最低でも20分。塩分も控える。

などなど決心した。

サンフランシスコでパン屋さんに行くと
こういうパンやクッキーを買っていた先月

友人Y子さんとピーツで待ち合わせると、私のお弁当を作ってきてくれた。私がランチもピーツの甘いパンですませることを知っているからだ。

赤い風呂敷の中には、おにぎりや野菜がメインのおかずの入ったお弁当箱が入っていた

こうして優しい友人が私の健康のために尽力してくれるのに、今日も私はたくさんのパンを買ってきてしまう。

明日の朝ご飯用にスコーンを2個買ってしまう自分が怖い

淡路島のNみさんも、甘いものを減らすこと、14時間は何も胃に入れない時間を作ること、などとアドバイスしてくれる。

シカゴのMささんは『私たちカンレキーズは無理してはダメ』と、ズバリ核心をつきながら来週facetimeしよう、と誘ってくれる。

一時帰国中のSえさんは『腎臓は大事にしないとダメよ。』と、イボイボのついたマットを日本から買って来てくれると約束してくれた。なにしろこれを毎日踏むことがものすごく腎臓にいいそうだ。

ちゃんと検査しなさいね、というSえさんのアドバイスもあり、病院で腎臓のエコー検査もしてもらった。

検査では腎臓結石もなく問題はないと言われた

色んな友人が心配してくれる。友人とはなんとありがたいものか、と心の中がじわ〜っと暖かくなった。

なのに、病院の窓から見た景色に『おっ!こんな近くにあったのか。』と目が釘付けになる。

遠景

ズームアップ

帰り道にフラペチーノなんぞ飲んでしまった。あかんかったか?

イギリスから日本に一時帰国したYりさんも生活習慣病を心配している。毎日大福やらカステラやらを楽しみ過ぎて、太ったのではないかと反省しているらしい。

でもでも、とYりさんがたどり着いた結論、LINEで送られてきたこの一文を読んで、なるほど〜とまたまた安心してしまった。


友だちは大事にしよう

さて毎日20分の運動だが何をしようか。何年も前に買って使っていなかったステップ昇降運動はどうだろう。

よし、今日からテレビを見ながら朝晩10分ずつすることに決めた。大好きなホーム&ガーデンの番組を見ながらなら、10分ぐらいはあっという間に過ぎるだろう。


友よ、その後の経過を聞かないでちょうだいね