私はやはりコロナウィルス、COVID-19に感染していたのだと思う。
テレワークで夫、次男、マリーは24時間家にいるし、ヒロも託児所が閉鎖されたのでこれまたずっと家にいる。この4人は私が咳で苦しんでいた間も全く健康そのものだったから、まさか私が感染力の強いコロナにかかっているとは思いもしなかった。
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具合が悪い時もついつい育児を手伝ってしまったが、
家族4人は全く何の症状もなかった |
が、やはり嗅覚と味覚がなくなったことで、今はコロナだったと確信している。
だから、一患者として記録を残しておきたいと思う。ここからは不快な表現も出てくるので、食事中の方はお気をつけください。
強い症状が出た日を1日目として書く。それまでにも空咳は出ていたと思うが、いつからだったのかはっきり記憶していない。
この9日前、目に傷ができて痛いと泣き叫ぶマリーを救急に連れて行ったが、その日私には咳や風邪の症状が何もなかったのだけは覚えている。
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もうコロナが流行り始めていたのでマスクをしたかったが、
つけた途端待合室の患者にジロリと見られ、はずした |
1日目:咳とともに黄色いタンが出る。この日まで何日空咳が続いていたのか思い出せないが(3日ぐらいだと思う)、病院の24時間ホットラインに電話して相談した。水分を摂ること、蜂蜜を入れたお茶を飲むこと、などなど、つまり専門的なアドバイスはなかったが、やけに明るい年配看護師さんと話していると元気が出た。
2日目:1日目と同じ症状だが、緑色のタンが出始める。
3日目:咳と緑色のタン。胸が苦しいので救急に行く。過去2週間以内に渡航したか、感染が確認されていた人とコンタクトがあったかを聞かれる。どちらも否定。熱はなし。息苦しさなし。胸部レントゲンはクリア。咳止めと吸入薬を処方され、お昼から服用する。
4日目:前日と同じ症状が続く。食欲はあったのでラーメンを食べようと思い作ったが、あまりに味がなく捨てる。塩分と辛味は感じるので、味覚がないことにこの時点では気がついていないが、この日から嗅覚と味覚はもうなくなっていたらしい。夜鶏ひき肉とレンコンでキンピラを作るが、味付け失敗したかな?と思った。
5日目:咳とタンは変わらず、泣きたいほど苦しい。夕食後二階の寝室で休みながら咳止め薬を飲み、吸入する。1時間後ぐらいに動悸がし始め脈を測ると108になっている。身体中がドキンドキンと脈打っているのを感じ、これは危ないかも、と急いで身辺整理をする。が、どんどん気分が悪くなり、階下にいる次男を呼び、血圧計を持ってきてもらう。その時点で血圧は140/100。普段は100/60ぐらい。脈は115。パニクりながらもオンラインで原因を調べると、吸入薬の副作用とわかる。
6日目:咳は相変わらずノンストップで出る。ひっきりなしに緑色のタンに悩まされ、この日やっと味覚と嗅覚がなくなっていることに気がつく。かかりつけ医に電話して、咳があまりに苦しい、吸入薬は副作用があるのでやめたが、この咳の苦しさをやわらげる薬が何かないか、と泣きたいような気持ちで聞く。かかりつけ医の診断では、風邪による咳は3週間ほど続くし、吸入薬はどれも同じ成分なのであなたが副作用があると思うなら、他の種類は処方できない。とにかく水分を摂ること、シャワーを浴びることで咳は緩和する、と言われる。味覚・嗅覚は風邪が原因で一時的になくなることはよくある、という結論。
7日目:前日は本当につらかったのに夜はよく眠れていたらしく、早朝気持ちよく目が覚める。タンはそれまでより柔らかい状態になる。が、頭痛があり数年間痛み止めとして使っていたMotrin(イブプロフェン)を飲もうとしたが、何故か危険を感じてTylenol(アセトアミノフェン)を飲むことにした。これが正しい判断だったことをあとで知る。咳はこの日少し楽になったと感じる。
8日目:咳とタンはまだ続いている。嗅覚を戻すトレーニングを始める。夕方裏庭に出た時、樹液からほんのかすかな匂いを感じる。
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| 周囲の山が青々とし始めた頃だったが、ひたすら家にこもっていた |
9日目:前夜は少し咳が楽だったのに、朝起きたあとまた咳がひどくなる。嗅覚のトレーニングで樹液に一番反応することがわかり、葉っぱを爪でこすりながらなんども匂いをかいでいるうちに、突然嗅覚が戻った。それが朝10時半。11時半にランチを食べようとしたが、もう味がないことに気がつき、あ〜、1時間前に何か食べればよかった、とがっかりする。普段はうどんがあまり好きではないのに、嗅覚がなくても天ぷらうどんなら食べられることがわかる。このまま一生嗅覚も味覚もなくても、天ぷらうどんで生きていける?と少し希望が出る。タンはまた硬くなってきた。
10日目:一日中嗅覚が戻らない。トレーニングをしながら焦るがダメ。
11日目:咳が少し楽になり、朝から気分が良い。I'm back!という感じ。エネルギーを感じる。そしてお昼前突然生活の臭いを感じる。嗅覚が戻った!とわかり、前回のように1時間後に嗅覚がまたなくなる前に何か食べねば!とサンドイッチを作って食べる。夕方また嗅覚がなくなる。
12日目:朝からまた咳がひどい。嗅覚と味覚はこの日起きた時香水を指につけてみてしばらく匂いを嗅いでいると戻った。その時以来嗅覚・味覚ともに完全復活。咳がつらいのでまたかかりつけ医と電話で話すが、とにかく今は焦らずに風邪が治るのを待ちなさい、と言われる。昼間ここまで辛かったのに、夜突然咳が楽になる。
13日目:完全に回復したのを感じる。が、毎日24時間ひどい咳が続いたためか、体のあちこちが痛む。心臓もかすかに痛いような気がするが、それが胸骨の痛みなのか心臓なのかはっきりとはわからない。でも痛いのは左側だけ。
あとから考えると5日目と6日目が一番ひどい状態だったのだと思うし、多分この2日間が重症化するかどうかの分かれ目だったような気がする。
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友人が差し入れてくれた玄米むすび
私の強みは『どんな時でも食欲旺盛』であること、と改めて確認したのだった |
続く・・・