家出するか・・・。
今日はずっとそればかり考えていた。
先々週、集中して刺繍を続けた。夜遅くまで続けた。
|
90%できた
(もう数ヶ月そう思っている) |
翌朝起きたら目がパンクしていた。前夜『なんだか目がパンクしそうなほど疲れたなあ。』と思っていたのだが、やはり夜中にパンクしたらしい。
刺繍はやめた。目の方が大事だ。
年を取ったせいかそういう無理をすると結膜が出血するらしい。
なのに、サンフランシスコにはせっせと通っている。毎週サンフランシスコには大体3泊して我が家に帰ってくる。ところが最近はそれに加えて、ヒロを連れた次男とマリーが我が家に週末来るようになった。
|
3人で無心に遊んでいる |
今週末も明後日土曜日に来るということだ。私は今日サンノゼに帰ってきたところなのに。帰る前にはマリーが「え〜、今日帰るの?土曜日までここにいて、サンノゼには一緒に移動しましょうよ。」と言う。私がいることで、仕事から帰った時夕食ができているのがマリーには何より嬉しいらしい。
|
このところシリコンバレーの渋滞はひどくなる一方で、
サンフランシスコまでは片道1時間20分ぐらい運転する |
冗談じゃない。毎日夕食のメニューを考えるだけで疲れる。彼らは甘え過ぎだ。
|
ちなみに今日はサンフランシスコを出る前に、チキンのつくね、
ナスの煮物、甘酢玉ねぎ、ほうれん草の和え物、果物を用意して来た |
それにヒロがこのところドッと成長した。14ヶ月にして身長は80センチをゆうに超え、体重は14キロ。爆発的にしゃべるようになり、自我も発達して激しい気性が見えてきた。
|
ハロウィーンには鮭寿司になった |
サンノゼに3人が来ない週末は長男とサキが次男たちを訪問して育児を手伝うことも多い。私が日本にいる間は、彼らが1週間泊まりがけで手伝う。先々週はお料理好きの長男がパスタメーカーを持参してきてあさりのパスタを作ったらしい。あさりはサンフランシスコのミッション地区にある、新鮮なシーフードで有名なお店のものだということ。
昨日マリーが言った。
「あの感動するほどおいしいパスタをまた食べたい。パスタメーカーを借りましょうよ。」だと。「日曜日にお姉ちゃんとお姉ちゃんのボーイフレンド、それからお母さんも来るから作ってあげればちょうどいいんじゃない?あさりはまたあのお店に朝早く買いに行きましょう。」と次男に言っている。
それを聞いて、お〜、いいアイデアだと単純に思っていた私。なんとおめでたいことか。
今日サンノゼに向かって運転していた時、突然黒い感情がムクムクと湧いてきた。
マリー母、姉、姉ボーイフレンドはしょっちゅう次男とマリーのマンションを訪れ、私は彼らをいつもいつもを食べさせている。彼らが、そして次男やマリーが一度として私に、あるいは長男たちに何かを食べさせてくれたことはあったか!私に食べさせたい、とケーキ一つ買って来てくれたことがあったか!
否!!
サンクスギビングには、マリー母、マリー姉、姉ボーイフレンド、ボーイフレンド両親、ボーイフレンド兄、兄嫁、子供2人、マリー叔母家族の計12人が大挙して我が家に押しかけて来る予定だ。私はその翌朝日本に向かって飛ぶ。そのことも頭が痛い。
次男、マリー、私は言いたい。
|
そのパスタは私に食べさせるべきじゃね? |