2023年3月28日火曜日
老後はどこ?議論再燃 51 老後の医療費・薬の値段③
2023年3月23日木曜日
老後はどこ?議論再燃 50 妄想老後生活 @ 大井町
さて、グーグル株に投資して得た資金で私は9700万円である街にマンションを買った、と書いた。
その街は、大井町だ。
マンションがとても多い街である
大井町の良さは、なんと言っても駅周辺のお店が充実していることだ。
品川駅までは電車で4分、羽田空港も近い。
2020年3月末から、大井町には新飛行経路の運用開始され、その影響を受けた一部地域もあるらしい。
なので、物件を検討している方は調べておいた方が良いだろう。
私のマンションは、1998年に建てられたものだが、2022年末にリノベーション済。
2LDKとS(納戸)の間取りで、71㎡。
リノベーションは水回りである、キッチン、浴室、トイレ、洗面所、給湯器、内装は床、壁、天井建具の全てに施された。
管理費・修繕費は月額33000円。
JR京浜東北・根岸線の大井町駅から徒歩5分、京急本線の鮫洲駅からは徒歩8分。
他にも東急大井線、東京臨海高速鉄道りんかい線までも歩いて行ける。
昭和の雰囲気漂う食堂街もあり、日本で暮らすようになって良かった、と思うのはこんなところだ。
そして、びっくりするようなお値打ちランチもあるのが大井町だ。
例えば先週ランチを食べた食堂は、ランチメニューとして鯛めし膳がデフォルトの1100円。
すき焼きだと+200円。
お刺身は+300円という、たまげるような充実ぶり。
住宅は高いが、庶民の街と言える大井町なのだ。
さて、今日はYりさんと、神楽坂に遊びに行くことにした。
Yりさんは、イギリスで結婚し二人息子を育てあげ、今は神奈川県の能見台駅チカマンションに住んでいる。
神楽坂には行ったことがない、ということなのでまず鮫洲駅で待ち合わせる。
私のマンションから鮫洲駅までは、前記の通り徒歩8分。
日本橋まで京急本線で行き、そこから東京メトロ東西線に乗り換え神楽坂に行く。
Yりさんは新宿で長い間働いていたにも関わらず、東京のことはほとんど知らない、ということ。
なので、私が知ったかぶりをして、神楽坂の裏道を案内する。
この辺には、歌舞伎で有名なxxさんも来るんだって、と言いながらばあさん二人(70歳と68歳)盛り上がる。
さて、ランチはどこにする?と良さそうなお店を外から見るが、どうも敷居が高い。
最終的には、神楽坂で食べるのはやめておこうか、と飯田橋まで歩くことにした。
そして入ったお店は、なんと大戸屋。
Yりさんはすけそう鱈と野菜の黒酢あんかけ定食。
私は豆腐バーグと、麦みそ汁定食。
2023年3月19日日曜日
老後はどこ?議論再燃 49 アメリカの医療費
この1週間体調が悪かった。
日曜日の0時から夏時間になったのだが、仕事をしていない私も影響を受けた。
時差ボケしているように、一日中だるい。
この時期、車の事故もドッと増える。
雨と嵐が続き、戸外で運動する機会も減っていた。
アップルウォッチで自分の眠りのパターンを見ると、もっと疲れる。
さて、$440も払った吸入薬だが、どうも血圧を上昇させているように感じ、自己判断で使用中止した。
コレステロール値240~270、LDL、血糖値、クレアチニンなど全てが高いが、血圧だけは昔から90-100/60-70という数値だったので安心していた。
ヤフーニュースで、ナトリウム値が137~142mmol/lだと早期死亡のリスクがもっとも低く、138~140mmol/lだと慢性疾患のリスクがもっとも低い、というニュースを読んだ。
半年前に測った自分の数値を調べると、142 。
つまり、何もかも数値が悪いかギリギリ普通の枠内なのに、血圧だけは優等生だった。
