自分の結婚式を考える。
全て夫の意向をくんだ式だった。
私自身は式を希望していなかったが、夫は祖父母のためにしたい、と言うのだった。
結局私の方の招待客は1人、夫の方は250人だった。
ほとんどが親戚だ。
年なんだから(27歳)シンプルなものにしなさい、と姑に言われて近所の仕立て屋さんに作ってもらったウェディングドレス風ドレス。
何もかもが夫と姑の決めた式。新婚旅行なし。
つまり、面倒なことは人が計画してくれるならなんでもいいっす、という私の怠惰さが表れた式だったのだろう。
結婚式に一切の思い入れもなく、式自体はポクポクポクという木魚の音の中で行われ、披露宴は親戚のためのカラオケ大会を安い中華のお店でした。
お皿はかけていたし、食べ物はまずかった。
それに比べると、次男とマリーの結婚式への思い入れはもう少しあるだろうか。
田舎家風のrustic weddingにしたい、というだけであれがしたい、これがしたい、というのも特別にはない。
それはいいのだが、いくらなんでも全てのことがギリギリ過ぎる。
それでも色々なものの注文ぐらいもっと早くすればいいのに、昨日になってやっとしたようだ。
アマゾンのプライム会員なので昨日注文すれば水曜日には届くから、などと言っている。
自分たちで全てするから口出ししないでください、というような態度をとっておきながら、やはり親の助けが必要になっている。
次男が一番の親友にあげたい腕時計に記念の刻印をしたいが、ギリギリになってしまった。
だから私にお店に持って行って刻印してもらってきてほしい、などと言う。
これ、二人だけで全て準備していたら喧嘩ばかりして、今頃元カレ元カノ関係になっていたかもしれない。
ただ二人はもう1年半も一緒に生活をしているので、お互いの全てが既にわかっているのだろう。
それにしても混雑しているモールにはもうしばらく行きたくない。
会いたくない人にもバッタリ会ってしまったりするのはこんな時だ。