次男が大怪我を負った。
転倒し意識を失い、目が覚めた時には顎の骨は折れ、顔の3箇所に裂傷、そして歯が数本折れていたらしい。
CTで脳は損傷を受けていないことを確認、全身麻酔手術に備えて胃の内容物が空になるまで一晩入院。
翌日手術を受け、夜遅く帰宅(日本なら多分1週間は入院するだろう)。
術後、病院のベッドで休む本人からメッセージが来て知った。
術前にメッセージを送ったら、私が心配するだろうから、術後に送って来たのだろう。
それは正しい判断だったと思う。
実は次男は、2月に私と一緒に仕事のことで日本に飛ぶ予定だった。
が、今はワイヤーで口が閉じられた状態。
2週間後に外れるが、身体はある程度衰弱していて、元に戻るまで時間がかかるだろう。
数本折れた歯の治療も必要である。
その時の状態で日本行きは決めることにした。
本当に人生、全てがうまく行っていても、次の瞬間には何が起きるか誰にもわからない。
LAで火事に遭った方々も同じ思いだろう。
2018年の火事によって起きた現象、サンフランシスコの不吉な赤い太陽を思い出す。
あの頃は空気清浄機を探して、多くの人たちが走り回っていた。
今、我が家も火事を防ぐためにできるだけのことをしている。
屋根は瓦で壁はスタッコというセメントや石灰を混ぜた素材なので、木は使われていない。
とはいえ、我が家は森林に近いので、いつ火災保険を打ち切られるかわからない、と思ったりもする。
家の外壁から1.5㍍以内に植木があると、とても危険らしい。
つまり、植木は火が燃え移りやすく、そこから火が家に廻る可能性が高いというわけだ。
外出していたら、夫からメッセージが来た。
「家の周りを見回って、火事の原因になりそうな植木を整理するけど。」
どうぞ、と一言返事を出しておいた。
数日後、庭に出てみてびっくり。
ラベンダー・・・、紫陽花・・・、サルスベリ・・・、数々の植木・・・
な、な、な〜〜んも残ってない‼️
ここまでとは・・・