その上母のことを書くのはやはり苦しいことで、当時のことなどを調べていると気分がかなり落ち込んでしまう。だから、今日は少し休憩。
久しぶりに父のホームでのわいわい広場に行ってきた。父のホームでは数々の行事があり、かなり充実していると思う。囲碁教室や色鉛筆教室など、参加すれば楽しいだろうに、父は最初数回行っただけですぐ行かなくなった。
行事は盛りだくさんなのに、父は参加しようとしない |
父のいる棟 |
リハビリももっとしてほしいのだが、やはり気力が段々なくなってくるようで、今は部屋からほとんど出ずにいつも寝ている。
リハビリの先生も本当に親切だ |
わいわい広場では歌ったりすることで少しドーパミンが出ているようだが、先生の指示に従うのはとてもむずかしいようだ。アルツハイマー患者は空間認知機能が衰えるので、例えば患者の目の前で影絵のキツネを手で形作り、同じものを作ってください、と言ってもできない。だから、わいわい広場でも、先生が両手を使ってトントントンなどと簡単な動きを指示しても、父はそれについていくことができない。
今日は参加者が10人もいなかった |
それでも少し元気が出たのか、昨日はいやがった年賀状を今日は書くことができた。昔からの友人4人に書いただけだが、微妙に書いている文が違うのがおかしい。
去年が最後だと思ったのに |
人によって文面が違う 『数々の思い出をありがとうございました。』 『あたたかい思い出をありがとうございました。』 これが最後の年賀状なんだろうなあ、と思う |
アプが待っていた |
これから父の症状がどう進行していくかわからないのに、こんなやわなことではいけない、と自分でも思う。
でも、今日はこんなものにも慰めを感じてしまう。
わいわい広場でひかせてもらったおみくじ |