確か今10歳ぐらいになるチャウとジャーマンシェパードなどのミックスで、かなり大きな犬だが甘えん坊らしい。
その気持ちが最近わかるようになった。アプが死んでしまうことを考えると涙が出る。
いや、アプが嬉しそうに走っている姿を見るだけで目の奥がツーンとなる。
なにしろアプは活発な犬だ。
じっとしていない。
二本足立ちで観察する。
そばに行きたくてキュンキュン鳴く。
社会性を持たせないと、と姉が人間や犬と遊ばせた。
その甲斐はあった。
とにかく犬の幼稚園でもどこでも、皆で遊ぶのが大好きだ。
公園に連れて行くと全速力で走り回る。
走って跳んでいる時の笑顔は本当にかわいい。
Kは飼っている犬のことを『気のいい奴』と言う。
かかりつけの獣医は何でもないと言ってくれた。
が、やっぱり心配した姉が形成外科専門の獣医に診てもらいたいと言うので、先週の木曜日一緒に連れて行った。
骨の成長が終わる前に手術が望ましいということで、とりあえず4月22日に手術、25日に退院ということになった。
所見では膝蓋骨脱臼だということだった。
それも両足ともだ。
レントゲン写真を撮ってその診断は確実になった。
手術が必要だということ。
手術はかわいそうだが40分で終わる。
それよりも大変なのは、術後6週間安静にしないといけないことだ。
説明書のその部分を見た時は失神しそうになった。
6週間!!あの一時もじっとしていないアプをケージに入れて6週間安静にさせる?
姉はその事を考えただけでストレスがピークになり、セカンドオピニオンを聞くために、避妊手術をしてくれた獣医に連れて行った。
最初に手術を提案した医者は信用のある優秀な獣医だ、とセカンドオピニオンをくれたお医者さんもおっしゃる。
なので、手術はやはりしないといけないのかもしれない。
姉はアプをサードオピニオンをもらうために、もう一人の獣医の元に今週末連れて行く。
アプが幸せでいられるために万全を尽くし、あとで後悔しないようにするためだ。
アプは甘やかされているのだろうか。




