大腸内視鏡検査では大きなポリープが見つかり、細胞診の結果が出るまでは気を揉んだ。
病院のサイトの、「マイページ」に、細胞診の正式な所見が載っている。
MICROSCOPIC FINDINGS:
A) Multiple levels are examined showing fragments of large bowel mucosa. The surface shows no evidence of ulcers, exudates or ischemia. No evidence of collagenous or lymphocytic colitis are present. The crypts show a normal tubular pattern without branching or atrophy. The lamina propria contains a normal complement of inflammatory cells. No acute inflammation or granulomas are identified. No pathogenic organisms are seen on routine stains. There is no evidence of dysplasia or malignancy.
B) Multiple levels are examined showing multiple fragments of a tubular adenoma. The lesion consists of a proliferation of tubular glands lined by mildly atypical columnar epithelium. There is nuclear enlargement and crowding with increased mitotic activity and goblet cell depletion. No villous processes or evidence of malignancy are present.
フムフム、ほぅ〜、そうなんかあ。
って、なんもわからん!!
Google翻訳で一瞬にして日本語に転換。
顕微鏡所見
A) 大腸粘膜の断片を示す複数のレベルが検査されます。表面には潰瘍、滲出液、虚血の形跡はありません。膠原性またはリンパ球性大腸炎の証拠は存在しません。陰窩は、分岐や萎縮のない正常な管状パターンを示します。固有層には炎症細胞の正常な補体が含まれています。急性炎症や肉芽腫は確認されません。日常的な汚れには病原性微生物は見られません。異形成または悪性腫瘍の証拠はありません。
B) 管状腺腫の複数の断片を示す複数のレベルが検査されます。この病変は、軽度に異型の円柱上皮で裏打ちされた管状腺の増殖から構成されます。有糸分裂活性の増加と杯細胞の枯渇を伴う核の拡大と混雑が見られます。絨毛突起や悪性腫瘍の証拠は存在しません。
まあ、変な日本語ではあるが、Googleさまさまである。
こうして、詳しい検査結果や審査結果がオンラインのマイページで見られるのは、アメリカの医療制度の好きなところだ。
が!
日本で処方された吸入薬、フルティフォームがもうすぐなくなる。
また、薬代でヤキモキするのかと思うと嫌になる。
思えば夫の会社からのカイザー病院(この病院の良し悪しは別として)の医療保険があった時、医療費の心配は皆無だった。
救急に行っても$100ポッキリ(現在の保険では$2800の請求書が来た!)。
なので、今はお医者さんに行きたいと思っても、これは保険でカバーされるのか?と毎回心配になる。
特に薬代が問題。
日本とは比べ物にならないほど高い。
4月28日に日暮里のクリニックでもらった吸入薬、フルティフォーム1個。
こちらは検査・診察料が9000円、吸入薬と抗炎症薬で9000円足らずで、合計約18000円(自費診療)。
その後京都のA本呼吸器内科でもらった吸入薬、同じくフルティフォーム3個。
診察料とこの3個で17000円(同じく自費診療)。
フルティフォーム4個で2万円ぐらい、と考える。
つまり1個5000円ぐらい。
これがフルティフォーム
この4個+姉の余った吸入薬1/2個(姉も同じく気管支喘息)で5月から8月までの4ヶ月は、自分が喘息を持っていることを感じずに過ごせた。
ところが、この4個半を使い切ってしまったので、一昨日かかりつけ医にアドベアを処方してもらった。
前回のアドベア($440)が
まだ9パフ(4850円分)残っている
薬の保険会社に電話確認すると、1ヶ月分で$100(1万4700円)ちょっと、ということ。
まあ、それなら仕方ないか。
しかし保険会社のカスタマーサービスなんて、信用してはいけなかったのだ。
一応薬局に確認しておこう、と電話すると、なんと$320だそう!!
え〜、っと9月7日現在の1ドルは147円強。
つまり、30日分47000円。
朝パフパフで約800円。
夜も800円。
一日1600円!
日本では朝夜パフパフで各83円!!
1日166円。
アメリカのパフの金額は、つまり10倍っつーことか?(だから最初っから5000円対47000円と言っていますが?)
いや、$320の吸入薬なんて拒否する!
最初は年初だし(毎年最初の薬代、診察代は高い)「仕方ない」と思って$440払った。
が、もう二度とこんなお金を使いたくない。
もう一つのオプションはBREO Elliptaというディスク状の吸入薬($110ということだが、これも確実ではない)。
これは、一日一回のパフなので、どうもキツイような気がする。
しかも、胸の中にざわざわしたものを常時感じ、少し咳も出る。
4月にこれを朝パフッたあとで具合が悪くなり、救急に行ったのだった(あの時の請求書$2800はまだ払っていない)。
できればこれは避けたい。
これがBREO Ellipta
考えた。
ZIP AIR(JALグループのLCC)で日本に行くとする。
エコノミー座席だと往復$700ぐらい(価格は変動する)。
フルフラットベッド席で行くとしても、安い時に買えば往復$2000。(ちなみにZIP AIRのフルフラットはシートがフラットになるまで倒せるが、他航空会社のようなビジネスクラスの特典はない。)
日暮里で3ヶ月分、京都でも3ヶ月分もらうことは可能なのだろうか。
なにしろ、自費診療なのだから、ニッポンノ皆様の税金を使っているわけではない。
6ヶ月分で高く見積もって4万円。
今日の円相場だと、$272。
航空運賃を足すと$1000(フルフラットだと、吸入薬6ヶ月分込で$2300!)。
この際ホテルに泊まったり、食費などの経費は考えない。
日本で楽しめるのだから。
友人から「おぼんdeごはん」の食事風景が送られてきた
こういうなんでもない外食がしたい
単純に、フルフラット航空運賃と吸入薬6本分で$2300?
こちらで吸入薬アドベア6ヶ月分に合計$2040払うより価値があるではないか!
が、問題がある。
私が使うフルティフォームはアメリカのFDA(Food and Drug Administration)では認可されていない。
アメリカに持ち込むには、その薬がアメリカで認可されている、という条件の元でだけ許される。(らしい)
申告しないといけないのか?
では、アメリカで認可されている日本の吸入薬は?
思えば、京都のA本呼吸器内科で「フルティフォームに代わるアメリカの吸入薬は?」と聞いた時、「僕の書いた本あげたやろ?あれ読めばわかる。」とA本医師に言われたのだった。
いや、読んだけど、本自体難し過ぎてわからん!
ただ自分で調べた限り、フルティフォームに一番近い吸入薬はシムビコートのようだ。
これはアストラゼネカ(英国)の薬で、アメリカでも認可されている。
でも、かかりつけ医の処方オプションに、シムビコートは含まれていなかった。
吸入薬については毎日調べているが、私の頭脳では理解できないことばかり。
なんつうか、今の私は・・・
吸入薬難民