第一に実家は京都市内だが田舎なので、カフェが近所にない。
あるにはあるが、一人でぼーっとくつろぐ時間が持てる、という雰囲気のところではない。
ブログを読むと明らかに頭がいい方だとわかるのに、純真な童女のような方でもあるのだ。
いい例が長嶋茂雄だろう。
H子さんも長嶋茂雄のようだ。
そういうガッツのある方の話がおもしろくないはずがない。
ところが、最近は電車に乗ったりぶらぶら歩いてお寺に行き、その後カフェに行くということが好きになった。
日本でもこうした時間が持てるようになったのは本当に良かった。
父の世話ばかりでつらいと思っていた日本の滞在が、そんなにつらくなくなったようにも感じる。
出町柳にあるカフェMAKIのモーニング |
やっぱり何年アメリカにいても、英語は母国語ではないので自分の思うようにはしゃべれない。
だから、今日は山歩きをしながら、H子さんとM子さんとノンストップで話せて大満足だった。
M子さんは20年以上前からの知人だが、ほのぼのしたかわいらしい方だ。
ブログを読むと明らかに頭がいい方だとわかるのに、純真な童女のような方でもあるのだ。
好奇心いっぱいのキラキラした目と、ブログそのままの人柄がにじみ出た優しい話し方は想像していた人物像そのままだ。
そして、もう一つこの方のキャラクターを表す言葉があるとしたら『天然』だろう。
昔『天然』という言葉は『天然ボケ』とか『天然バカ』という使い方をされ、あまりいい意味を持たない言葉だった。
が、今は違う。
その人の言動があまりにも無邪気で周囲の人たちを明るい気持ちにさせる、というのが最近の定義だ。
天衣無縫というか。
いい例が長嶋茂雄だろう。
代打を送る時『代打!XX選手』とバントの格好をしたり(サプライズバントなのにそんな格好をして見せては、相手チームにバントしますよ〜と教えるようなものなのだ)、その天然ぶりで日本人に愛された。
H子さんも長嶋茂雄のようだ。
「おうちからスーパーまで歩いて7分、ピーツまでも歩けるなんていいですねえ(H子さんのブログにそう書いてある)。」と言う私の顔をじっと見つめるH子さん。
「あらあ、いい所に住んでるのねえ。」とおっしゃる。
「H子さんのおうちのことですよ。」と笑うと「あら、そうだったわね。」と納得される。
とにかくこういう『天然モーメント』とがとても多いのだ。
心の中で「この人ちびちゃん(飼っていらっしゃる犬)のような人?」と何度も思ってしまった。
こういう楽しいH子さんやM子さんと歩くので、フルコースと呼んでいる小高い丘の頂上までを含む2時間15分の山歩きがあっという間だ。
1ドルが360円の時代に、日本から看護師になることを目指して渡米されたのだ。
試験には見事合格して、40年以上看護師として働いたということ。
そういうガッツのある方の話がおもしろくないはずがない。
これから一緒に歩きながら、色々なお話を伺うのが本当に楽しみになってきた。