2025年1月15日水曜日

次男の怪我と植木の伐採

次男が大怪我を負った。


転倒し意識を失い、目が覚めた時には顎の骨は折れ、顔の3箇所に裂傷、そして歯が数本折れていたらしい。


CTで脳は損傷を受けていないことを確認、全身麻酔手術に備えて胃の内容物が空になるまで一晩入院。


翌日手術を受け、夜遅く帰宅(日本なら多分1週間は入院するだろう)。


術後、病院のベッドで休む本人からメッセージが来て知った。


術前にメッセージを送ったら、私が心配するだろうから、術後に送って来たのだろう。


それは正しい判断だったと思う。



実は次男は、2月に私と一緒に仕事のことで日本に飛ぶ予定だった。

数年ぶりに関空に飛ぶ予定だった


が、今はワイヤーで口が閉じられた状態。


2週間後に外れるが、身体はある程度衰弱していて、元に戻るまで時間がかかるだろう。


数本折れた歯の治療も必要である。


その時の状態で日本行きは決めることにした。


 

本当に人生、全てがうまく行っていても、次の瞬間には何が起きるか誰にもわからない。


LAで火事に遭った方々も同じ思いだろう。


2018年の火事によって起きた現象、サンフランシスコの不吉な赤い太陽を思い出す。

実際は写真よりもずっと赤く不気味で、
「血の色」だと感じた


あの頃は空気清浄機を探して、多くの人たちが走り回っていた。


今、我が家も火事を防ぐためにできるだけのことをしている。


屋根は瓦で壁はスタッコというセメントや石灰を混ぜた素材なので、木は使われていない。


とはいえ、我が家は森林に近いので、いつ火災保険を打ち切られるかわからない、と思ったりもする。


家の外壁から1.5㍍以内に植木があると、とても危険らしい。


つまり、植木は火が燃え移りやすく、そこから火が家に廻る可能性が高いというわけだ。


外出していたら、夫からメッセージが来た。


「家の周りを見回って、火事の原因になりそうな植木を整理するけど。」


どうぞ、と一言返事を出しておいた。


数日後、庭に出てみてびっくり。


ラベンダー・・・、紫陽花・・・、サルスベリ・・・、数々の植木・・・


な、な、な〜〜んも残ってない‼️


ここまでとは・・・


ビフォー⬇️

ついこの前まではこんな感じ


アフター⬇️


ボーゼンと立ち尽くす私であった

2025年1月10日金曜日

AGジーンズ

8年ぶりぐらいにジーンズを4本買った。


普段履いているジーンズに穴が開いてしまったからだ。


よく見るとステッチも切れ切れである。

これは数年前御徒町で買った


上の写真はエドウィンのものだが、出かける時はAGというメーカーのジーンズを履く。


昔は白いTシャツにジーンズばかりだったので、白銀台に住む友人と数年ぶりに話した時に、「あなたは今でも白いTシャツにジーンズなの?」と聞かれたほどである。

1987年京都で


AGというブランドが好きで、この会社のストレートジーンズでサイズ25を2枚買ったのが8年前。


股下から足元までの内側の縫い目の長さを示すインシームも、大体31㌅がこの会社のデフォルトなのか、これもピッタリ。


31㌅は78.74㌢だが、私の股下が79㌢近いわけではなく、どういう基準なのかわからない。


私のサイズ25のライトカラーは売り切れているので、25ダーク2枚と、26ライト2枚を注文。


これもこの会社のものはサイズ表記が独特なのか、他のブランドのジーンズだと多分27から28㌅ぐらいが私のサイズだと思う。


正価は大体$200〜250ぐらいのものが多いが、お正月セールで$208のものが$25だった。


$100分買えば送料が無料になるので、4本買った。


10年履けば元が取れる(履くのだろうか・・・)。


届いた。


キツい‼️


明らかにサイズが変わっている。


以前の、独自のサイズ表示に不都合があったのか、25はとてもキツい。

古いジーンズの上に新しいのを置くとこんな感じ
この差が結構大きい


26も少しキツくて辛い。


とはいえ、返品できないセール商品だったので今後はこの26を履くしかない。


今まで愛用していたジーンズ(右)と並べると、左側の新しいジーンズはラインが少しダサい(私見)ようにも感じる。

両方とも25㌅


次は左が26㌅の写真である。


新しいタイプのウエストは細くなっているのに、
足部分はずっと太い


が、こんだけこだわっても、誰が見る!


