今日、コロナ前の生活が戻ってきた。
6月15日、カリフォルニア州ではコロナ感染対策規制が緩和されたのだ。
ほとんどのレストランやカフェ、お店に入る時の人数制限がなくなり、ワクチン接種を終えた人は屋内でもマスクをつけなくて良くなる。
映画館やジムも営業を再開する。病院、学校や飛行機、電車の中などでは引き続きマスクは必要だが、レストランやカフェにマスクなしで入れるなんて、去年の3月のロックダウン以来のこと。
しばらく前から、ワクチン接種を終えた人は屋内でも集まって良いことにはなっていた。
だから長男家族ともマスクなしで、庭ではなく家の中で集まることはできた。
長男の家の近くにできたアウトドアのモールには、テラス席のレストランが多い。
人々が談笑しながら食事している。
以前は当たり前だったこの光景が、もう1年以上ベイエリアから消えていたのが改めて信じられない。
ついこの前までは、日本の方が営業しているお店はずっと多かったのに、今はカリフォルニアの方が多い。
どこも営業を再開し始めた。これから街の活気が戻ってくるだろう。
病院の駐車場にテントを張って行われていたコロナ検査。
もう検査を待つ車の行列はなくなり、テントも片付けられた。今やサンフランシスコは(コロナに関しては)全米で一番安全な街だそうだ。
5月31日から6月13日までの2週間の新規感染者数は、サンフランシスコ郡は181人、サンタクララ郡が396人。
自分が住んでいる地域のワクチン接種率はいかほどか。
このサイトで調べると、私の家がある地域では(郵便番号による6月10日時点でのデータ)12歳以上の80%が2度の接種を終え、1度目の接種を終えた人も10%を超えている。
さて、先日のこと。
更新もめったにしないこんなブログなのに、読んでくださっている同年代のKみさんからメールをいただいた。
サンノゼに住んでいらっしゃるということで、何度かメールが行き交ったあと、会いましょうということになった。
KみさんとはVeggie Grillというレストランに行き、アウトドアランチで話がはずんだ。
そして(眉下切開)手術の跡は全くわかりませんね、と嬉しいお言葉をいただいた。
自分ではもう傷にも慣れて、鏡を見ることもなくなったが、人から見ると傷が生々しい?もしかしたら以前の顔と少し違う?何か違和感がある?というような不安はやはりまだ少しある。
下垂のひどかった右目は視界が開けたように感じていたが、それは気のせい?と思うこともある。
元々下垂がひどくなかった左目が右目を補っていたのだろう。
右瞼の重さは確実に軽減された。そして、その分頭の重さは緩和されたような気もする。
とにかく手術の大きな効果を実感するまでには時間がもう少しかかりそうだ。
そして、私にはまだ大きなハードルが残っていた。
Mだ。
30年来の友人M。とてもとても善良で正直なM。私への遠慮も全くないM。
以前は1ヶ月に1度はカフェに一緒に行っていたのに、コロナ以降ほんの数分立ち話をするだけだったM。
Mは、私に会うとまず「痩せた?」「なんか目が腫れてる?」「今日は顔が赤くない?」など必ず外見に関するコメントをする。彼女にとってこれは挨拶なのだろう。
そのMとle Boulangerというカフェスタイルのレストランで会うことになった。
Mは私を見てなんと言うのだろう。
「あれ?なんか目がxxxない?(私が自分では気がついていない何か)」
不安だ。
待ち合わせたle Boulangerに現れたM。
Mが私を見た。
Mが言う。
「髪が伸びたね。そろそろカットが必要?」だった。
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