なのに、急上昇したのは吸入薬のせいだろうと、パフるのは3月4日から勝手にやめた。
去年の10月1日から新しい医療保険に加入して以来、新しいかかりつけ医が次々と私を検査に送り出す。
まず、咳が止まらないので胸部レントゲン検査。
結核や肺がんの可能性がない、ということを確認しましょうということ。
その結果は全て数時間後か翌日に、画像は数日後にオンラインで見ることができる。
次は、毎年マンモグラフィを撮っているが、高濃度乳腺であるために乳がんの早期発見につながる病変があったとしてもわかりにくい。
その写真もあるが、それはここでは公開しないことにする。
高濃度乳腺なので、エコー検査も追加された。
骨密度測定は15年受けていないと言うと、それも受けましょうということに。
これは問題ナシ。
さて、自己判断で中止した吸入をまた再開する必要が出てきた。
ジワジワと咳が戻りつつあり、気道が狭まってきているのを感じる。
かかりつけ医に吸入薬に$440支払ったと訴えると、クーポンを使えば安くなる、という返事。
それを早く言ってくれや〜、と思うがもう遅い。
しかし、本当にクーポンで安くなるのかどうかは疑わしいが、来週試してみる予定。
こうして、歳を取るということは、背骨が曲がり、血圧が上昇し、薬が増え、医療費がかかるようになることなのだなあ、と納得。
そして、人生の最期に向かって歩んでいくのだろう。
が、最期に向かい、より速いスピードで走っているものがある。
抜け毛である。
頭部中央のハゲ部分が日に日に拡大しつつある。
が、これについては日々研究した結果、改善してきた。
2023年3月13日月曜日
長男夫婦と同居 ・・・?急展開
鮫洲近辺の街での暮らしはちょっと置いて、急展開があったのでそのことを書きたい。
長男とサキが我が家で暮らし始めて、1ヶ月半がたった。
彼らはもうサキの家に帰るつもりはない、ということ。
私たち夫婦が頭金を少しは援助できるとしても、住宅ローン、管理費、家屋保険や固定資産税など、毎月の支払いは大変な重荷になるだろう。
私は彼らがいつまでいても気にならない。
二人は料理もよくしてくれるので、それはとても助かる。
が、当然早く独立して出ていくべきだと思う。
いつまでも子供部屋おじさん・おばさん夫婦ではいられないだろう。
とりあえずベイエリアに住みたいらしいが、サキが仕事をしない限り、長男一人の収入では1LDKマンションも買えない。
そんな中、今日、驚く展開になった。
サキの様子を知らせようと、Mよさん(サキ母)に電話した。
Mよさんは今年末73歳で仕事をリタイヤする。
サキと長男が子供を持ち自分と同居しないつもりなら、Mよさんは自宅を売って日本に移住するということ。
二人は子供を持つ気はない。
完全に決裂である。
どちらにしろ、母との同居はもう無理だ、とサキが言う。
Mよさんは、今までサキと長男に老後の世話をしてもらうつもりだった。
なので、老後はアメリカ、と1ミリの疑いもなく決めていたそうだ。
が、それが実現しないなら家を売って日本に移住する、ということ。
現在住んでいる家はほとんどローンも払い終えているので、売れば老後資金は充分過ぎるほど残る。
埼玉の姉夫婦のUR住宅のそばにマンションを買い、住むことにする。
今まで日本での老後を全く考えもしなかったMよさんが、日本に移住。
そして京都でも急展開があった。
なんと姉がマンションを買い、引っ越すことになった。
一軒家での、この冬の寒さにまいってしまった姉。
しかも、実家は古くて大きいので光熱費が爆上がり。
姉も引っ越す気力があるのは、今しかないと決意。
私も実家の私の部屋にあるものを全て捨てる覚悟で、近いうちに京都に帰ることにした。
この写真は父が生きていた頃、父のモノで埋もれていたリビングルームだが、勿論ガラクタは全部捨てた。
