夫が仕事を辞めることが決まって以来、朝暗い気分の中目が覚める。
もう、何を食べても何をしていても、心の奥底に重いものがある。
毎月年金だけで暮らし始める中、医療保険が生活費の中で占める割合は大きい。
とはいえ、生活費はもうそんなにかからないのではないだろうか。
それでも預金を崩しながらの生活になるのは、目に見える。
今どうしてもほしい、というものはない。
断捨離をしている中で、見つけた姉へのメール。
メールは今回スキャンして保存、ハードコピーは捨てた
1998年のメールなので、息子たちがまだティーンエイジャーになる前のことだ。
当時使っていたAOLメールサービスが有料になる、ということでアカウントを停止する前に、全てのメールをハードコピーで残しておこう、と印刷したのだった。
この日は、新築の家に引っ越した頃で、建築の不具合をビルダーが修理しプロのクリーニングを派遣してくれていた日。
普段からクリーニングレディーが来ていたわけではない。
この頃の私はラルフローレンのデザインが好きだったが、メールの中で物欲の塊である自分が羅列する品物に驚く。
今も使っているRLクッション
そして、もっと大きな家がほしい、と日々思っていた。
なんというアホウなんだ!と今なら思う。
24年後の今、大きな家、飾りやお皿、洋服など何もほしくない。
ラルフローレンにも他のデザイナーにも興味はない。
ほしいものは、いつまでも健康で人の助けを必要としない身体、関東圏での小さな居場所、徒歩圏内のコンビニとスーパーとかかりつけ医。
今私が外出するところは、Trader Joe'sとピーツが主で、モールに行っても何か買うことはほぼない。
ただ年を取ったのだ、と結論づけるよりも、賢くなったのだ、と思いたい。
最近はアンデルセンのデニッシュを外でひっそり食べる
賢くなった!(よね?)
こんにちは。AOLのメールサービスは有料になるのですね。なつかしいですね、AOL、そしてあのネットにつながる時の音。。。年をとると物欲はなくなりますね。そしてパンデミックを通して以前とは違う感じがします。季節もかわり、午後も早く涼しくなり始め、日照時間も短くなり始めてます。アンデルセンのデニッシュいいですね。SFのジャパンタウンにいくと、たまにアンデルセンに立ち寄ります。お外でひっそり食べることができる大人もいいですね。
返信削除けいさん、
削除そうなんです。あのメールが届いた時のYou've got mail!の音も懐かしいですよね。
年を取って物欲がなくなるのはいいのですが、昨日会った2歳上の友人が、ティファニーのイヤリングがほしい、ヴァンクリのネックレスがほしい、と熱く語るのを聞いて、なんか不思議な気持ちになりました。この友人は昔からダイヤとかが好きだったので、一生アクセサリーは好きなのでしょうね。それはそれで元気でいられる源かも?
なんだか秋の訪れを感じますね。寂しい〜(^^)
ああ、ラルフローレン、私も大好きでした。でも貧乏学生の私には買えなくてモールへ行っては眺めてました^^ 懐かしい思い出です。
返信削除確かに年をとると物欲がなくなるのかブランドには興味がなくなりました。でも健康な身体と日本で住む場所、これは私も欲しいですーー!!時々関西のURアパートを見てるんですよ。でも安くていいなと思えば古いエレベーターのない物件だったり、築浅駅近エレベーター付きだと全然空きがなかったり。難しいですね。
akikoさん、
削除akikoさんもやっぱりラルフローレンお好きでしたか。私もなかなか手が届かなかったので、ペンキ屋さんでRLのペンキのカタログをもらってきたり、五番街のお店やスタンフォードのお店が大好きで、スタンフォード店は目の保養によく通いました。ラルフローレン物語という本まで読んだりして^^
ブランドは興味なくなりますよね〜。それは良かった反面、年取ったんだなあと寂しくもなったり。本当に健康が一番大事と日々感じています。と言いながら今ピーツでスコーンを爆食中^^;
そうそう、古いURとかはエレベーターがないので、年取ったらちょっと無理ですよね。
でも、日本のマンション賃貸、あこがれです。