結婚式がやっと終わってホッとする間もなく、翌日サンフランシスコで写真第2弾を撮った。
家族だけが集まって撮る写真だが、まあ、面倒なこと。
姉がたまにはサンフランシスコを満喫したい、ということでそのままユニオンスクエアに泊まることになった。
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待ち合わせ場所のフェリービルに歩いて来る二人
結婚式の日はフェアモントホテルに宿泊した |
写真撮影後マリーの家族と集まって夕食を食べている時に、次男とマリーの顔が凍りつくできごとが起きた。
親戚の中で唯一招待された近所に住む夫の姉Fが、結婚式の写真を許可なくfacebookで公開してしまったのだ。
次男とマリーは、結婚式の写真はプロに任せるので、式の最中撮るのは控えてください、と頼んでいた。
それにも関わらず、Fは他の招待客に隠れてビデオや写真を撮った。
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右が義姉F
とても明るい性格だが想像力に欠けるようだ |
バージンロードを歩くマリーの写真などを含め、Fによりfacebookに載せられたビデオや写真を見たマリーの目には涙が浮かんでいた。
その場では我慢したが、次男たちと別れてホテルの部屋でベットに横になった途端、怒りがフツフツと湧き上がってきてどうにも収まらなくなってしまった。
すぐFにテキストメッセージを送った。
式の最中写真を撮らないでくれ(式のあとはOK)、結婚式の写真は後日皆に送ります、だから自分たちのリクエストを尊重してほしい、と次男たちに頼まれたにもかかわらず、ただ一人あなたはそれを無視して隠し撮りをした。
そして、その写真をあろうことかfacebookに投稿した。
そのことに関してすぐ電話で話したい、と書いた。
が、Fは私の電話に出ず代わりに次男にすぐ電話をして言った。
『私は美しいイベントを親戚や友人たちとシェアするためにfacebookにアップした。
そのことであなたのお母さんが怒っているけど、あなたには私の気持ちは理解できるよね。
あなたのためにしたんだから。』と。
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サンフランシスコでの写真撮影は追加料金1時間毎$250
わざわざまた皆ドレスアップしたわけだ |
次男からF、夫、そして私にメッセージが来た。
『お母さんの気持ちはわかるけど、マリーも自分もこの件についてもう忘れてしまいたい。
このことで自分たちの結婚式の思い出を台無しにしたくない。
だから、もうFがしたことを責めないでほしい。』ということだった。
『了解。本当に全てがすばらしい結婚式だったね。』と返信したあと、一晩中眠れなかった。
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日曜日の夜のバーゲン料金で泊まったWestin St. Francis Union Squareの
30階から見る景色はすばらしかったが、怒りのため楽しむことができなかった |
このFのしたことへの私の怒りは、もしかしたら過剰反応なのかもしれない。
さらっと流すことのできる人は流せるのだろう。
それでも3人の友人に話すと、やはり私と同じリアクションだった。
だからこそ友人として話が合うのだろう。
SNSの投稿は本当に気をつけないと、人間関係を損なう原因にもなる。
私も以前facebookのアカウントを持ち、アプや京都のお寺の写真を載せたものだが、 サイバーストーカーの話をマリーから聞いてやめてしまった。