サンクスギビングのあとは日本に行くから、なんて言うとマリーが『えええええ〜!!知らなかったのは私だけ?どうすればいいの〜?』とショックを受ける。
荷造りを始めると猫がカバンの中でくつろぎ始める |
だから、保存食を作り冷凍庫に詰め、指導書(?)まで作る。
真空パックにして番号とメニューを記入する |
五目そばまで作ったりして |
パスタソースなどは電子レンジに入れられるようにガラス容器に |
スケジュール表を作っておかないと、どの日に何を食べたらいいのか悩むんだそうだ・・・ |
そして今日なんかサンクスギビングの食材を大混雑のスーパーで買い、下準備をしたあと、やっと一息ついたと思ったら「結婚記念日が近いから、明日は夜二人で夕食に出かけていい?子守してくれる?」と次男とマリーに聞かれる。
甘え過ぎだ。親をどこまでこき使うのか・・・
と思うが「いいよ」と言ってしまう。
こういう日々を送っていると、おのずと日本での日々への期待値がどんどん上昇する。
まずは紅葉。いや、もう少し遅いかもしれないが、どちらにしても紅葉まっさかりの時は殺人的な人混みなので観光には行かない。そのうち見頃は過ぎてしまう、というのが毎年のパターン。それでも今年もこの二つは行くぞ、と去年の写真を見る。
毎年必ず訪ねる三千院 毎回そのすばらしさにうなる |
緑も紅葉も、どの季節でも素晴らしいのが法然院 |
京都ではル・プチメックと花かごのパンを食べ、MAKIのモーニングとFranze & Evanzeのランチ、東京では日比谷ミッドタウンのジャン・フランソワのパン、KITTEビルのランチ、と考えただけで胸が高鳴る。
東京で今まで訪ねた地域を赤ペンで囲み、今度はもっと行ったことのない地域に行ってみようと計画する。
赤で囲んだ駅周辺は行ったことのある場所 次はもっと田園都市線や東急電鉄沿線を開拓したい |
が、こういう田舎者のばあさんが東京のおしゃれなレストランなんかに一人で入って、テーブルを占領するのなんてお店にとってどうよ、と考えると不安になる。
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『食事が運ばれてから食べ終わるまで7分』客 |