ダサいも何も関係ないではないか。


ウエストはもう何年も前からなく、下腹部はダラリと下がり、腿もシワだらけ。


ジーンズはAGでも、体はNGなんである。


25は姉に履いてもらうしかなさそうだ。



とにかく、もう少し体に合うジーンズは他にないだろうか、とAGサイトに戻って探す。


こっちの方がおしゃれかも、と新たにストレートジーンズを見つけた。


姉に写真を送った。


「どう思う?」


姉から返事が来た。


「モデルの写真を見てイメージしたら、とんでもないことになるで〜」


わかっとるがな

2025年1月4日土曜日

2025年抱負

みなさま、新年おめでとうございます。


もう日本では1月4日、今年もよろしくお願いいたします。


親の介護の記録を残したい、という思いでブログを始めたことから、たくさんの友人もできました。


本当に不定期更新で、忘れた頃に更新する、という情けないブログですが、読んでいただいて嬉しいです(とはいえ、ここ数年はほぼ食べることばかり書いていますが・・・)。

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先週受けたMRCP検査結果が、3日後に出てメールで送られてきた。


エコー検査で肝臓、そしてそこから出る胆管に何かが写っていたことと、胆嚢の炎症の疑いがあったからMRCP検査をした、と書いてある。


結局、問題はなかったわけだが、英語で読んでもなんだかチンプンカンプンの内容で、Google翻訳をしてみた。


Googleさんはこうおっしゃる。


胆嚢における正常な胆管の変化。総胆管内に結石やその他の空間占有病変の証拠はありません。総胆管が膨大部に向かって生理的に先細になること。肝臓実質の正常シグナル生成。重大な脂肪浸潤の証拠はない。肝臓に嚢胞性または固形病変はない。


