2015年11月11日水曜日

ケータリング 後編

雨が降る季節になり朝晩が寒い。



11月終わりの結婚式は雨が降る寒い日かもしれない、ということがピンと来ていなかった。

雨を想像することもできなかった今年の干ばつ



朝9時にケータリング業者Mさんが来て我が家を見て回る。



はい、この家の方が田舎家風披露宴にぴったりです、とお墨付きをもらった。



泣いても笑っても、披露宴は我が家ですることに決定したわけだ。



まず、玄関を入ってすぐ左側にある書斎は寿司ステーションになる。

左が書斎
ここが寿司ステーション



5段階段を降りてリビングルーム。



ここに次男とマリーのスイートハートテーブルと、長いファームハウステーブルが二つ置かれる。一つにそれぞれ12人が座る。


やっと片付いたリビングルームでボール遊びをする二人



実はこの状態にするのに、昨夜は10時まで片付けていた。



次男とマリーもやっとお尻に火がついて食品、化粧品や洋服を片付ける。

すぐへこたれて休憩する二人



だが、一番大変だったのは190センチのグランドピアノだ。



これをリビングルームに置いておくわけにはいかない。



テーブル3つを置くスペースがないからだ。



次男、マリー、夫、そして私の4人でリビングルームからキッチンに動かしたのだが、ピアノの横幅は155センチ。



廊下は158センチ幅だ。

ピアノと壁の間は指一本入るだけの隙間だった
やっと廊下を突破した瞬間



キルトで包んで慎重に慎重に動かす。



キッチンに収まった時は嬉しかった。



結婚式が終わる日まではキッチンにグランドピアノがあることになる。

これから3週間この状態

Mさんによると、キッチンで調理をし、ファミリールームにビュッフェテーブルを置く。



ゲストが座ったりできるように、ソファは二つぐらいある方がいいと思うということ。



そして、キッチンで調理をしている間、ゲストにジロジロ見られるのは気が散るので、衝立があればいいのですが、だそうだ。



だから、衝立も注文しないといけない。



それも田舎家風の。



話し合いが終わったあと、次男を職場に連れて行った。



いつも車で二人っきりの時は、次男の本音が聞けるチャンス。



今職場で週60時間働いてほしい、と言われていて一番忙しい時なので、ストレスレベルがかなり高いそうだ。



そんな時、結婚式をするガーデンの飾り付け、注文、細かい計画、業者との毎日の電話連絡などなどあまりにもすることが多くて、結婚式が終わるのが待ちきれない、ということ。





今日の雲は美しかったが9時半から10時半の渋滞のすごいこと



そもそも地味婚をする予定だったのに、どんどん費用がかさんでいっている。



大きな負債をかかえた結婚生活が始まるのに、なんで?とやはり思ってしまう。




いやいや、我が子も自立したもんだ、立派なもんだ、と素直に喜ぶべきなのだろう。



次男が自分で払うつもりなら、払えばいいのだ。



親は口出しをするべきではない。



それに我が家でする披露宴にもポジティブな面はある。


お色直しできるかも・・・