シャワーのあとタオルで身体を拭いていた時だ。
体外衝撃波破砕術治療の際はもしかして裸にガウン(そりゃそうでしょう)?などと考えながら、バスルームの大きな鏡をぼんやりと見ていた時だ。
治療のあと尿管ステントを5日間留置しておきます、と言われたのだった。
尿管ステントというのはどこから入れるんだろう、という疑問が突然振って湧いてきたのだ。
まあ、これは疑問であって啓示ではないが、余りにも突然だ。
が、ステントをどこから入れるのか、ということは考えてもみなかった。
おへそから入れるわけではあるまい。
勿論鼻の穴からでもないだろう。
洋服を着たあとパソコンで調べてみた。
尿管ステントの入れ方、なんて検索したりして。しかし、はっきりとは書いてない。
つまり常識なのだろう。
ここ30年間女医さんにしか診察してもらっていないから、男性医師に処置されることを考えただけで青ざめる。
友人Yに言うと、「あのねえ、そんなの医者にとってはただの『モノ』、『モノ』なんだから大丈夫。気にしない。」ということだ。
友人Yに言うと、「あのねえ、そんなの医者にとってはただの『モノ』、『モノ』なんだから大丈夫。気にしない。」ということだ。
やっぱり全身麻酔で良かった。