いや、だからどーゆー意味よ。


ちょうどその時、ザグレブを旅行中の美女医R子さんが「結果出た?」とメールで聞いてきてくださった。


英語の原文のままの所見を送ると、4分後に「大丈夫そうね」という返事。


さすが消化器内科の専門医。


とても心強い。


2年前まではカイザー保険(カイザーホスピタルにしか行けない)だったので、検査というものがほとんどなかったが、ブルークロス保険に変えた途端検査の多いこと。


それでも、やはり日本の医療システムの方が安心だ。


そもそも、入院となると一番困るのが病院食である。


本当に本当にまずい。


なので、今後日本に移住する可能性もなくはないが、高くはない。



実は一昨日1月1日に、とても気分が滅入る出来事があった。


毎年Mよさんが年越しそば・おせち料理・お雑煮の用意
私がお刺身担当というようにThe日本人のお正月で明ける


今も引きずっていて、朝目が覚めた瞬間から悩んでいる。


何もかもから離れて、1ヶ月ほど日本で過ごそうか。


が、逃避しても何も解決しない。


今年はクヨクヨ悩むのをやめて、ポジティブに暮らしたい。



1月2日、気分転換にスタンフォードショッピングセンターに出かけた。


サンドイッチを買い、1軒のお店に行きたかっただけだが、いつ来てもアウトドアの素敵なお店が並ぶ。


そこを背筋をピッと伸ばして、大型犬を2匹連れ堂々と歩く高齢女性の姿があった。


今年は目標はこれだな。


カッケーばあちゃん

2024年12月30日月曜日

パネトーネ

なんだか毎日感情を揺さぶられることばかり起きる。


これは認知症予防のためにいいのだろうか、イヤ、そうでもないような気がする。


コロラドには18泊19日の滞在で、クリスマスの翌日サンノゼに帰ってきた。


孫ズは朝から晩まで私につきまとい、夜も私のベッドの横に簡易マットレスを置きそこで寝る。

私のベッドに入ってそれぞれiPadを見る孫ズ


朝ご飯は私が食べさせ、帰宅したら私がおやつ、夕食の準備をし、夜も本を3冊読んであげる。


夕食後は少しでも体を使わせようと、オリーボールという分厚い紙風船のようなもので遊ぶ。


なにしろ、次男の家には次男夫婦、男の子2人、雌犬1匹、雄雌それぞれ1匹ずつの猫、倉庫には姿を見たことがない、人間には決して懐かない猫が3匹いる(はず)。

トリクシー(犬)はタイタン(猫)と遊びたくて仕方ないが、
猫ズの方がいばっていて相手にしない


クリスマスイブは夫の姪の家に20人ほど集まり、食べ物を持ち寄ってのパーティ。

ご飯


シーザーサラダ


いんげんとチーズのソテーは二人作った人がいてダブった

マッシュポテト

鮭のソテー

私が作ったのは牡蠣のスタッフィング
コロラドでは牡蠣を扱うお店を見つけるのが大変だった
サンノゼではCostcoを始めほとんどのお店にある

これは何だったのだろう・・・誰も手をつけなかった

ロールパン



上3枚の写真はプライムリブ


私はパソコンを持っていき、姑の満州から広島まで引き揚げた時の話をまとめる。


この老夫婦が夫の親戚の中では一番好きな人たちなので、
私はずっと彼らにくっついていたのだが


これを今年中にまとめて、新年には親戚全員に送ろうと思っている。



26日にサンノゼに帰り、27日は8時間の絶食後MRCP(腹部MRI)を撮り、現在結果待ち。


31日辺りにかかりつけ医から電話があるようだ。


サンノゼに帰った途端、今度は長男夫婦のアパートに集まり、最終的な出生届に付随するサキの名字変更届をMよさんと作成。


孫#3のクリスマスストッキングは結局完成しなかったので、「出来上がったところまでで今年は許せ」と渡した。


長男夫婦のアパート玄関に飾られたストッキング
右のサキのストッキングの刺繍が一番捗った


締切があると焦るが、刺繍はやはりとても楽しい。


が、何もかもが高いアメリカの暮らしの中孫はもう3人で充分かな、と思ったりする。

孫#3は指しゃぶりを始めた


脂肪肝と言われながら、検査が終わった途端にまた脂っこいものを食べる毎日。

近所の飲茶レストランからテイクアウト($120)


とはいえ、中華をテイクアウトしても私は焼きそばぐらいしか食べないので、そう高カロリー、高コレステロールの食べ物ばかり食べているわけではない(と思う)。




クリスマス限定のCostcoのパネトーネ(直径20㌢ほど)だって、この時季一度買うだけだ。





だからと言って、2個買うな!

2024年12月20日金曜日

高齢女子 in コロラド

12日前にコロラドに来た。


レイク・タホ

ユタの辺りから雪景色が増える

コロラドのレッドロックキャニオンってこれ?

コロラドに到着した途端、その2日前に受けた腹部エコー検査結果がオンラインで送られてきた。



エコー検査の際、検査技師が何度も「アッ」というような雰囲気を醸し出し、同じ部分の写真を10枚以上撮っていた。



痛みはないですか?とも聞かれる。



かかりつけ医からメールが来て、詳しく見たい部分があるのでMRCPを撮る必要があります、予約をしてください、と言うこと。



一昨年医療保険を現在のに変えた途端、検査がドッと増えた。



MRCPは胆管と膵臓辺りを詳しく見るための腹部MRIのようだ。



以前の保険はカイザー病院のものだったので、毎年血液検査のみで他の検査はほぼ何も受けずに15年近くが過ぎた。



メディケアに加入して、その後ブルークロスという保険会社に加入した途端、検査ばかりの日々である。



去年の大腸内視鏡検査の際の、13㍉と2㍉のポリープ切除(大腸がん疑惑)に続いて、今度は胆管ガン、膵臓ガン疑惑なのか?



まあ、日本ではどういうシステムか知らないが、こちらでは検査結果が分かり次第オンラインで見ることができるので、それから考えることにしよう。



とにかく、クリスマスの時期はプレゼントの準備だけで毎年ストレスマックスになる。


モールもクリスマス一色



その上孫#3の出生届、同時に長男夫婦の婚姻届も、日本語の読み書きができない彼らに代わって提出する必要があったので、とても疲れた。



長男とサキも、アメリカで生まれているので、アメリカと日本の二重国籍保持者である。



両親のどちらか一方が管轄の領事館で出生後3ヶ月以内に届け出を提出すれば、子どもは二重国籍を持つことができる。

提出する書類は20枚以上


なので、孫#3も日本国籍とアメリカ国籍を二つ持つ。




さて、今回は姑とまだほとんど話す時間がなく、満州から日本に帰った時の話を詳しく聞いてない。



「寿司ぜん」という和食レストランがあり、そこで一緒にランチを食べたが、健啖家である姑に驚いた。

「ちらし寿司のネタは毎日豊洲から空輸されるということで、
美味しかった($28)