が、実家にはまだまだ姉の物が多い。
今年は私も日本に何度か往復することになりそうだ。
2023年3月10日金曜日
老後はどこ?議論再燃 48 妄想老後生活 @ ??? グーグル株
2004年グーグルが新規株式公開した時、1株あたりの公募価格は$85だった。
その時、長男が「今買うと将来絶対値上がりするよ。」と言った。
が、当時は長男もまだ高校生。
次男も高校生で、これから教育費にお金がかかる時。
だが、どうにかやりくりして1万3600ドル分、つまり160株買った。(注:完全な妄想)
私達には大きなお金だった(当時の為替レートは110円だったので、150万円近く)が、とにかく雑学・情報オタクの長男の言うことだ。
もしかしたらこれが大当たりで、老後資金になるかもしれない、と一大決心をしたのだった。(注:完全な妄想)
その後グーグルは株式分割したので、私達の持ち株は320株相当になった。
長男から、「そろそろ売ってもいいかも」とメッセージが来たのが、2021年末。
この日グーグル株価は$2897にまで高騰していた。
1万3600ドルの投資は、68.16倍、およそ93万ドルになっている。(注:完全な妄想)
為替レートを考えると、この投資は2022年末、2004年の投資額の84倍の計算になったわけである。(注:実際は所得税がかかるのでこうはいかない。)
そのうちの8割弱である71万ドルを、2022年12月16日、ある東京の街のマンションを買うため、不動産会社指定銀行に送った。
その日のドル円為替レートは1ドル=136.70円。
諸費用込でおよそ9700万をマンション購入のために送金とした、ということになる。
22万ドル残ったので(3千万円相当)、それを持って日本に移住したのが2023年。
老後住居と2000万円の預金があれば、あとは年金だけでやっていけると政府が言うのだから、3千万円あれば悠々自適だろう。
さて、私が移住した東京23区内の街はどこでしょう。
2023年3月5日日曜日
家族全員での話し合い③
家族全員で話した翌朝、ものすごくスッキリした気分で目が覚めた。
考えた。
明日死ぬかもしれないのに、何をグチグチと思ってるんだ。
義家族のことで一喜一憂するのは無駄な時間だし、誤解は溶けたのだし先に進もう。
夫のことも同じ。
良いところもあれば悪いところもある。
当然だ。
夫は65歳まで仕事をし、一家の柱となってきた。
私も次男が幼稚園に入るまでは専業主婦として子どもたちの面倒を見、その後は契約社員としてIT企業で働いたり教師として仕事をしてきた。
介護のために、正職員として働くことはできなかったが、どうにか息子たちも育った。
人に対して寛容であることで、生きることはずっと楽になるはずだ。
行き着く先が卒婚だろうが、離婚だろうが、息子たちはある程度ショックを受けるかもしれないだろう。
だが、大人として消化できるだろう。
彼らは自分の人生のことで忙しいのだ。
話し合いのあと次男が言った、シアトルに住むのはどう?
これを翌日、月曜日に次男からまた聞かれた。
自分の職場の人たちが次々と、シアトル郊外にあるBellevueやIssaquahという街に移った。
自分たちも、シアトル近郊に引っ越すことを検討している。
上の地図で、赤矢印がCostcoの街Kirkland、青矢印がRedmond、緑矢印がBellevue、そして黄矢印ががIssaquahという移住者に人気の街だそうだ。
S(長男)夫婦もアメリカ国内ではシアトルが一番好きで、いずれシアトルに住みたいという気持ちがあるらしいよ、と言う。
🐥 お父さんは性格的に、住み慣れた場所を離れたくないのはわかってる。
だから、お母さんは今のサンノゼの家に1年の半分住んで、あとの半分はシアトルに小さなマンションを買って住むのはどう?
