アイドルもタイタンもペット保険には入っているが、保険会社に電話して確認してみると、原因のわからない疾病の場合最高$400、原因がわかった場合$500が払い戻されるだけということ。つまり癌などの治療をした場合2万ドルかかっても、払い戻しは$500。そうか、毎月保険料をせっせと払っているにもかかわらず、飼い主は$19500分貧乏になる、という構図らしい。
それも『タイタンは違う環境をとても怖がっていて、そのせいか余計に熱が高くなっているのかもしれません。』などと職員に言われると、もう病院に置いておけない。入院費を毎日$1000払ってかわいそうな思いをさせるよりは、家にいさせて具合が悪いなら往診を頼もう、と次男、マリー、私が全員一致で結論を出す。
夜の動物病院 |
退院させてくれないなら面会だけでも、と思っていたら注意事項だけ説明したあと、帰る準備をしてくれた。
元気いっぱいのタイタン このあと左上にあるモニターに飛びついて落下した |
だが、やっとタイタンを連れて帰ってきたはいいが、何かの感染症があった時のために二匹の猫をどうやって離しておくか、が一番の問題だった。タイタンは私の寝室に入れてドアを閉めたが、アイドルの気配を察してドアの前から動かない。
ドアの前から動かないタイタン |
呼び合う二匹に負けて、結局タイタンを寝室から出してしまい、もう感染症も何も考えないことにしようということになった。これは後に獣医に確認したら、感染するなら今までに感染していたはずだから、タイタンを隔離する必要はないということだ。
いつもは組んず解れつの二匹も 今日はアイドルが遊ぶのをタイタンは見つめるだけ |
とりあえず家で落ち着いたタイタンは寝続けている。ほとんど食べないが、熱は上がったり下がったり。今日1日様子を見て、水分が足りないなどの問題がまた出てきたら、今度は往診してくれる獣医に改めて再検査をしてもらうことにした。
お水を飲まないタイタンが少しでも水分摂取できるように、と少しスープの入ったキャットフードを買ってきた。猫が病気の時は、寝ているところに持って行ってあげればいいと読んだ、という次男からの情報で寝床まで持って行って食べさせる。
少しだけだが食べた |
また、アイドルは小さい猫なのに体重が4.5キロもあり太り過ぎだ、少し体重を減らさせるように、という先月の獣医から指摘もあった。だからドライフードしか食べさせていないのに、目の前でタイタンだけがおいしそうな缶詰を食べているのを見せるのもかわいそうだ。猫が二匹いる問題の一つなのだろう。
いや、一番の問題はこれかもしれない。
缶詰を食べているタイタンを見つめる 『デブ子の視線』 |
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