まずは階段エクササイズ。
ランニングマシーンを横目で見ながら、午後にでも歩くか、と考える。
すぐには実行しないのがいつものパターン。
午後3時にCT検査があった。
検査技師の女性はとても暗い雰囲気の人で、アメリカでは珍しいほどしゃべらない。
こういう人が10人に1人ぐらいいる。
大体はお医者さんは勿論、看護師さん、技師、受付とどの人もとてもフレンドリーなのだ。
ガウンに着替えてから検査室に来てくださいと言われる。
CT検査自体は2分ぐらいだった。
息を停めてくださいという指示が音声で流れる。
腹部の写真を2枚撮ったようだ。
食生活を改善しないといけない、と『いまはら』に寄って帰る。
ここは日本人経営のフルーツスタンドがちょっと大きくなったようなお店。
いわゆる八百屋さんだ。
道が混んでいて全く車が動かないので、サンタナローを通ってモールに行く。
友人Y子とコーヒーを一杯だけ一緒に飲むことにしよう、と待ち合わせていたのだ。
Y子を待っている間にお医者さんから検査結果が送られて来た。
これがなんとまあ惨憺たる結果だった。
まず、石は全部で4つ。
1つは尿路にひっかかっている。これが4㍉。
腎臓の中にあるのが3㍉から7㍉まで3つ。
全て左の腎臓。尿路にひっかかっている石のために尿が流れず、左腎臓は水腎症になっていて腫れている。
大腸にポケットがいくつかある(これは食物繊維を余り摂らない人に多い憩室炎)。
これだけでもいやなニュースなのに、血管石灰化という言葉が見られた。
これは動脈硬化が進んだ状態で、身体の一部に石灰化があると全身に動脈硬化があるらしい。
この言葉で打ちのめされる。
お医者さんからは、泌尿器科医にすぐ会ってくださいというメッセージが添えられていた。
Y子が来たので一緒に検査結果を読んだ。
実は二人で読んでも殆どの英語は理解できなかった。
なにしろ、わかるのはkidney(腎臓)とかbladder(膀胱)だけで、尿路、水腎症、などの言葉は全くわからない。
こういう詳しい言葉は帰宅して辞書で調べてわかったのだ。
が、vascular calcifications(血管石灰化)という言葉だけはなんとなくわかった。とても気分が重い。
帰り道渋滞に巻き込まれて家まで時間がかかる。
その間に鈍痛が始まった。
車の中で七転八倒するわけにはいかないので(運転は夫)、すぐにコデインを飲む。
さすがに夕食に脂っぽいものを食べる気がしない。
粗食ですませて野球を観ていたら、8時に激痛が始まった。
コデインは飲んだばかりなので、もう少し待たないといけない。
激痛は1時間続いた。
痛みが治まったあとも、左腎臓が腫れているのが感じられる。
お腹全体の膨満感で苦しい。
一体石はいつ出るんだ?
そうそう、今日わかったことが一つ。
病院で検査時に着替えるガウンは後ろ開き。