2018年4月16日月曜日

孫源病?

日本からサンノゼに帰ってきて2週間になる。そろそろ『再入国許可証と米国市民権』シリーズも再開したいが、気力が湧いてこない。

SFではすぐ近所に来年地下鉄が開通するらしい
だが、今は『それが何か?』という気分

なにしろ日本恋しい病にかかってしまったようだ。去年まではアメリカにいる方がずっと楽しい毎日だった。なのに、今はどうしても思い出せない。一体アメリカで何を楽しんでいたのだろうか。

日本を出る直前まで桜が咲いていた
これは飯田橋で見たお堀端の桜

2週間の間に2度外食をした。日本では、子育てを終え介護を終え、大学の費用を心配することもなく美味しい物(注:上限1500円!)を食べ歩く楽しさを味わっていたのに、こちらではチップ込み1500円のランチなんて皆無だ。

タイ料理(名前は忘れた)チップ込み1800円ぐらい

GroveというおしゃれなSFのおしゃれなレストランでキューバのサンドイッチ
アイスティーと共でチップ込み2200円ぐらい

近所の花が咲き乱れていて美しい。

カリフォルニアは空の色が日本となんとなく違う

長男は結婚指輪もできあがっていつでも結婚する準備ができた(のだろうか)、次男は先週育休を終え無事仕事に復帰し、ヒロは順調に成長している。友人とも会ってカフェでおしゃべりする時間は本当に楽しい。

夫も物を捨て始めてくれた。

使わない工具類やラケットなどがなくなった

なのにむなしい。

毎日泣きたいような気分になっている。

桜の上に降る雪がすばらしかった(円覚寺)

むなしい。もしかしてこれは孫源病なのだろうか。子守りなんかするつもりはなかったのに、やはり保育所が休みだったりすると手伝ってあげないと、という気持ちになってしまう。もしかして息子夫婦からは『かわいい孫でしょ?子守りするのも楽しいでしょ?充実しているでしょ?』と思われているのだろうか。

家族が集まると笑いがある。その楽しい時間を過ごすとやっぱり家族!と思うのだがそこで自分はいつも裏方だ。

死ぬまで自分が主役でいてもいいのではないのだろうか。つまり、子供や孫の心配もなく好きな時に好きな物を食べに行って、好きな時に友人と会い、好きな時に旅行してもいいのではなかろうか。なのに、子供や孫のそばにいると自分はひたすら働いている。

私はやはり日本で老後を過ごすべきなのだろうか、と心が揺れ動く。

やはりこの尻と後頭部はかわいいのだが・・・

2 件のコメント:

  1. お元気になられましたか?
    食べ物や老後のことを考えると日本で住みたくなります。
    アメリカでの外食は、味が大体想像できる気がします。まずくはないのだけれど日本のような工夫や特別感がないように思います。
    ヒロくんが話し始めたりするともっとかわいくなるでしょうね。

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    1. 美知子さん、
      はい、元気になりました。ありがとうございます!
      なんと今日はアメリカに帰ってきて初めてモールを一人で6時間もうろつきましたよ。時間を潰すためでしたが、ピーツやランチにも行ったとはいえこういう体力は普段ないのに。自分でもびっくりしました。
      ランチにベトナムのバインミーを食べましたが、これは美味しかったです。アメリカでの外食はアメリカ料理以外はおいしいかも?^^

      ヒロは金切り声で叫ぶんですよ。私は難聴になりそうで怖いぐらいです。話し始めるとうるさくなりそう^^;

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