2017年5月18日木曜日

猫の病気と医療費

16日火曜日、一日中寝てはいたが、時々起きて餌を食べていたタイタンがおしっこを全くしていないのに気がついた。ブツの方も出ていない。

調べてみると雄猫の場合24時間おしっこが出ていないと危険らしい。すぐ救急に連れて行かないといけないほどの状態ということだ。夕食を終えてくつろいでいた次男が、タイタンが入院していた救急病院のサイトを調べると、ただいまの待ち時間5時間と出ている。

次男が帰宅すると、わらわらと集まってくる猫たち
デブ子は落ちないように、と次男に必死でしがみつく

他の病院に電話すると、すぐ連れて来てくださいということ。こちらは待ち時間が少し短そうだ。マリー、次男、私と3人で駆けつける。

こちらは古い病院だが、無料のコーヒーなどの飲み物が置いてある
すぐに膀胱の触診があったが、おしっこはたまっていない、大丈夫。診察まで少し待ってくださいと言われる。そして2時間。診察は夜11時10分に始まった。

また病院に連れて来られたタイタンは、キャリーから出たいので
必死で頭突きを続ける

今日の獣医さんは柔らかな態度と声で診察し、待ち時間が長かったことを何度も謝罪してくれたり、と本当に好感が持てる。

タイタンの状態の原因は4つ考えられる。
  1. 泌尿器症候群
  2. 尿石症
  3. 下部尿路疾患
  4. ウィルス性感染症
先生の話では、確実ではないけどウィルス感染症じゃないかな、ということ。救急に行った時点のタイタンの熱は104度(40度)あったので、多分入院のストレスから熱も高くなるのでしょう。それについてはストレス緩和のための薬を処方します。入院させて様子を見るのもいいけど、猫にとっても負担だし。それに、あなたたちも猫の入院でかなりお金を使ったでしょう?お金の節約にもなるし、今日は尿検査だけして自宅に連れて帰ってもいいですよ、ということだ。

終始感じのいい先生で、信頼できるなと感じた。それに次男とマリーの懐具合のことも考えてくれるなんて、ヤレヤレ今日の診察は安くすみそうだ、とホッとする。この病院に変えよう、と3人で話しながら受付で請求書をもらった。


ヤレヤレ詐欺

4 件のコメント:

  1. タイタン君、やはりお家に帰ってきた方がリラックスできて、ちょっとは食欲も戻ってきて本当に良かったですね。
    はっきり原因もつかめないまま数千ドルなんて、こちらの動物病院にありがちですよね。
    そういう時は、やっぱり転院してセカンドオピニオンをもらうのも良いかもしれませんね〜

    しかし尿検査とお薬とエマージェンシーの診察で500ドルオーバーとは。やはりそんな感じになってしまいますよね。
    ここは、もしかしてpotrero hillのエマージェンシーですか?なんとなく似てるなと。

    とにかく1日も早くタイタン君が快方に向かいますように祈っています!

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    1. にゃごさん、
      ありがとうございます!
      はい、タイタンは家に戻ってきてリラックスできたのは良かったんですが、お水を全く飲まないんです!今日はまだ昨日の点滴で脱水症状にはなってないはずなんですが。今アマゾンでシリンジと噴水自動給水器を注文しました。
      これで腎臓病なんかになったら、大変。破産ですよね!

      病院がある地域の名前はわからないんですが、18thとAlabama Stの角にあるVCAです。いらしたことがありますか?ちょっと古い病院ですが、落ち着く雰囲気で良かったです。

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  2. もともとニャンコはお水をあまり飲まないので、すぐどうこうということは無いと思いますけれど、やっぱり心配になっちゃいますよね。

    あ〜〜〜やっぱり、アラバマのとこのでしたか。どうも見覚えのある院内の写真だと思いました。
    我が家にとっては2度と足を踏み入れたくない場所です。泣   
    ええ。例の3日で6千ドルのところです。笑 

    このエマージェンシーの斜め前は、お気に入りのTartine Manufactoryのカフェがあるんですけど
    この病院の建物がどうしても目に入るのでカフェもなかなか行けません 笑

    タイタン君がこれ以上長引きませんように!しかしサンフランシスコではなかなか信頼できる獣医さんが見つからず本当に猫飼いとしては不安です。良心的な獣医さん、どこかにおられないのでしょうかねぇ....

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    1. にゃごさん、
      そうなんです。猫は腎臓の疾病が多いということで、気を使いますね。夜間の救急の15%がおしっこが出ない、という理由だとか。特に雄猫は怖い。

      6千ドルってもう一生のトラウマになりますね。私も自分のお金ではないといえ、次男たちが毎日大きな支払いをしている姿を見るだけで、ものすごいストレスを感じます。もうアメリカの医療機関は信じられません。とにかくこれから先いくらかかるんだろう、とそればかり考えてしまいます。

      Tartineカフェ有名ですね。斜め前にあるんだなあ、と思いました。一度行ってみたいと思いながら、まだ果たせていないところです。でも、これからTartineって聞いたら$$$と直結するかも。

      にゃごさんは現在進行形でサンフランシスコにお住まいなんですね。お互いにいい獣医さんを見つけたら知らせ合いましょうね。ありがとうございます!

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