2018年7月26日木曜日

おもしろ過ぎる毎日

猛暑、酷暑という言葉は聞いたことがあるが、炎暑というのはこの夏初めて聞いた。


確かに半袖から出た腕が、毎日チリチリと焼けるように痛い。


ブログに34度で涼しいと書いたら、それを読んでくれた友人Sえさんからからメールが来た。


『34度で涼しいなんて、カッコいい〜』だって。


え〜、そんなぁ、ホンマに?ちょっとかっこ良かった?なんて嬉しくなった。



が、早朝のテレビで頻繁に呼びかけている声で我に返る。



『高齢の方は暑さを感じにくいので熱中症になりやすいのです!温度が高い時は冷房をつけてください!水分をしっかりとってください!』



もしかしてそれが理由?自分が感じる以上に暑いのかニッポン!

毎日氷を入れて持ち歩いた百均の氷嚢



炎暑の日本での生活がもうすぐ終わろうとしている。



暑さで体調を崩してドタキャンをするのがイヤで、友人に会う約束はしなかった。



そして姉と過ごすことが多かった今回の滞在。



その中で強烈な印象を残したのは東京の電車で遭遇した人々だった。




午後2時の有楽町線。



私の隣に20代後半?ぐらいの妊婦さんが座っている。



そしてその妊婦さんの前に立った40歳前後の女性が、大きな声で妊婦さんに話しかける。



二人に面識があるようには見えない。



「私、妊活中なんだけどダメなんです〜。授かり方を教えてください!病院行ってもダメなんでぇ〜。」


凍りついた表情で、じっとうつむいている妊婦さん。




早朝の山手線。


吊り皮につかまって立っていた私の前に座っていた男性が、降りる駅で立つ。


私が座ろうと尻を半分座席に置いたところに、1メートル横で立ったまま漫画を読んでいた50歳前後の男性がダッシュ。


私を押しのけて座る。


ワナワナするが声が出ない。


この方々は感じ良い人たちで記事に関係ありません
私は毎日大荷物を膝に抱えて移動していた



夕刻の横須賀線。


座っていた私の前の座席に座っていた女性が、駅に着いて降りる。


駅で制服の高校生が乗り込んで来た。


その空いた座席を指差して、大声で叫ぶ。


「そこ!座ります!」


固まっている人々の中、高校生悠々と着席。




おもしろ過ぎるではないか。




なるほど。東京の電車は日々戦場なのだな。

KITTEビルに何度も行って駅舎を眺めた
この美しい駅前のデザインと色の具合が本当に良い


ある日中央線で乗り込んで来た老人を見て胸が詰まった。



その姿は80代だった父の姿と重なった。


優先席に座っている学生や若いビジネスマンらしき人々は、誰も立たない。


老人はドアのそばに行き持ち手を握る。


父も電車で座れない時は、ああいう風に立ったまま外の景色を見ていたのだろうな。


このご老人の雰囲気は80代前半の父そのものだった


たまらない気持ちになった。


老人に私の席を譲ろう。


私の座っている席から老人の間には、2メートルの距離がある。


私が立った時点で、目の前の疲れた男性2人のうちのどちらかが座ってしまうだろう。



3分ほど逡巡した。



よし!


私はハンドバッグから傘を出し、座席に置いた。


こうしておけば誰もそこに座りはしないだろう。


そして老人に向かい1歩踏み出した。


いや、踏み出そうとした。




が、斜め前に立っていた子供を連れたママに阻まれた。


ママが言った。



「xxちゃん!傘の横に座っちゃいなさい!」


おもしろ過ぎるよ、トーキョー

2018年7月20日金曜日

やっぱり?

体温より高い日が続く日本で生きとります。



生きとるだけでなく、1日も家にいることなく出かけとります。



いつもの出町柳マキのモーニング650円


猛暑の中長刀鉾建を見物



この頃はまだ涼しくて35度ぐらい



奈良の友人オススメの長谷寺(40度超えていたのでは?)



祇園祭宵々山



突然父が好きだった仁和寺の五重塔を見に行ったり(39度)



姫路城に行くものの、酷暑の中天守閣までたどり着かず



こうして関西滞在中、百均の氷嚢に氷を詰めて毎日出かけたあと、東京に移動する。




アプのお見送りを受けて





丸の内の涼しいこと!(34度ぐらい)



日比谷公園(姉⇧がこの後バテる)



日比谷ミッドタウンのランチ、パンは食べ放題、飲み物とスープ付きで1200円


姉と私が大好きな丸ビル1Fのワイヤードカフェ
(写真はワイヤードカフェのサイトからお借りしました)



熱中症に気をつけてください、と毎日テレビで一日中警告される。



暑いのだが毎日こうして出かけている自分の体力に、先週に引き続き驚嘆している。





なんだか自分が若返ったような錯覚に陥る。

平日のランチは飲み物付きで1000円(これはガパオライス)



オシャレなワイヤードカフェでガパオライスを食べながら、このあと若い女性がターゲットのブティックが並ぶ新丸ビルに洋服を見に行こうか、と姉と話す。



体力だけではなく気分も若返っているらしい。






その時カフェの店員さんが、私たちのテーブルに何かを持って来てくれた。

『エアコンがキツイかもしれないのでお使いください』ですと

2018年7月12日木曜日

体力

暑い。日本はやはり暑い。

なのに、空港到着24時間後には観光地3箇所を廻り終えている自分の体力に自信を持つ。

安楽寺

法然院

法然院その2


南禅寺水路閣
無料拝観シリーズは続く

が、回廊を歩く時にふと感じる老い。

暑さで浮いた静脈、足の指ダコ、潤い不足による色素沈着。

しかしペディキュアは健在なのであった