明るく話好きでヘルパーさんからも好かれた母。
一時は足の激痛が続き泣き叫ぶ日々もあったが、それも痛みブロックの注射で劇的に治り解放された。
その後脳梗塞により手が動かなくなり、話すこともできなくなったが最期まで明るい人だった。
母の人生は幸せなものだったのではないか。
今回の浜松のM先生の診断以来、これからのことが不安になってきた。
眼瞼下垂の手術は受けるのをやめようか、と思ってはアルツハイマーの可能性を考えてやはり受けるべきか、と迷う。
視線を下に向けた時、右瞼の下垂は顕著になる |
まだ時間はあるので、もう少し考えようと思ったりする。
アルツハイマーを防ぐには他の方法もあるのではないか。
が、突然不安に思い始めたのがSUNCTという病気の可能性のことだ。
M先生に言われた私の流涙の原因はSUNCTではないか。
この病気については日本のサイトにはあまり出ていないが、アメリカのサイトに詳しく出ていた。
この稀な病気の一番の特徴は、頭痛、それも1日に200回起きる可能性のある頭痛。
5秒から1分おきに起きる激痛。
1から10の段階で言えば9のレベルの痛み。発症は35歳から65歳の間で、今のところ痛み止めを処方するだけで治癒方法はまだない。
症状には流涙や鼻水、そして眼瞼下垂を含む。
これが3つ当てはまる私はやはりSUNCTという病気にかかっているのだろうか。
今まで病気への不安というものを持ったことがなかった私が、初めて病気への不安を持ってしまった。
これから頭痛が始まるのだろうか。
普通の生活ができなくなるほどの激痛が始まるのだろうか。
生活習慣などに関係なく突然かかるこの病気。
こういう病気への不安を持つことのなかった母。
一生家族がそばにいてくれた母。
いつも明るくいられる前向きだった母。
母のように前向きでありたい。
が、生活習慣病に関しては不安になるべきなのに、決してならない私であった。
昨日もKITTEビルに行きアボカド海鮮丼を14分で食べ終えてしまったあと、この早食いを憂うべき?と自分に 問う。