ということ。
結局、自分たちが家を留守にする時猫ズの世話や、子供たちの世話で助けがほしいからそう言うのだろう。
親というものは、介護が必要になるまではとにかく便利な存在なのだ。
いや、シアトルがものすごく魅力的な街なのはわかる。
緯度が高いので、日本にも近くなる。
が、この先新しいところに移るとしたら、日本しかないのではないか。
家族との話し合いにおいても、英語が段々下手になってきたなあ、と自覚した。
10年後には、医者との意思の疎通にも困るだろう。
どちらにしろ、自分勝手な考えが見え隠れする次男の言うことを聞いていたら、将来私自身が困るのは目に見える。
と、思っていたら、次男からメッセージが来た。
ここに家を買うことを考えている、とタウンハウス(マンションよりも広めの集合住宅)の写真が添付されている。
2023年3月3日金曜日
家族全員での話し合い②
「皆、聞いてほしい!」と食事のあと次男が全員に声をかけた。
日曜日の夜、私との話し合いのあとのことだ。
2ヶ月前の大喧嘩以降、私からガン無視されていた夫は、息子夫婦2組と話が弾んで楽しそうにしていた。
ここ数年、ウィンタースポーツに加え、キャンプ、バックパッキング(食料や装備を背負って山野を旅すること)、などのスポーツを楽しみ始めた次男にとっては、普段から夫との会話の方が私とのものよりずっと多い。
個々に事情聴取をする、と言っていた次男だったが、結局家族全員参加で一気に話し合うことに変更したようだ。
まずこの家の中で今起きていること(私と夫の間の冷たい空気)には、皆気づいている、と言ったあと、コロラド旅行で起きた事を全員に説明し始めた。
私の汚名を拭えた有意義な旅だったと思う、と話す次男。
リングボーイの件では、伯父さん夫婦が全てお母さんの責任だと思っていたらしい、というくだりで夫が、ヒャ〜〜!と言いながら破顔し、まるで面白いジョークを聞いたように大笑いする。
🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥
🐥 とにかく、伯父さんたちは180度態度を変えてお母さんに謝りたいと言ってるから、あとはお母さんの気持ち一つでどうするか決めればいいと、僕は、思う。
さて、お父さんに言いたいんだけど、今まで伯父さんたちのこういうバカバカしい邪推とか責任転嫁の全てが、お母さん一人に向けられてたよね。でも、お父さんはそれに関して何もしてこなかったでしょ?お父さんが家族のためにしてくれたことには皆感謝してるけど、この件についてはもう少しお父さんが積極的に、伯父さんやグランマに働きかける必要があるんじゃないかな。
このバカげた事が何十年も続いていたことは本当にフェアじゃないし、ここでどうにか再生に向けて動きたいと思う。だからお父さん、今一度自分がするべきだったのにしなかったこと、それを見つめてほしい。
今後、お母さんが彼らと付き合いたくない、ということならそれはそれでいい。でも、少なくともこの家族の中だけでも話し合って理解を深めておくべきだと思う。
🐔(夫・酉年)グランマはひ孫たちに会ってすごく喜んだだろうね、ハハハ。ヒロたちは飛行機の中ではどうだった?
🐥 グランマはすごく喜んでたよ。飛行機の中も大丈夫。
お父さん、僕はお母さんの名誉を回復するための努力はしたよ。3年前に伯父さんからお母さんを非難するメールが来た時も、お父さんはお母さんを弁護することもなく、お母さんだけに重荷を背負わせたよね。
だから、お父さんももっとお母さんを守る行動をするべきだと思うよ。
🐔 リッチ(夫兄)からメールが来た時、ちゃんと返信はしたよ。あいつは本当にアホなんだよな。
ここで私は、常に問題回避する夫の態度に、突然新たな怒りが湧いてきた。
🐽 私はね、息子たちが子供の頃から、一度も彼らにあなたの母親(グランマ)の悪口を言ったことはなかった。でも、グランマとリッチは二人で私の悪口を言ってた。しかも私の親の悪口まで言ってた。私の両親に会ったこともないグランマが、一体何を根拠に彼らの悪口まで周りに振りまき続け、それをリッチはメールにまで書いてきたわけ?
そして、その事に関してあなた(夫)は何もしなかったよね。私一人に重荷を背負わせたよね。一体どうすればそんなことができるわけ?
🐥 今後はお父さん自身がお父さんの家族と話す事が大事だと思うんだけど、S(長男の名前)、どう思う?