姑にはクリスマス・イブに会うので、その日に聞いて記録したいと思う。

翌週食べたのはこれ($25)
飲み物を頼まず、5人でチップ込み180ドルちょっと


とにかくクリスマス時って本当に落ち着かない。



プレゼントを買うのに奔走し、孫#1と2に食事を準備し、夜は私の部屋で一緒に本を読む。



コロラドに来る前に出来上がらなかった孫#3のクリスマスストッキングを、コロラドに来てからチクチク刺繍したが間に合わない。



90%できあがった時点で、(来年までには完成させます)というメッセージと共にサンノゼに送った。



左上が、35年前に作った次男のストッキングだが、これが一番緻密なデザインで本当に苦労した。



30代だったからこそできたのだと思う。

右下は孫#3のクリスマスストッキング
他のに比べると簡単なのに・・・


朝は7時過ぎに起きて、孫らの朝食の準備。



彼らが学校に行くと(孫#1、7歳、2年生は明日から2週間半の冬休み)ホッと一息つくためにモールに来て、ラテを注文する毎日。

パソコン持参で9時台に来ることが多い
お店のシャッターは9時50分頃開く


次男夫婦は2月から住み込みのベビーシッターさんを雇いたいので、今その面接をオンラインでしているところ。



もう、縁側で日向ぼっことは言わずとも、そろそろ家族の都合ばかり考える毎日から抜け出したい。



いや、こういう生活はボケ防止になっているのかもしれない。



女ってこうやって一生誰かのために動いているのか?


ほら、朝9時台に手持ち無沙汰そうに一人ぼんやり座っているのは
圧倒的に高齢男子

2024年12月5日木曜日

今後必要なもの

古い話になってしまうが、サンクスギビング前日に去年買ったばかりの冷蔵庫が壊れた。

クーラーボックスにとりあえず中身を移した


ボッシュというブランドのもので、修理は12月18日まで来れないということ。


なので、小型冷蔵庫をCostcoで買った。

Fridgedaireというアメリカ製冷蔵庫で$229+税だった


冷蔵庫は購入後1年半が経過しているので、修理はまず基本料金が$200ぐらいで、それ+6分毎に$20と聞いて、心がポキンと折れた。


サンクスギビングは長男家族、Mよさん、私と夫の6人で食卓を囲んだ。


ターキー、野菜、サラダ、牡蠣入りスタッフィング、牡蠣ナシスタッフィング、マッシュポテト、コーンブレッド、ビスケット(右下のパン)というメニューだ。


冷蔵庫のことでバタバタしたが、どうにか食事会も無事すんだ。


カリフォルニアの紅葉は日本のように冷え込まないので、
イマイチ美しくならない


孫#3は生後しばらくは未熟児用の洋服しか合わなかったが、どんどん成長している。

逆子で左足首が外反踵足だった


足も治り、母乳のみで成長しつつある


私は、今週末コロラドに移動する。


次男が起業して1年。


やっと仕事が軌道に乗り、次男は新たに会社(商売?)を立ち上げつつある。


それに関わる用事で、この冬私と次男の二人で日本に行く(かもしれない)。


俄然忙しくなった次男は、朝から夕方まで仕事と子どもたちの世話もあり忙しく、私ができる範囲で手助けする。


クリスマス翌日にサンノゼに帰り、1月下旬姑と義妹2人が我が家に来て3泊する。


彼らがコロラドに帰ったあと、今度は私がコロラドに移動する。


2週間後サンノゼに帰る。


その3日後日本に飛ぶ(かもしれない)。



11月に受けたアートメイクは、施術を2度受ける(2度目は1ヶ月後を推奨するところが多いようだ)方が良いので、それも受けたい。



息子たち家族を見ていると、自分がもう人生の3つの時期の最後の部分にいることを実感する。


そして、どうすればそのパートIII をより良きものにできるのか、と最近よく考える。


どうあがいてもパートIII は今までの人生よりずっと短い。


もしかしたら、あと数年、イヤ数ヶ月しかないのかもしれない。


では残りの人生、どう生きていくか。


甘いものをカットし、毎朝ラジオ体操をして体を温め、クヨクヨせずに生きることだな。


というわけで、買いだめして来ました〜〜