2018年3月24日土曜日

フェイクニュース

午前11時半の出町柳商店街はまだ寒かった。満寿形屋の前にはまだ誰もいない。

開店は12時。この寒いお店の前で30分間待つのは長過ぎる。では開店まで鴨川にでも桜を見に行くか。


が、姉が言う。『前回11時35分に来たらもう長い行列ができていて、一巡目で入店できなかった。入店できたのは一巡目のお客さんの終わったあと、二巡目の12時20分。』


なら30分待っても一巡目に入店する方が待ち時間は短い。お店だって行列の先頭で待っていた私たちに、鯖の尻尾部分をくれるなんてことはないだろう。



11時50分時点で、お店の前には20人ほど並んでいた

その上私たちはシステムを習得しているのだ。どの時点でお店に入ろうと分厚い鯖寿司が食べられることに変わりはない。


ベンチに座ってメニューを見る。鯖寿司とかけうどんのセットは1000円だが、きつねは200円増し、蕎麦は100円増し、計300円増しで1300円になる計算だ。が、きつねを頼むことで鯖寿司の尻尾が来るかも、という心配からは解放されるのだ。価値はある。
きつね蕎麦と鯖寿司のセットに決めた。





12時5分に開店。私と姉は最初に入店する。このお店では入店する順番で席が決まっている。つまり、注文も食べ物が運ばれてくる順番も私たちが一番だ。



こじんまりした店内

きつね蕎麦セットを注文した私たちはリラックスして待つ。まずはお盆に乗せられた蕎麦とお醤油皿が運ばれて来た。本日の鯖寿司は特上だという貼り紙が目に入る。遂に夢に見ていた鯖寿司が食べられるのだ。それも運良く今日は特上。



あとは真打ちを待つのみ
ちなみに個人的な意見だが、お蕎麦よりもおうどんの方が美味しいと思った

1分後鯖寿司が運ばれて来た。新鮮な鯖をうっとりと愛でている私に姉が囁いた。



今日の私の鯖寿司
分厚さ5段階で言えば4ぐらいか?

『ガセやった。』

姉の鯖寿司を見た私は混乱した。なんとそれは尻尾部分だったのだ。



手前は尻尾部分、もう一切れも特別分厚いわけではない

行列の先頭に並び、キツネ蕎麦を注文した姉に尻尾が来たのだ!オンラインで仕入れた情報は正しくなかったのだ。フェイクニュースだったのか!


二番手に並んでいた隣の席の人たちはどうだろう。チラッと見ると男性の鯖寿司は分厚いが女性のは尻尾だ!二人ともかけうどんセット。



すみません、お隣さん
ブログのために写真まで撮って

私は更に混乱した。鯖寿司のシステムはどうなっているのだ。

姉が隣の女性の鯖寿司を見ながらおごそかに言う。『今この法則を考えてる。段々わかってきた。』


が、その法則がどんなものなのか姉は言わない。やはり鯖の真ん中部分は分厚く、その一番分厚い部分が当たった人のもう一切れは尻尾なのか。


お店を出る時に未練がましくウィンドウに置いてある鯖寿司を見ながら考えたが結論は出ない。


この方程式の答え、誰か出して〜

4 件のコメント:

  1. あら〜残念
    それもお姉様。
    きつね蕎麦セット−入店1~4番目=鯖ずし尻尾の可能性大 。
    鯖寿司は尻尾から配られていると言う事がわかりましたよ。次回は入店5番目以降にチャレンジです!!
    それともmikimieさんが強運なんでしょうかね?!

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    1. みーさん、
      鯖寿司は尻尾から配られているのかもしれませんね〜。ほんと、何がなんだかわからなくなりました。
      とにかく、オンライン情報を信じてはいけないですね。自分で実際に確認しない限り真実はわからないです。
      しばらく鯖寿司はもういい、という感じ。それよりも清水のお寿司をもう一度食べに行きたい。
      でももしかしたら東京の海鮮丼もかなりいけるかも。今週はKITTEビルで海鮮丼に挑戦しますよ!

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  2. 鯖寿司は奥が深い。
    京都の桜は美しいでしょうね。
    あ~おいしいものが食べたい!

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    1. 美知子さん、
      こうして日本で桜を見たり電車に乗ったり美味しいものを食べていると、やはり老後は日本?って改めて考えてしまいますね。とはいえ、アメリカの自宅に帰ってホッとしたいという気持ちもあります。
      日本は美味しいものがあり過ぎて、アメリカにいる時よりもコレステロール値が上がっているかも・・・

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