宮崎駿の映画を見るとどれも胸がキュンとする。
片想いをしていた頃を思い出すからだ。
そして、この映画の音楽は松任谷由実の『ひこうき雲』だ。
久しぶりにユーミンの音楽を聴いて、他の曲も聴きたくなった。
アマゾンを見るとデビュー40周年記念CDが出ていた。
試聴してみる。
もう胸がキュンキュン。
70年代80年代を思い出してしまった。
あの頃の恋心がよみがえって来る。
音楽ほどその時代をまるごとよみがえらせるものはないと思う。
老人ホームに入る前は、思い出話をじっくり聞いてあげる事も余りなかった。
ホームに入ってからは、父と一緒にソファに座る。
そして話を聞く機会が以前に比べてずっと増えた。
ホームに行くと、父に100%注意を向けてあげることになるからだ。
行くと2時間ぐらいホームにいるので、みっちり話す。
母と初めて会った時の話も、最近になって聞いた。
父は戦後英文タイプの学校を3つ開校した。
その3つ目の学校でのアシスタントを募集する新聞広告を出した際、応募してきたのが母だった。
その中にゼロ戦に乗る兵士の出撃前夜の話も出た。
ところが父は思い出して泣き始める。
もう話したくない、と言う。
余りにもつらい思い出らしい。
この映画がDVDになった時に、父と一緒に観たいと思った。
最近父は理解力が落ちているので、横で説明しながら一緒に観てあげる方がいいだろう。
果たしてその頃父は映画を理解することができるのだろうか。