🙎🏻♂️(長男) サキと市役所でCivil Wedding(市職員の立ち会いにより婚姻の儀式・届け出をすること)をしたあと、結婚報告のカードをコロラドの親戚に出さなかったのは、自分の落ち度だけど、そのことで伯父さん叔母さんがサキのことを責めたよね。
しかも、改姓することはお母さんからそそのかされんたんでしょ、とか、サキはXX家の歴史をよく知りもせずに、とか批判したんだ。あの時から、というか以前から彼らのドラマにうんざりしてるし、だから、彼らとの親戚づきあいにも興味はなくなった。
でも、お父さんが今彼らに話す必要はあると思う。
🐥 今回コロラドに行った時、親戚たちから感じる空気があまりにも冷たくて、僕とマリーはとても居心地が悪かった。(叔母さんの家に泊まることになってたけど)ホテルに泊まった方がいいのかな、と思うほどだったよ。そして、This has to stop(この問題を解決しなきゃ)と思ったんだ。
つまりその時やっと、今までお母さんが置かれていた状態はこれだったのか、とわかったんだよね。今回僕たちはお母さんへの誤解を解いてきたけど、お父さん、お父さん自身もグランマと伯父さんに電話して、話すべきだと思うよ。お母さんの名誉のためにも、お父さん、そうするべきだと思うよ。
夫無言。
ここでサキが泣きながら夫に訴えた。
👩🏻 お義父さん、🐥がお義母さんのためにしたことを、お義父さんもするべきだと思う。お義母さん、あなたは🐥 が守ってくれた、と感じたんでしょ。お義父さんも同じことをするべきだと思うのよね?
🐔 だから兄貴にはメールしたよ。
🐥 だけどね、お父さん、メールは何も意味がなかったんだよ。だから、その後もお母さんの立場は変わってなかったんだよ。🙎🏻♂️(長男)は電話で伯父さんや叔母さんと話して、サキとお母さんを守ろうとしたんだよ。そして今回僕が伯父さんと話して、もっと問題がクリアになった。そしてとりあえず誤解を解くことができた。だから、お父さん、お父さんも伯父さんと直接話さなきゃいけないんだよ。それまでは完結しないんだよ。
🐔 だけどワシが何をしようと何も変わりゃしないよ。
🙎🏻♂️ 僕が3年前に電話した時だって、悪いのは全てお母さんなんだ、と伯父さんは言ったんだよ。お父さん、伯父さんに電話したら?
🐔 いや、全員でフェイスタイムで話す方が意義があると思うね。
🐥 お父さんの言ってることはわかるよ。でもね、お父さん、最終的にはお父さんが伯父さんやグランマと話すべきなんだよ。お父さんがお母さんを守るべきなんだよ。
つまり、大事なのはね、皆がお父さんに、「家族を守ってくれ」と頼んでるってことなんだ。一人だけ責められ続けてきたお母さんを、助けるべきだと思わない?お父さんがするべきだったことを、僕たちがしたんだよ。今度はお父さんが現実を見ることを避け続けるのはやめて、お父さんが伯父さんたちに向き合う番じゃないかな。
結局、夫は同じ言葉を繰り返すだけだったが、私はこの話し合いでやっと2ヶ月前に夫に爆発した理由がわかった。
私は、両親の死に対してさえ無視を決め込んでいた義家族によりも、夫に失望していたのだ。
だから2ヶ月前、夫が「クリスマスに、皆でコロラドの家族とフェイスタイムで話すことを、妹たちと決めた」と家族全員にメッセージを送ってきたことで、私の怒りが爆発したのだ(結局フェイスタイムの間、いたたまれない状況になることがわかっていた私は散歩に出た)。
被害者であるかのように振る舞いたくはないから、息子たちには何も言ってなかったが、彼らはその日以降、夫と私の間に流れる冷たい空気を感じていたのだ。
そして、コロラドに行く前次男が考え込んでいる様子だったのは、このことを考えていたからだったのだろう。
帰り際、次男が私の肩に手を置き Are you ok?と言う。
そしてこう言った。
「お父さんと少し離れて、シアトルに住むのはどう?」
🐽 え?