2016年6月19日日曜日

シャツを脱ぐ父

朝9時にホームに行くと、二人のスタッフが父の横で、父が無理やり脱いでしまったシャツをもう一度着せようとして困っていた。なにしろ父はものすごい力で抵抗するのだ。これだけ力があるならまだ大丈夫だろう。

父がシャツを脱ぐのは、何かしらじっとしていられない辛さがあるからなのだろう。ずっと同じ体位をしていることはしんどいものだ。しばらくして落ち着いたところでシャツを着せて見守る。父が落ち着いた頃ホームを出て、食料調達。

息は穏やかだ

そして午後1時にUターン。父は朝より落ち着いている様子だったが、時々目を覚まして辛そうにしている。介護マネージャーから廊下に出て少しお話ししていいですか?と言われる。父が辛そうに見えることを相談すると、息遣いが穏やかなので辛くはないと思う。痛みなどもないはずということ。

ただ高齢なのでいつ突然息を引き取るかわからない、ということだ。今晩は父の横で泊まり込むことにした。姉と一緒に父の体位変換をしてあげたり、目を清浄綿で拭いたり、口を湿らせてあげたり、と少しでも父が楽にならないだろうかとやってみたが、父は時々目を開けてシャツを脱ごうとする。

横に向けると父はいやがる

田端義男の音楽をかけてブラシで髪をといてあげた。父が穏やかになったところで、一旦帰り父の旅立ちの洋服を用意することにした。介護マネージャーさんに、父がホームを出る時は皆で見送ります、と言われて今日8リットル目ぐらいの涙が出る。

父に聞こえているかどうかはわからないが
CDをかける
とにかく痛みや苦しみがなく、穏やかに旅立ってほしい。