2017年5月2日火曜日

閑話休題 じじの名前

2週間ぶりにサンフランシスコに来ている。2月末に日本に発った日から次男とマリーの夕食を作っていない。つまり二人は野菜を食べていないだろうから野菜料理を食べさせよう、と来た(過保護なおかつ余計なお世話)。だがやはり自分の家ではないから落ち着かない。来るとサンノゼに帰りたくなる。

SFジャイアンツの試合を観に行っていた二人
マリーの帽子を届けてくれないと言われてフェンス越しに届けて来た
朝はひざまずいてマリーに靴を履かせてあげる次男であった

今は猫が2匹いるのが楽しいけど、8月になるとこれに赤ん坊が増える。やれやれ。とにかく健康な子が生まれてくれればそれ以上望まない。次男とマリーは赤ん坊の性別を知らない。人生何度サプライズがあるか、と考えてみたがそんなにあるものではない。赤ん坊は大きなサプライズの一つ。だから、生まれるその瞬間まで楽しみにしたい、ということ。

マリーの体重増加は24週現在12キロ
妻のお腹が膨らんでいく期間、
次男も成長記録?として顎ヒゲを伸ばすのだそう

次男とマリーには言わないが、実は私は男の子が生まれるといいなあ、となんとなく思っていた。健康でありさえすれば、なんて言いながらも心の奥底ではこういう気持ちも少しはあるらしい。すると昨夜、二人が子供の名前をほぼ決めているんだけど聞きたい?と言う。

女の子だとマリー母の母、つまりマリー祖母の名前にしたい。男の子だと次男母(つまり私ですよね)の父、つまり去年亡くなった父の名前をつける、と言う。

赤ん坊のために買ったオモチャ類だとか
プラスチックは敬遠している、という
典型的なサンフランシスコ住民の二人(主に次男)

二人が父の存在をそんな形で遺してくれようとしてくれるのは嬉しい。が、正直困る。次男の苗字は私の旧姓と同じ。つまり生まれて来る子は父と同姓同名になるわけだ。いや、困る。めちゃくちゃ困る。父の名前をこれから生まれてくる子供に呼びかける?無理だ。

最初はベビーベッドではなく、この中に入れて寝させるそうだ
この方が新生児は落ち着くと読んだ、と日々リサーチする次男が言う

だから、おじいちゃんのことを考えてくれてありがとう、でも同姓同名っていうよりはちょっと変えたら?と提案した。すると次男が言う。

実はおじいちゃんの名前には、自分がいつか子供を持ったらつけたいなあと昔から思っていた名前ヒロが入っているんだ、と。それはローマ字にするとHiroという4文字で、大好きな響きなのだとか。ただヒロではアメリカではヒーローと聞こえるから、学校でからかわれる可能性もある。だからおじいちゃんの名前をつけて、普段はヒロと呼ぶのはどうだろう。

ふ〜む。なるほど。


ベビーハイチェアはこれにしたいのだとか
確かに長年使えそうなのは良いが・・・

でもねえ。
上写真一番右の男性がこんな顔に見え始めた

2 件のコメント:

  1. 優しくて思いやりのある次男さんですね。
    自分の時代と比べるのはあまりに古いかもしれませんが、娘を背負って家事をしたころを思い出しました。
    おんぶ紐で胸の形がもろにでる、今考えれば恥ずかしいです。
    無事に元気な赤ちゃんが生まれます様に。

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    1. michikoさん、

      ありがとうございます。うちは家族の中ではお互いへの思いが深いのですが、同じように外の人に向けても優しく思いやりを持ってほしいですよね(私自身も含めて)。
      おんぶ紐って本当にいいアイデアですよね。赤ちゃんが安心していられるし、親も家事ができるし。まだ日本にあるなら買ってこようかしら^^;
      赤ちゃんは今25週なので白菜の大きさだそうです。

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